外観検査の自動化への手引き

第1部…外観検査の概要と品質管理のシステム化などについて述べます。

第2部…目視検査と自動検査の類似点・相違点、それぞれの特徴について示すことで、役割分担や共存の目安を得ます。目視検査の特徴と曖昧さへの対策について説明します。自動検査と目視検査の対比では、どちらかというと前者に比重を置いた説明になりますが、双方の得手不得手を考慮に入れてうまく組み合わせたり、目視検査から初めて徐々に自動化率を高めていくことが、迅速に効果的なシステムを構築する上での1つのポイントと考えています。

第3部…ヒトの視覚・色覚や外観検査に有用な光学現象について説明します。そして、外観検査でもっとも重要な要件の1つである照明方法について解説します。

第4部…自動外観検査に使われる画像処理技術の初歩について、概要を入力段階から順に説明します。

第5部…限度見本や 検査基準の設定から、検査環境を改善し性能の維持・改善を図ること、ケーススタディーによる運用ノウハウなどを説明します。

【講師】


阿部淑人氏 :新潟県工業技術総合研究所 下越技術支援センター 参事(博士(工学))


【プログラム】


 外観検査と品質管理の概要


  1.1 検査・計測と品質管理・品質保証
  1.2 品質管理システムとは? 〜国際標準
  1.3 外観検査とは? 〜目的と効果
  1.4 外観(画像)検査の種別
  1.5 外観(画像)検査の効能


 目視検査と自動検査の特徴


  2.1 目視検査の特徴と曖昧さ抑制
  2.2 自動検査のロジック
  2.3 自動検査と目視検査の役割分担
  2.4 検査のためのマテハン


 視覚・光学現象と照明の技術


  3.1 ヒトの色覚・視覚(目の仕組み・混色・錯覚・分解能…)
  3.2 種々の光学現象と光学素子
  3.3 光源と照明の技術(反射・透過)


 外観検査のための画像処理技術


  4.1 画像処理システムの概要
  4.2 画像を入力する撮像装置
  4.3 デジタル画像について,画素とは?
  4.4 画像の前処理
  4.5 画像マッチングと特徴量・判別・認識


 限度見本の作成から運用ノウハウ


  5.1 限度見本と評価尺度の設定
  5.2 機器の校正と不確かさの評価
  5.3 検査体制の構築
  5.4 検査結果の活用
  5.5 第4次産業革命時代の自動外観検査   


【受講料】


・お1人受講の場合 47,000円[税別]/1名
・1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)


 受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。 


    


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開催日時


11:00

受講料

50,760円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催場所

東京都

主催者

キーワード

品質マネジメント総合

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