以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
■ 光重合開始剤、光増感剤の種類と特徴
■ 各種硬化条件での光重合開始剤、増感剤の正しい選定
■ 硬化阻害要因への対策
★ 硬化の過程、最終塗膜特性に大きな影響を及ぼす光重合開始剤の知識・実用技術を解説
★ 内部・陰部の硬化、熱の影響、モノマーとの相性、酸素阻害の改善法・・・
★ 着色・黄変、臭気、揮発性、溶解性に着目した光重合開始剤の最適選定
★ 最適な開始剤の選択と扱い方と効果的な使用のための総合知識
★ どの開始剤・増感剤を選べばいいのか、どんな反応が起こるのか
セミナー講師
BASFジャパン(株) エレクトロニックマテリアルズ
ディスプレイマテリアルズ アプリケーションラボ シニアマネージャー 倉 久稔 氏
【業務内容】 電子材料向け光重合開始剤の開発
【略歴】
1988年4月 日本チバガイギー(株)入社
(チバスペシャルティケミカルズ、チバジャパン)
新素材、電子材料向け機能性添加剤の研究開発に従事
2010年3月 BASFジャパン(株)入社(会社買収により転籍)
電子材料向け機能性添加剤および色材の研究開発に従事
受講料
43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で43,200円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額21,600円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
得られる知識
・光硬化技術の基礎
・光重合開始剤、増感剤の種類と特徴
・各種硬化条件での光重合開始剤、増感剤の正しい選定の仕方
・硬化阻害要因への対策
セミナー趣旨
光重合開始剤は光硬化において硬化過程や最終塗膜の特性に大きな影響を与えます。本講座では、光重合開始剤の種類と特徴について概説します。また、各種硬化条件での光重合開始剤の適切な選定および使用方法、光硬化において問題となる硬化阻害要因とその対処法や光重合開始剤に起因する光硬化以外の問題点についても詳しく紹介します。
セミナー講演内容
1.光重合開始剤を用いた光硬化技術
1.1 はじめに 光硬化とは
1.2 光硬化の用途
1.3 光硬化に使用する光の波長と露光光源
1.4 感光性組成物
1.5 光硬化過程と光重合開始剤の光反応過程
1.6 ラジカル重合とカチオン重合
1.7 光硬化特性を決定する因子
2.光重合開始剤の種類、特性および反応メカニズム
2.1 光重合開始剤の分類
2.2 ラジカル型重合開始剤
- アセトフェノンの光反応機構
- 代表的なアセトフェノン型光重合開始剤の種類と特徴
- ベンジルジメチルケタール
- α-ヒドロキシケトン
- α-アミノシケトン
- アセトフェノン型光重合開始剤の光増感反応の利用と増感剤の選定
- 他の単分子開裂型光重合開始剤の種類と特徴
- アシルフォスフィンオキサイド
- オキシムエステル
- チタノセン
- 分子内水素引抜型光重合開始剤の特徴
- 分子間水素引抜型光重合開始剤の特徴
- 分子間電子移動型光重合開始剤の特徴
2.3 カチオン型硬化開始剤
- オニウム塩型光カチオン重合開始剤の種類と特徴
- オニウム塩型光カチオン重合開始剤の光反応機構
- オニウム塩型光カチオン重合開始剤の特徴
- オニウム塩型光カチオン重合開始剤の対アニオンの影響
- オニウム塩の光増感反応の利用と増感剤の選定
3.光重合開始剤の最適使用法
3.1 光硬化阻害因子と光重合開始剤の最適選定及び最適使用
- 内部硬化性 - 色材含有系および厚膜の光硬化
- 表面硬化性 - 酸素阻害の改善法
- 陰部の光硬化
3.2 2次特性に着目した光重合開始剤の最適選定
- 着色(黄変)
- 臭気、揮発性
- 溶解性
4.まとめ
□ 質疑応答 □
※ BASF社が売却した製品については技術的なご説明にとどまります。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
43,200円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
東京都
【大田区】大田区産業プラザ(PiO)
【京急】京急蒲田駅
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
43,200円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
東京都
【大田区】大田区産業プラザ(PiO)
【京急】京急蒲田駅
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
リフレーミングとは、メンタルモデルを変え、新しい視点や理解を生む
清掃でメンタルモデルを変えると、職場清掃が意識改革と生産性向上をもたらします。清掃時間を通じたリフレーミングと、メンタルモデル変革を目... -
ビジネスの機械学習因果推論という武器:データ分析講座(その324)
ビジネス活動において、データによる因果推論の重要性は高まっています。データによる因果推論は、データと分析に基づいた客観的な意思決定を促... -
振動発電デバイスの特徴と原理、各方式の利点・制約、用途を解説
振動発電デバイスには、圧電方式、静電方式、電磁方式、磁歪方式という4つの主要な方式があります。これらの方式は、振動エネルギーを電気エネ... -
オイラーの公式、構造因子 体心立方格子:金属材料基礎講座(その133)
【目次】 1. オイラーの公式 構造因子の中のeπiは元々オイラーの公式として三角関数と虚数iの形で式(1)のように表されま...