どうする、どうなる、次世代のケーブルテレビ

～事業者、エンドユーザー調査から紐解く次なる事業戦略の方向性を議論する～

【セミナープログラム】

約６０年前に地上放送の再放送から発足したケーブルテレビは、現在では、地域に密着した、放送・固定ブロードバンド・固定電話のトリプルプレイサービスに加え、モバイルサービスなどを提供する地域の総合情報メディアとして発展してきました。しかし、ケーブルテレビ業界を巡る事業環境については、エンドユーザーの目と耳を巡る競争が、今後ますます進展していく他、少子高齢化の影響など決して平坦ではないことが予想されます。
本講演では、こうした背景を踏まえて、全国のケーブルテレビ事業者様にご協力戴いて毎年実施しているアンケート調査の最新データを元に、ケーブルテレビ業界の最新動向、経営状況の分析等の他、一般消費者に対して実施したアンケートをもとに、エンドユーザーはケーブルテレビに対して何を思うのかを展望し、次なる事業戦略の一助にしていただきたく活発な議論をしたいと思います。

１．ケーブルテレビ事業者の主要事業の動向
　（１）事業の概況
　（２）放送事業の動向
　（３）インターネット事業の動向
　（４）ＭＶＮＯ事業の動向
　（５）経営上の課題・その他
２．エンドユーザーはケーブルテレビに何を思うのか
　（１）エンドユーザー・アンケートの概要
　（２）テレビ・メディアに対してエンドユーザーは何を思うのか
　（３）ケーブルテレビの主要サービスに対してエンドユーザーは何を思うのか
　（４）放送サービスの高度化に対してエンドユーザーは何を思うのか
　（５）放送外新サービス導入に対してエンドユーザーは何を思うのか
３．ディスカッション／名刺交換

【講師】

柴田　茂輝（しばた　しげき） 氏 : 株式会社日本政策投資銀行　産業調査部　課長

株式会社日本政策投資銀行産業調査部課長。プロジェクトファイナンス部等で主にＰＦＩやインフラ向けのストラクチャードファイナンスを担当後、住友商事（株）出向、航空セクター等への投融資担当を経て、２０１４年より現職。

【受講料】

１名につき　１０，８００円（税込）