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~低コスト・省エネルギーな水素液化プラントの実現に向けた実用的な水素液化技術~
水素社会の実現に向けて求められる液体水素の利用と水素液化技術。
その必要性や優位性、コスト、現状の課題、高効率化を実現する磁気冷凍技術とその応用について解説します。
セミナー趣旨
本講演では、水素社会に向けた水素液化の必要性・優位性・コストや現状の課題とともに、磁性体の磁気熱量効果を利用する高効率な磁気冷凍技術とそれによる水素液化を紹介する。
受講対象・レベル
水素社会の実現、特に液体水素利用や水素液化技術に関心がある方に役立つ講演としたいと思います。
これらに関して専門的な予備知識は必要ありませんが、大学2年生または高専卒業レベルの理工系の知識を有することが望ましいです。
習得できる知識
・磁気冷凍の原理と応用
・水素液化技術の動向
セミナープログラム
1.1 水素を取り巻く国内外情勢
1.2 水素キャリア比較
1.3 液体水素の必要性・優位性
1.4 水素液化技術の課題
2.磁気冷凍の基礎
2.1 磁気冷凍の歴史
2.2 磁気冷凍の基礎
2.3 磁気冷凍サイクル
2.4 磁気冷凍実験の実例
3.磁気冷凍の応用
3.1 低温応用1(断熱消磁冷凍)
3.2 低温応用2(宇宙用冷凍機への展開)
3.3 高温応用1(能動的蓄冷式磁気冷凍(AMR)の原理)
3.4 高温応用2(室温AMRの紹介)
4.水素液化用磁気冷凍機の開発
4.1 従来技術による水素液化
4.2 カルノー式磁気冷凍(CMR)
4.3 NIMSにおけるCMRを利用した水素液化
4.4 能動的蓄冷式磁気冷凍(AMR)による水素液化
□質疑応答□
セミナー講師
2007年東京大学大学院修士課程修了(物性物理学)、2012年総合研究大学院大学博士課程修了(核融合工学)。ポスドク研究員を経て2014年から2022年まで量子科学技術研究開発機構に所属。2022年より現職。これまで核融合装置用大型ヘリウム液化冷凍機、水素液化磁気冷凍機の開発など、一貫して極低温環境下におけるエネルギー関連技術の研究に従事。
セミナー受講料
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44,000円( E-mail案内登録価格41,800円 )
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※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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