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★ 糸引きや反りなどのトラブル対策、造形精度・高速化・高付加価値化に向けた樹脂開発の設計指針を、最新事例とともに解説します!
講師
1.富士ゼロックス(株) 研究技術開発本部
マーキング技術研究所 研究主席 藤井 雅彦 氏
2.武藤工業(株) 執行役員、3DP事業部 開発部
開発部長 當間 隆司 氏
3.アルケマ(株) 機能性樹脂事業部
営業・開発マネージャー 工学博士 井上 稔 氏
受講料
1名につき55,000円(消費税抜き、昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円(税抜)〕
プログラム
【10:30-12:00】
1.3Dプリンタの基礎と最新動向
富士ゼロックス(株) 研究技術開発本部 マーキング技術研究所 研究主席 藤井 雅彦 氏
【講座趣旨】
ASTMによる7つの分類に基づく3Dプリンタ各種方式や,新規に登場した新しい造形方式(装置)の原理や特徴について説明します.また,現状の3Dプリンタの課題,および課題への取り組みや,3Dプリンタ用のデータフォーマット,3Dプリンタに関する標準化動向について紹介します.
1. 3Dプリンタ基礎と最新動向
1-1 3Dプリンタの歴史
1-2 3Dプリンタの各種方式と特徴
1-3 新規造形方式(装置)
2. 3Dプリンタの課題と対応
2-1 高速化,造形精度,分解能
2-2 材料範囲
2-3 カラー化と加飾
2-4 著作権,製造物責任への対応
2-5 形から機能実現へ
3. 3Dプリンタの標準化とデータフォーマット
3-1 メッシュ形式とボクセル形式データフォーマット
3-2 データフォーマットFAV
3-3 3Dプリンタの標準化状況
【質疑応答】
【12:45-14:15】
2.3Dプリンタによるエンプラの造形技術
武藤工業(株) 執行役員、3DP事業部 開発部 開発部長 當間 隆司 氏
【習得できる知識】
・3Dプリンタによる材料複合化技術(Bi-Matrix複合化技術)
・エンプラ造形時の問題点と対応方法
【講座の趣旨】
今後の3Dプリンタの展開は材料の複合化に向かって進んでいくと考えられ、材料複合化の例等を挙げ、実現する方法として井桁複合構造体(Bi-Matrix複合化)について説明する。
1.3Dプリンタの現状
1-1 サブトラ工法の代用
1-2 アディティブ工法としての3Dプリンタ
2.アディティブ工法と井桁構造
2-1 井桁構造体
2-2 井桁構造の機械特性
2-3 構造による異方性
3.Bi-Matrix複合化
3-1 樹脂樹脂の物性
3-2 傾斜材料の特性とメリット
3-3 Bi-Matrix複合化の特長
4.各種材料の複合化
4-1 HDPSの複合造形
4-2 POMの複合造形
4-3 PAの造形
4-4 材料複合化と構造体
5.応用例
5-1 誘電率制御
5-2 振動抑制
5-3 衝撃分散構造
5-4 構造化ゲル
5-5 セラミック井桁構造体
【質疑応答】
【14:30-16:00】
3.アルケマ社における積層造形法向け機能性材料の開発とその特性
アルケマ(株) 機能性樹脂事業部 営業・開発マネージャー 工学博士 井上 稔 氏
1.ポリアミド11 と ポリアミド12 について
2.LS 材料としてのポリアミド11 と ポリアミド12
2-1 積層造形法の種類
2-2 LS (Laser Sintering) 法の原理
2-3 LS市場の規模
2-4 LS法の特長
2-5 LS市場を左右する鍵
2-6 RP (Rapid Prototyping) と RM (Rapid Manufacturing) に求められる特性
2-7 アルケマ社のLS向け高機能材料
2-8 各グレードの特長
2-9 各グレードの物性、リサイクル性、耐衝撃性
3.スーパーエンプラの LS 材料としての展開の可能性
3-1 PEKK (KepstanR)とは?
3-2 KepstanR の既存用途
3-3 KepstanR の特性
【質疑応答】
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