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【当講座は2020年4月8日に開催予定であったセミナーのオンライン開催です。】
混合・伝熱などの基礎から、事例や国内外最新動向、
トピックスであるフローケミストリーへの適用まで!
充実の解説とQ&Aで毎回大好評!京大 前教授の講座
ビジネス視点も交えて徹底解説
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Zoomとの同時受講はできません。
セミナー趣旨
2000年前後から研究開発が行われてきたマイクロ化学技術も15年程度たって、いくつかの生産プロセスから高機能ヒット商品が上市されるに至っている。
本セミナーでは、マイクロリアクター利用で最も重要な混合、伝熱に関して、その基礎を講述し、粒子設計、反応厳密操作などへの具体的事例を紹介する。また、世界におけるこれまでの開発事例を紹介し、フローケミストリーへの展開へのポイントや、自動合成、AI利用合成の最近の動向も紹介する。さらに、ビジネスの視点も加味して、IoT利用技術の可能性など、マイクロリアクター利用の今後の展望について述べる。最後に参加者と議論する時間を設け、マイクロリアクター利用に対する疑問に対して、議論を通じて理解を深めるようにする。
受講対象・レベル
興味を持たれている初心者〜実際に利用してみて課題を抱えている方、今後の化学技術ビジネスを企画されている方
必要な予備知識
特に必要ありません。
習得できる知識
・マイクロリアクター利用の論理
・マイクロリアクターの有用な使い方(質疑応答を通じて具体的に習得)
・フローケミストリーへの適用方法(自動迅速合成、AI利用合成ルート設計)
・世界のマイクロリアクター実用化の状況
・化学産業の今後のトレンドと必要な要素
・Q&Aに時間を設け、より具体的な疑問を解決
など
セミナープログラム
1.マイクロリアクターとは
1)これからの生産技術に求められること
2)マイクロへスケールダウンによる輸送特性変化から見た期待できる効果
3)マイクロ空間で期待できる効果
4)生産用マイクロデバイス概観
2.マイクロ空間での混合、熱交換、物質移動操作の基本原理
1)マイクロ混合の論理とそれに基づく操作
−数ミリ秒〜数十ミリ秒での完全混合
2)マイクロ空間での伝熱の特徴と伝熱デバイス設計
−10000℃/sの昇温特性、伝熱係数が従来の50倍に
3)界面制御による高効率操作
−壁との相互作用(運動エネルギー)を利用して混合、物質移動促進
4)マイクロ流体セグメント概念に基づく厳密操作
3.マイクロリアクターによるプロセスオリエンティッド合成・製造:
フローケミストリーへの適用のポイントは?
1)各種有機合成(素反応制御)の高度化、高効率化
−素反応の最適条件(温度、滞留時間)を結合した最適スキームで高収率・高選択率達成
2)過酷な条件での安全反応操作
−着火しても火炎が伝播しない本質安全流路で爆発性物質を過酷条件で容易にハンドリング
3)高分子の厳密合成
−発熱完全制御、ドーマントなしでのリビング的重合
4)エマルション製造
−大液滴の均一製造からマイクロ/ナノエマルションの高効率製造まで
5)核生成、粒子成長独立制御によるナノ粒子の厳密設計
−単分散ナノ粒子の粒径厳密制御から晶癖制御まで
6)自動合成への試み
−創薬、合成を全自動で迅速に。AIを利用した新合成ルート探索
4.生産プロセス化の現況と将来展望
1)適用分野
2)国内外での開発の動向と実用化例(医薬品、各種機能製品、水素製造など)
5.マイクロリアクター技術利用の将来展望
1)マイクロが抱える課題とその解決法について
−固体ハンドリング、コンパクト分離技術など
2)今後の化学技術の方向性とそのコア技術としてのマイクロプラント
−IoT利用を視野に入れたモジュール生産方式、
モバイルプラント、ビジネスモデル、バイオ技術との融合
6.マイクロリアクター利用する際のQ&A
−受講者からの質問、疑問に対して、詳細に追加資料の提示も含め説明
■ご講演中のキーワード:
マイクロリアクター、マイクロミキサー、フローケミストリー、医薬品合成、ナノ粒子、高分子合成、省エネルギー、モジュール装置、IoT化学ビジネス
セミナー講師
京都大学 工学研究科 化学工学専攻 教授 前 一廣 先生
■ご略歴:
昭和57年京都大学大学院工学研究科化学工学専攻修士課程修了後、株式会社神戸製鋼所化学技術研究所勤務
昭和61年に京都大学工学部助手に任官、平成6年に助教授、平成13年に教授に昇任、現在に至る
■ご専門および得意な分野・研究:
マイクロ反応工学、環境プロセス工学、バイオマス転換工学
■本テーマ関連学協会でのご活動:
・化学工学会会長(H26,27年度)
・化学工学会元庶務理事
・同学会反応工学部会マイクロ分科会元代表
・第11回マイクロ反応技術国際会議(IMRET11)組織委員長
・IMRET9 Plenary講演
・IMRET12基調講演
・化学工学会研究賞(H20年)
・日本エネルギー学会 学会賞(H25年)
・化学工学会 学会賞(H31年)
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
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