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★ モータの高効率化のためには、より高性能な磁性材料の使用の他、適切な材料の使用方法を把握することが重要!
★ 磁性材料の基礎及び、その特性とモータ性能との相関等を理解できます。
講師
東京都市大学 工学部 電気電子工学科
教授 工学博士 百目鬼 英雄 先生
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
電力の約40%をモータが使用していると言われる中、その高効率化・規格化が全世界で推進されようとしている。モータの性能は使用する磁気材料によって大きく左右されるため、より高性能の材料を使用することになるが、使い方を誤ると期待した成果が得られないなどの問題を生じる。
モータの高効率化・高性能化のためには、材料とモータ性能の関係を把握しておくことが重要である。
本セミナーではこの観点から、モータ及び磁性材料の種類・特性やその相関および、性能を引き出すための材料の使い方・設計法などについて講演する。
○受講対象:
モータ設計に関係するか、応用用途で性能の改善を必要とされる技術者
○受講後、習得できること:
モータの種類と性能、磁気材料の基礎知識、材料特性とモータ性能の関係
セミナー内容
1.モータの種類・性能と動向
1) AC・DCモータの原理
2) 誘導モータの特性と規格化動向
3) PMモータの種類・特性と動向
4) 磁石を使用しないモータの種類・特性と動向
2.磁性材料の種類・特性と使い方・設計技術
1) 永久磁石材料の種類と特徴
a) フェライト磁石
b) 希土類系磁石
c) ボンド磁石
2) 磁気回路設計
a) 減磁曲線の見方
b) パーミアンス係数
c) 減磁耐量の考え方
3) ソフト磁性材料
a) 電磁鋼板とは
b) モータ用に要求される性能
c) 鉄損の発生原因と低損失化技術
d) 6.5%ケイ素鋼板
e) アモルファス
4) 磁性材料とモータ高性能化
a) 永久磁石のエネルギー積とモータ性能
b) 電磁鋼板の特性とモータ性能
c) モータの生産技術と性能
5) まとめ
<質疑応答>
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