CSVの進め方徹底理解・実践セミナー ~基本の考え方・いまさら聞けない既存システムのCSV対応/実践的効率的なCSV手法とは~

CSVの基本から解説し、「どう進めていけば良いのか?」という実践的な手法、また「効率的に進めるにはどうしたら良いのか?」に焦点を当てた、実務に沿った内容です!
システム導入あたり、既存のシステムの場合、新しいシステムの場合、リプレースされたものの場合…とそれぞれの注意点についても解説します!

セミナー趣旨

  コンピュータ化システムバリデーション(CSV)はGMP業務をコンピュータ化する際のグローバルな規制要求です。日本よりも先にコンピュータ化が進んだ欧米発の規制のため、それを正しく理解できていない製薬企業が多いのが現実かと思います。
  本講座では、初心にかえりそもそもCSVとは何なのかを説明し、CSVをどう進めて行けばいいのか実践的な手法を紹介します。
  また、コンピュータ化が進めば進むほどCSVに関わる負荷が増大するため、コンピュータ化を躊躇するという本末転倒な事態にならないため、効率的なCSVのヒントを紹介します。

必要な予備知識

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・「医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム適正管理ガイドライン」
 (薬食監麻発1021第11号)
・PIC/S GMP Guide Annex11

習得できる知識

・CSVの基本的な考え方が分かる
・システム導入時のCSV手法が分かる
・既存システムのCSV対応方法が分かる
・効率的なCSV実施のヒントがつかめる

セミナープログラム

1 CSV概論
 1.1 そもそもCSVとは?
 1.2 バリデーションとクォリフィケーション
 1.3 GMPにおける典型的なバリデーション
 1.4 関連する規制・ガイドライン
 1.5 古典的なCSVプロセス
 1.6 コンピュータ化システムならではの考慮
   1.6.1 インフラストラクチャーのクォリフィケーション
   1.6.2 アプリケーションのバリデーション
   1.6.3 ソフトウェアカテゴリ分類
   1.6.4 システムのランドスケープ
   1.6.5 Vモデルの本当の意味
   1.6.6 一つのシステムを複数工場で利用する場合
 1.7 CSVステータスの維持
 1.8 システムのリプレース・廃棄
2 システム 導入時のCSV対応実務
 2.1 システム開発プロジェクト
   2.1.1 開発体制と検証体制の分離
   2.1.2 開発文書とCSV文書
 2.2 CSV実施の流れ
 2.3 URSの作り方
   2.3.1 URSはなぜ必要?
   2.3.2 URSの落とし穴
   2.3.3 URSの作り方、作らせ方
   2.3.4 作成(改訂)時の注意点
 2.4 FSの作り方、作らせ方
   2.4.1 FSは誰のための文書?
   2.4.2 FSの作り方
 2.5 初期リスク評価
 2.6 CSV計画書
   2.6.1 ソフトウェアカテゴリ別の記載
 2.7 IQに必要な記録
 2.8 OQとシステムテストの関係
 2.9 PQと受入試験の関係
 2.10 CSV報告書
3 既存システムのCSV対応実務
 3.1 既存システムならではの考慮点
 3.2 現状調査
 3.3 CSV計画
 3.4 CSV実施
4 CSV活動効率化のヒント
 4.1 CSV規定の見直し
  4.1.1 CSVコンサルタントの活用
  4.1.2 QA部門へのCSV人材配置
 4.2 システム開発サプライヤの活用
  4.2.1 サプライヤ選定基準
  4.2.2 RFPへの記載例
 4.3 クラウドサービスの活用
  4.3.1 そもそもクラウドサービスとは
  4.3.2 クラウドサービスのCSV上のメリット・デメリット
  4.3.3 クラウドサービスプロバイダーの選定
  4.3.4 クラウドサービスの種類に応じたCSV
5 質疑応答


■講演中のキーワード
GMP、CSV対応、バリデーション、クォリフィケーション、クラウド

セミナー講師

 相馬 義徳 先生   CSVコンサルタント

■経歴
1983年日本ロシュ株式会社(現、中外製薬株式会社)に入社。
情報システム部門に所属し、R&D分野のシステム開発を担当。
中外製薬との統合を機にコンピュータ化システムバリデーション(CSV)の担当となり、
ERPシステム導入プロジェクトに参画しCSVを実施した。
以降MES、LIMS、品質管理システムなど多数のシステム構築にCSV担当として参画し、
工場の監査やFDA査察対応など数多く体験する。
その後、全社規模のインフラストラクチャ・クォリフィケーション、
グローバルなCSVポリシーに対応したQMS構築など歴任し、後進の指導にあたった。
2016年東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(現、ビジネスエンジニアリング株式会社)に入社し、以下を担当した。
・ CSVコンサルティング
・ DIソリューション(ラボシステム)導入コンサルティング
・ DI対応アセスメントサービス
・ クラウドクォリフィケーションサービスの提供
・ ISPE GAMPジャパンCOP参画
2020年4月に定年退職し、現在は個人事業主としてCSVコンサルタントを継続している。
■専門および得意な分野・研究
コンピュータ化システムバリデーションコンサルティング
インフラストラクチャー(クラウドサービス)のクォリフィケーションコンサルティング
DIソリューション導入コンサルティング
DI対応コンサルティング
■本テーマ関連学協会での活動
国際製薬技術協会(ISPE) 会員 GAMPジャパンCOP参画
第8期第5分科会「電子署名導入のメリットと推進のポイント」メンバー
「記録とデータのインテグリティガイド」翻訳メンバー
第9期第5分科会「CSV人材育成の課題検討」リーダー
第10期第4分科会「CSV人材育成の課題検討(継続)」メンバー

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
    お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
    お申込みは4営業日前までを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

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  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)   医薬品技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

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全国

主催者

キーワード

医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)   医薬品技術

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