品質保証を実現する設計部課長のマネジメント

市場の短納期と低価格要求に応えながら、クレームの削減と予防を確実にする


★ 設計部課長に必要なマネジメントの具体的内容とやり方を指導!!


講師


伊豫部技術士事務所 所長 伊豫部 将三 氏
技術士(機械部門)
設計力向上委員会代表

【講師紹介】
 富士重工業(株)生産技術部門へ17年間勤務後,1974年(昭和49年)伊豫部技術士事務所を開設,工場生産合理化・IE改善業務,技術開発・製品設計部門・生産技術部門改善等のコンサルタントとして海外企業の指導経験も豊富。現在まで機械・電機製品メーカをはじめ150社以上の技術部門で技術系社員教育や設計業務改善支援に従事し,現在も現役として活躍中。
 主な著書に「組立・ハンドリング自動化実例図集」,「品質機能展開(QFD)表事例集」(新技術開発センター刊),「設計の経験則101」,「設計者の心得と実務101」,「設計のマネジメント101」,「設計の基本仕様51」,「設計の故障解析51」,「設計の凡ミス退治101」,「設計のムダ退治101」など多数。これら著書をテキストとする社員教育とセミナー参加者は3万人を超える。


受講料


42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)


受講のおすすめ


 今まで開発・設計不具合に起因するクレーム等の品質問題は,従来の起きてから対処すれば良いと言う考え方に基づく出口管理方式で開発や設計へ取り組んでいる結果から生じているもので,クレームを未然に防止する入口管理方式へ考え方を早急に切り替える必要があります。
 出口管理方式とは担当者を先ず決め開発または設計仕様案と計画図または構想図案をまとめさせてからDR会で点検し問題点を指摘して手戻り,手直しに当たらせる。開発や新規基本設計案をまとめさせてから問題点を指摘して手戻り,手直しに当たらせる。詳細設計案をまとめさせてから問題点を指摘して手戻り,手直しに当たらせる。出図用図面をまとめさせてから検図で問題点を指摘して手戻り,手直しに当たらせる。新規開発部分の技術検証でも検証結果を見てから問題点を指摘して手戻り,やり直しに当たらせる。何れも後から問題点を指摘して手戻り,手直し,やり直しを繰り返す取り組み方法です。そのため何時も日程と時間に追われ,クレーム予防の充分な対策ができないまま製造と出荷を繰り返し,品質問題多発繰返しに至るものです。
 入口管理とはDR会が指導的役割を果たし,着手テーマで確保,達成させなければならない要求機能,性能,特性,設計条件の仕様と計画または構想の骨格と取り組み法を担当者へ指導する。開発法と技術検証法を事前指導する。組立図,出図用図面作成前に品質確保上の注意点を事前指導する。技術検証実施法の事前指導では特に加速試験法を取り入れ耐久試験過程の中で故障前兆候と故障に至る現象の把握方法を事前指導する。
 管理者に必要なマネジメントとは,前記問題点の他に市場で競争力のある商品・製品を企画・開発・設計できる仕組み,品質を向上する仕組み,納期を短縮する仕組み,コストを安くする仕組み,効率と生産性を高める仕組みを企業と時代の要求に合わせて構築し,運用し,より改良を継続することが,求められる主な役割です。
 今回のセミナーでは,講師のコンサルタントとしての指導体験から,売れる商品企画・開発・設計の仕組み,品質向上の仕組み,納期短縮の仕組み,コスト低減の仕組み,業務効率・生産性向上の仕組み構築法を具体的に分かり易く解説・指導致します。
是非,ご受講下さい。



セミナープログラム


1.部課長幹部に必要なマネジメントの原則とポイント
(1)マネジメントとは,時代要求に合った必要な開発・設計の仕組みを創ること
(2)創った仕組みを成果がでる様きちんと運用すること
(3)仕組みを継続して更により改良すること

2.競争力のある商品企画・開発・設計を進める仕組み構築法
(1)商品企画を効率良く立案する仕組みとステップ
(2)開発を効率良く進める仕組みとステップ
(3)設計を効率良く進める仕組みとステップ

3.品質を向上する設計の仕組み構築法
(1)基本仕様を効率良くまとめる仕組みとステップ
(2)途中点検(設計審査・検図)を効率良く進める仕組みとステップ
(3)後戻り業務をなくす仕組みとステップ

4.納期をより短縮する設計を進める仕組み構築法
(1)見積りと大日程表を効率良くまとめる仕組みとステップ
(2)日程遅れを防止する日程表作成の仕組みとステップ
(3)遅延回復対策を効率良く行なう仕組みとステップ

5.コストをより安く設計する仕組み構築法
(1)商品コストを安く設計する仕組みとステップ
(2)開発・設計所要コストを安くする仕組みとステップ
(3)市販規格品を効率的に活用する仕組みとステップ

6.業務効率・生産性を高める設計の仕組み構築法
(1)標準化を時間節約へ役立てる仕組みとステップ
(2)外注補助者・協力者を効果的に活用する仕組みとステップ
(3)機械(コンピュータ)を有効に活用する仕組みとステップ

7.短期戦力化を進める教育の仕組み構築法
(1)経験がないテーマへ着手する開発法修得の仕組みとステップ
(2)蓄積ノウハウを短期習熟する仕組みとステップ
(3)上司・先輩指導負担を軽減する仕組みとステップ

8.業務評価の仕組み構築法の原則と運用のポイント
(1)業績評価の仕組みとステップ
(2)部下自己啓発目標管理の仕組みとステップ
(3)後継者育成の仕組みとステップ

◎ 質疑応答およびコンサルテーション

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

42,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】新技術開発センター

【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅

主催者

キーワード

技術マネジメント総合   品質マネジメント総合   組織戦略

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