3Dプリンティング技術を活用した医薬品開発・製剤設計 ~現状・課題・今後の展望~

3Dプリンターで医薬品のものづくりをしてみませんか?

セミナー趣旨

  3Dプリンター錠剤の製造が米国で認可されて以降、世界中で3Dプリンター医薬品に関する研究が行われており、年々研究論文の報告数が増加しています。その一方で日本では、肌感覚ではありますが、触れる機会はまだ少ないかと存じます。当研究室では3Dプリンター医薬品・製剤に関する研究を日本の研究グループで先駆けて論文報告してきました。本講演では、最近5年間で実際に研究開発に取り組んだ経験と現在発表されている500以上の3Dプリンター医薬品の英語論文を紐解くことにより、3Dプリンターによって①どのような医薬品の誕生が期待されているか、②現在世界でどのような研究および技術開発が行われているか、そして③医薬品調製において解決すべき課題について、調査したことを提供できると思います。
  本講演は、3Dプリンター医薬品に興味を持たれている、製薬企業、医薬品添加剤メーカー、3Dプリンターを含むものづくり・機械メーカー、および関連領域の企業様が対象になると思います。

習得できる知識

・3Dプリンターを用いることでどのような医薬品の誕生が期待されているか
・現在、3Dプリンターを用いて世界中でどのような研究および技術開発が行われているか
・3Dプリンター医薬品の実用化に向けて解決すべき課題

セミナープログラム

1.イントロダクション
 1.1 自己紹介と研究に至った経緯
 1.2 3Dプリンティング
2.3Dプリンター医薬品研究のトピックス
 2.1 3Dプリンターで考案された錠剤の形状・構造の例
 2.2 オンデマンド調製の利点をどう活かすか?
 2.3 小児用の3Dプリンター製剤
 2.4 3Dプリンターを用いて行われた臨床試験
 2.5 省スペースを利用して医療機関で調製することの議論
3.医薬品の調製に使用されている3Dプリンター
 3.1 医薬品に適した3Dプリンターの分類
 3.2 世界における医薬品調製用3Dプリンターの開発状況
4.3Dプリンターを用いたオーダーメイド医薬品調製における課題
 4.1 現在市販されている3Dプリンター錠剤とレギュレーション
 4.2 3Dプリンター用の製剤組成と添加剤
 4.3 3Dプリンター医薬品の調製工程と技術面の課題
 4.4 3Dプリンター医薬品の調製工程における実験計画法の活用
 4.5 3Dプリンター医薬品の調製工程におけるAI技術の必要性
5.3Dプリンティング技術を用いた各種剤形の具体的検討例
 5.1 錠剤
 5.2 ミニタブレット
 5.3 坐剤
 5.4 グミ剤
 5.5 フィルム剤
 5.6 眼に適用する製剤
 5.7 その他
6.まとめ
7.質疑応答

セミナー講師

 田上 辰秋 先生   名古屋市立大学 大学院薬学研究科 准教授 博士(薬学)

■主経歴等
2009年 Ontario Institute for Cancer Research, Postdoctral Fellow
2011年 名古屋市立大学 大学院薬学研究科 薬物送達学分野 特任講師
2013年 名古屋市立大学 大学院薬学研究科 薬物送達学分野 講師
2016年-2017年 The University of Sydney, Faculty of Pharmacy, Visiting Researcher
2021年 名古屋市立大学 大学院薬学研究科 薬物送達学分野 准教授
■専門および得意な分野・研究
製剤学・薬剤学
■本テーマ関連の専門学会・協会・勉強会等での委員会活動
所属学会:日本薬剤学会、日本薬学会、医療薬学会、粉体工学会、日本DDS学会、製剤機械技術学会

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名33,000円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき22,000円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名38,500円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき27,500円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

33,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   3Dプリンタ   実験計画法一般

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13:00

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33,000円(税込)/人

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全国

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キーワード

医薬品技術   3Dプリンタ   実験計画法一般

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