衝撃破壊・現象の基礎と耐衝撃試験およびカメラ解析


【衝撃工学入門】
材料・構造物の耐衝撃性向上・衝撃破壊対策に役立つ!


★ 衝撃による特有の破壊現象について学んでみませんか?

★ 衝撃による破壊や耐衝撃性を改善するために、原因を追究するために、衝撃工学の世界へ一歩踏み出していただくためのセミナーです。衝撃・破壊試験時に役立つ高速度カメラについても紹介します。



講師


【第1部】
公立諏訪東京理科大学 工学部 機械電気工学科 教授 工学博士 板橋 正章 氏

【専門】
衝撃工学
 1989年東京理科大学大学院理工学研究科博士後期課程機械工学専攻修了.東京理科大学基礎工学部材料工学科を経て,2006年から諏訪東京理科大学システム工学部機械システムデザイン工学科に勤務.2011年より機械システム工学科(名称変更)教授. 2014年より工学部機械工学科(名称変更)教授.2016~2017年日本材料学会衝撃部門委員会委員長.
 固体材料の高速引張り力学特性を研究し,高速引張り試験方法の高精度化についても取り組み続けている.



【第2部】
 (株)フォトロン 鈴木 祐介 氏

【専門】高速度カメラ
 2003年 株式会社フォトロン入社、高速度カメラの販売に携わる


受講料


48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額 の24,300円)】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


プログラム


【第1部】 10:30~14:20(途中昼食休憩を挟む)
衝撃現象・破壊の基礎と耐衝撃性の評価・試験法

≪趣旨≫
 衝撃工学という分野の敷居が高く見えるのは,大学の時間割でもこのような科目名がポピュラーではないことをはじめとして,応力が波動として伝ぱすることによる準静的負荷では見られない破壊モードが観察されること,材料の応力―ひずみ曲線の形状が変わってしまうことによる.波動伝ぱについてはいくつかの実例を紹介する.応力―ひずみ曲線の速度による形状変化については過去に取得した実験結果をできるだけ多く紹介し,その程度を感覚的につかんでもらいたい. 
<耐衝撃性の改善は製品差別化の手法の一つです.材料や製品ごとに経験の積み上げが必要な世界の話をしましょう.> 
 
≪プログラム≫
1.衝撃工学とは何か
 1.1 衝撃特有の破壊モード
  1.1.1 波動であるという前提
  1.1.2 重ね合わせの原理が決め手
 1.2 応力―ひずみ曲線の形状変化(ひずみ速度効果)
  1.2.1 ひずみ速度の定義
  1.2.2 鉄鋼の場合
  1.2.3 アルミニウム合金
  1.2.4 プラスチック
  1.2.5 複合材料

2.衝撃破壊
 2.1 応力波の種類
 2.2 特有の破壊モード

3.計算力学との距離感
 3.1 実験事実に基づく基礎的な構成方程式
 3.2 材料定数を決めるだけの構成方程式
 3.3 時間も要素も細かく,最適な座標系と時間積分法の選択

4.高速材料試験方法
 4.1 どうして一般的な材料試験機の高速化で対応できないのか?
 4.2 オリジナルのスプリット・ホプキンソン棒法
 4.3 引張り型のスプリット・ホプキンソン棒法
 4.4 ワンバー法
 4.5 実験方法の違いによる実験データ互換性の問題

5.高速引張り試験機によって得られた知見

6.今後,衝撃工学を学ぶには

 □質疑応答・名刺交換□

[キーワード]スポール破壊,バリスティック・リミット,ひずみ速度効果,スプリット・ホプキンソン棒法,ワンバー法,高速延性・高速ぜい性高速撮影,レンズ,照明,トリガ方式,高速材料試験,衝撃波  



【第2部】 14:30~15:30
衝撃・破壊現象の高速度カメラによる観察・解析のテクニック

≪趣旨≫
 高速度カメラに馴染みのない方々にも、高速度カメラで何がどこまでできるのかを学んで頂けるよう、高速度カメラの基本的な特性を解説し、高速度カメラを使った観察・検証を行う際に役立つ注意点と、最新の技術について紹介する。 
 
≪プログラム≫
1.高速度カメラの仕組みと機能
 1.1 なぜスローモーションでみることができるのか
 1.2 各種機能・パラメータの選び方と撮影への影響

2.撮影時に役立つ光学系・照明の知識
 2.1 最適な焦点距離の決め方
 2.2 特殊なレンズの種類と使用時の注意点
 2.3 絞り機能の使い方
 2.4 照明が観察に与える影響

3.高速度カメラによる波形同期撮影法

4.高速度カメラによる動画解析法

5.衝撃・破壊試験の使用事例
 5.1 引張試験
 5.2 破壊試験
 5.3 衝撃波
 5.4 落下試験

6.その他の使用事例

7.最新の技術紹介

 □質疑応答・名刺交換□

[キーワード]高速度カメラ、可視化、観察


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

48,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

機械技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

48,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

機械技術

関連記事

もっと見る