以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
セミナー趣旨
日本では700社以上が統合報告書を発行しているとの報告があります。また、サステナビリティや国連SDGsを取組んだ戦略策定やESG投資の広がりなどを受けて、発行体とステークホルダーとのコミュニケーション・ツールである統合報告の重要性は益々高まっています。
旧国際統合報告評議会(IIRC)から2021年1月に「国際統合報告フレームワーク」の改訂版が公表され、ここ数年の国際的な統合の流れの中でIFRS財団の下に新たに設置された「ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)」に旧 IIRCも加わるなど、統一的な開示基準の開発が進んでいます。
本コースは、重要性を増す統合報告によるコミュニケーションの基本と最新情報を掴むのに最適です。
受講対象・レベル
IR、CSR、環境、経営企画、財務など関連部門の管理者及び担当者が、統合報告によるコミュニケーションの全貌と最新動向を掴むのに最適なコースです。
セミナープログラム
1.統合報告の基本を押さえる
(1)作成に当たり参照されるガイドライン
(2)「国際統合報告フレームワーク」の概要とポイント
*2021年1月の「国際統合報告フレームワーク」改訂ポイントを踏まえて
2.統合報告によるサステナビリティコミュニケーションのポイントを押さえる
(1)サステナビリティ、SDGsとESGの概要と関係
(2)サステナビリティ、非財務関連情報開示ツールとしての統合報告の概要
3.統合報告の先進事例から学ぶ
(1)日本おける統合報告書の発行実態
(2)複数社のグッドプラクティスの特徴(非財務情報開示他)から学ぶ
(3)あるグッドプラクティスの継続的改善・改革の足跡から見えてくるもの
4.サステナビリティ関連開示の国際的最新動向を押さえる
(1)サステナビリティ関連情報開示の国際的な流れ
(2)IFRS財団による「ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)」の設置経緯と概要
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
キュー・エム・コンサルティング 取締役社長 公認会計士 松原 恭司郎 氏
国際会計事務所系コンサルティング会社などを経て1992年に独立。バランス・スコアカード、ビジネスモデル、SDGs関連のコンサルティング業務に従事。SBI大学院大学客員教授。元 中央大学大学院特任教授。『図解ポケット KPIマネジメントがよくわかる本』、『図解ポケット SDGsがよくわかる本』秀和システム。『<新版>【松原流】戦略マップ/BSCとOKRの連携教本』、『ビジネスモデル・マッピング教本』、『ROE重視のKPIマネジメント教本』日刊工業新聞社、『図解「統合報告」の読み方・作り方』中央経済社、などの著書がある。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
- 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
- 本セミナーはZoomを利用して開催いたします。
- ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。
【会場受講の方】
- お申込完了後、メールにて受講票をお送りいたします。
関連セミナー
もっと見る関連記事
もっと見る-
-
CSV(Creating Shared Value、共通価値の創造)とは
マイケル・ポーターが2011年にCSV(Creating Shared Value、共通価値の創造)という概念を提唱しました。CSR(... -
サステナブルカーボンニュートラルとものづくり,そしてSDGsを
1.カーボンニュートラルとは カーボンニュートラルとは、CO2(二酸化炭素)を排出削減しきれなかった分を植物である森林、農作物によっ... -