ケモインフォマティクス入門〜分子設計・材料設計・プロセス管理のためのデータ駆動型化学〜

ケモインフォマティクスの基礎・必要な環境から、
データ解析・整理、モデル化法、
種々の事例や少ないデータから目的物性を達成する方法まで詳解

得られた/蓄積されたデータを、材料開発や生産プロセス・品質管理に有効活用!

セミナー講師

東京大学 工学系研究科 化学システム工学専攻 教授 船津 公人 先生
ご略歴:
昭和53年 九州大学理学部化学科卒業
昭和55年 九州大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了
昭和58年 九州大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了 理学博士
昭和59年 豊橋技術科学大学工学部物質工学系助手
昭和63年 同上 知識情報工学系助手
平成4年  同上 助教授
平成16年〜 東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻教授
現在に至る
平成23年 ストラスブール大学招聘教授
平成29年 奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター 研究ディレクター
■ご専門および得意な分野・研究:
データ駆動型化学、ケモインフォマティックス利用による、分子・薬物設計、材料設計(プロセス条件も含む)、構造解析、合成経路設計、化学プラントなどを対象とした監視と制御のためのソフトセンサー開発
■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本化学会ケモインフォマティクス化学部会、アメリカ化学会、日本コンピュータ化学会

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

セミナー趣旨

 第4の科学であるデータ集約型研究・開発に期待が高まっている。目的物性・特性を持つ新規分子・材料開発である「何を作るか」から、それを「どう作るか」、そしてそれを安定した品質で生産するための生産制御に関わる課題に迅速かつ効果的に対応するには、多くのデータ、情報の積極的活用が不可欠となってきた。その事例を紹介しつつ、データ駆動型化学の持つ意義と今後を議論したい。

受講対象・レベル

・化学情報をどのように分子設計や材料設計に活用すれば良いかと考えている方。
・今後の研究開発戦略にデータ駆動型研究を生かそうと考えている方
・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

必要な予備知識

・この分野にご関心のある方であればどなたでも結構です。
・少しデータ解析を経験された方で、大学学部程度の化学の知識があれば更に理解が進みます。

習得できる知識

・化学データの解析法についての基礎知識
・分子設計・材料設計におけるデータの整理とモデル化法
・化学プラントの監視のための情報処理法

セミナープログラム

1.ケモインフォマティクスとは
 1)データのモデル化法について
 2)モデルの逆解析について

2.分子設計の事例紹介
 1)医薬品分子設計
  a)化学空間の可視化による構造探索
  b)タンパクと化合物の相互作用空間の可視化と構造探索

3.ポリマーアロイを題材とした有機材料の設計
 1)輝度向上性フィルムの成分組成とプロセス条件の最適化

4.触媒設計についての事例紹介
5.無機材料について

 1)無機材料物性予測
 2)結晶系予測
 3)半導体解析状態解析

6.ケモインフォマティクスを進めるにあたっての環境、データフォーマット、ツールについて
7.ソフトセンサー

 1)化学プラントの監視のためのソフトセンサー
  a)ソフトセンサーの構築法
  b)ソフトセンサーの劣化
  c)適応型ソフトセンサーの開発
 2)ソフトセンサーを用いた制御

8.プロセス・インフォマティクス
  材料設計・プロセス設計・品質管理と制御の連動

9.少ない実験データから出発して目的物性を達成するには

<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>