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生産工学概論第5回:製品設計
11,000オンデマンド
操作性の高い・使いやすい製品設計を目指す
セミナー趣旨
道具や機械、コンピュータ等の操作性を高め、効果的、効率的、かつ満足して使うことができるようにするためには、人の心理的、生理的、身体的特性の理解に基づいた認知的負荷と身体的負荷の両者を考慮した設計が必要である。人は、外部環境の情報を視覚、聴覚、触覚などの感覚により知覚している一方で、自身が体を動かすときに得る運動感覚は、関節位置や体感の動きのほか、努力感、筋張力、重量、スティフネスなどの筋力に関連した情報から得られる。
本セミナーでは、人がどのように身体運動を生成しているのか、また重さ感や運動感覚の生起のメカニズムを概説したうえで、製品の使いやすさや操作性を定量的に評価し、積極的に設計に活用するための人間工学的手法について説明する。また、これら感覚・運動モデリング技術を用いた製品設計への応用として、負担感デザインへの活用事例ならびに力覚フィードバックデザインへの活用事例を紹介する。
セミナープログラム
1 身体と運動
1.1 運動感覚と負担感
1.2 運動器の特徴
1.3 骨格と力
1.4 生理学的観点から見た筋収縮の仕組み
1.5 到達運動(リーチング)
1.6 手先剛性から見た腕の動かしやすさ
2 力感と負担感
2.1 力感の知覚メカニズム
2.2 負担感とエフォート
2.3 姿勢と負担感
2.4 感覚量と操作感
2.5 マルチ/クロスモダリティと力感
2.6 アクティブセンシング/アクティブタッチ
3 製品設計への人間工学的アプローチ
3.1 人間工学とは
3.2 人の生理的特性
3.3 人の認知の仕組み
3.4 認知負荷
3.5 単純反応時間・選択反応時間
3.6 ユニバーサルデザイン/人間中心設計
4 身体モデリング技術の活用事例
4.1 負担感デザインへの活用事例
4.2 力覚フィードバックデザインへの活用事例
セミナー講師
栗田 雄一(くりた ゆういち) 氏
広島大学大学院 先進理工系科学研究科 生体システム論研究室 教授(博士(工学))
人間拡張実装プロジェクト研究センター センター長
<略歴>
大阪大学基礎工学部卒業後、奈良先端科学技術大学院大学で博士学位を取得。その後、広島大学特任助教,ニューヨーク州立大学客員准教授、ジョージア工科大学客員研究員、奈良先端科学技術大学院大学助教、JSTさきがけ研究員、広島大学大学院工学研究科准教授、同教授を経て、2020年より現職。触・力感を中心とした運動・感覚モデリング技術に20年以上携わっており、10社以上との共同研究からヒューマンモデリングと人間拡張技術の社会実装に取り組んでいる。
セミナー受講料
お1人様受講の場合 50,600円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
50,600円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
人間工学一般 感性工学 バリアフリー/ユニバーサルデザイン
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