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メタネーション技術の基礎から解説致します!
事業企画、経営企画、環境SDGS、TCFD担当の方等 脱炭素関連の業務に携わる方々、是非ご参加ください!
セミナー趣旨
CO2を再生可能エネルギーによる水素と反応させて、メタンを合成して、CO2をリサイクルすることで排出量を抑制するというメタネーション技術は1993年東北大学橋本功二教授(現東北大学・東北工業大学名誉教授)が世界に先駆けて発信した技術であった。この技術は国内よりも海外での評価が高く、2013年にAudiが世界最大のメタネーションプラントを建設し、再生可能エネルギーにより合成したメタンで走る天然ガス自動車の販売を開始し、一挙に注目度があがった。日本でも約30年間を経て、ようやく有力な脱炭素技術であることが認められるようになり、メタネーション技術の社会実装を急ぐため、2021年6月28日に「メタネーション推進官民協議会」が設立された。合成メタンは、天然ガスの貯蔵・輸送・利用設備を活用ができ、再エネを主電源化した時の需給バランスを調整でき、CO2の循環利用により排出量を大幅に削減できる。当該技術の歴史、特徴、用途等、理解を深める講演を行う。
受講対象・レベル
事業企画、経営企画、環境SDGS、TCFD担当、研究所等、企業団体において、脱炭素技術、地域循環社会構築の技術として、探索されている方
習得できる知識
・メタネーション技術の基礎、
・再エネ水素(水電解装置)について
・カーボンニュートラルとは?
・メタネーションによる二酸化炭素削減効果について
・社会実装への道筋(適用例の紹介)
セミナープログラム
1. メタネーション技術
1-1 脱炭素技術、メタネーションとは?当社触媒の特徴
1-2 メタネーション技術のメリット
2. メタネーション技術の歴史
2-1 世界初のPower to Methane 0.1Nm3-CH4/h (1995年)
2-2 東北工業大学 1Nm3-CH4/h (2003年)
2-3 東京ガス殿へのメタネーション反応器を納入(2010年)
2-4 2012年 NEDO事業とPTTEP共同開発
2-5 2016年ETOGAS社を買収~Power to Gasシステムの世界No.1企業へ~
2-6 日立造船のメタネーション技術の歴史一覧
2-7 欧州よりも16年も早く始動した日本のメタネーション研究
2-8 見直されてきたCO2の削減効果
3. 再エネ水素~グリーン水素水電解開発の歴史、メタンを合成するために必要なエネルギー
3-1 日立造船の水電解開発の歴史
3-2 水電解装置の種類と原理
3-3 アルカリ水電解装置の概要
3-4 PEM水電解の基本的構造
3-5 日立造船の再エネ水素の納入実績
3-6 PEM型水電解装置の大型化
3-7 大型再エネ水素実証事業~山梨県企業局のNEDO実証事業への協力/連携~
3-8 当社PtG設備、柏事業所から技術研究所へ移転し、技術集約
4. 再エネ水素と合成メタンのコストかかる問題
4-1 高位発熱量(LHV)と低位発熱量(LHV)とエネルギー効率
4-2 水電解システムのコスト予測~IRENA(国際再生可能エネルギー機関)の予測~
4-3 ドイツ電力の電力市場におけるスポット価格
4-4 Audi e gas Plant 水電解装置の稼働状況
5. 第6次エネルギー基本計画に向けたメタネーション技術の政策動向~過去・現在~
5-1 いま地球に起こっていること!
5-2 なぜ、脱炭素を目指すのか?
5-3 50年ゼロエミ宣言と’30年46%削減
5-4 第6次エネルギー基本計画
5-5 「2050年に向けたガス事業の在り方研究会」での議論
5-6 ガスの役割を果たすための取り組み 日本ガス協会提出資料
5-7 「2050年に向けたガス事業の在り方研究会」のロードマップイメージ
5-8 「2050年に向けたガス事業の在り方研究会」中間議論まとめ~第6次エネルギー基本計画の策定に向けて~
6. メタネーション技術の普及・拡大~将来~
6-1 NEDO CO2有効利用技術開発事業
6-2 実証試験評価、事業評価 NEDO CO2有効利用技術開発事業
6-3 現時点での技術開発シナリオ NEDO CO2有効利用技術開発事業
6-4 環境省 「清掃?場から回収した?酸化炭素の資源化による炭素循環モデルの構築実証」事業
6-5 清掃?場から回収した?酸化炭素の資源化によ る炭素循環モデルの構築実証
6-6 小田原市清掃工場 実証試験設備完成予想図
6-7 「中国におけるメタネーション技術の導入可能性調査」事業
7.拡がるメタネーション技術の将来~各業界での適用検討~
7-1 メタネーション技術の普及・拡大
7-2 国際海運での動き
7-3 代替燃料に関する評価
7-4 CCR研究会「船舶カーボンリサイクルWG」
7-5 ゼロエミッション燃料の可能性調査の結果~CCR研究会「船舶カーボンリサイクルWG」~
7-6 ガス事業者~東京ガスのメタネーションロードマップ~
7-7 鉄鋼業界~JFEのカーボンリサイクル高炉~
7-8 メタネーション推進官民協議会
セミナー講師
熊谷 直和先生 日立造船株式会社 脱炭素化事業本部 顧問 工学博士
■ご略歴
1979年 横浜国立大学工学部卒 同年大機ゴム工業(株)に入社 開発部に配属
1982年-1985年 東北大学金属材料研究所に派遣 電極材料に関する研究に従事
1989年 東北大学工学博士号取得
2006年 アタカ工業と大機エンジニアリングが合併アタカ大機(株)となり、同社産機開発部兼産機設計部長に就任
2012年 同社執行役員に就任
2014年 アタカ大機(株)を日立造船が吸収合併、日立造船(株)の執行役員に就任
2015年 同社 地球環境ビジネス開発推進室長
2018年 同社顧問に就任
1993年- 現在に至るまで、東北大学、東北工業大学名誉教授 橋本功二先生が提唱したグローバル二酸化炭素
リサイクル構想に基づき、再生可能エネルギーからの電解水素と二酸化炭素から合成するメタネーションの
材料プロセスなどの研究開発に従事してきた。
■専門・得意分野
電気化学・金属材料化学、工業電解プロセス設計
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
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