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セミナー趣旨
二酸化炭素とイオウは豊富な天然資源であり、機能性材料の原料となるが、十分に活用されていない。そこで二酸化炭素と、その同族体でイオウから簡便に得られる二硫化炭素を原料にした高分子材料の合成について紹介する。二酸化炭素の活用法としては、エポキシとの反応により得られるカーボネートの合成を利用した、ポリヒドロキシウレタンならびに含カーボネートポリマーの合成と応用について述べる。二硫化炭素の活用法としては、貴金属捕集性ポリマーならびに高屈折率ポリマーの合成と機能について述べる。
受講対象・レベル
1.ポリマー合成の研究者
2.ポリマー材料の設計担当者
3.ポリマー材料の開発・企画担当者
習得できる知識
1.二酸化炭素などの豊富な資源の活用方法
2.高分子合成の基礎と応用
3.機能性材料の設計法
セミナープログラム
1. 豊富な資源を用いる材料の設計
1-1 非石油資源の活用
1-2 二酸化炭素を利用する材料の開発
1-3 二硫化炭素を利用する材料の開発
2. 二酸化炭素を用いる五員環カーボネート構造を持つポリマーの合成
2-1 二酸化炭素とエポキシドの反応による五員環カーボネートの合成
2-2 五員環カーボネート構造を持つポリマーの合成と応用
3. 五員環カーボネートとアミンの反応を利用するポリヒドロキシウレタンの合成とその応用
3-1 ポリヒドロキシウレタンの合成
3-2 ポリヒドロキシウレタンの反応
3-3 ポリヒドロキシウレタンの応用
3-4 五員環カーボネートを利用する両末端反応性脂肪族ポリウレタンの合成
4. 二硫化炭素とエポキシドの反応を利用する含イオウポリマーの合成
4-1 有機―イオウ−無機ハイブリッド材料の合成
4-2 貴金属捕集性ポリマーの開発
5. まとめ
※ 適宜休憩が入ります。
セミナー講師
落合 文吾 氏 山形大学 大学院理工学研究科 物質化学工学専攻 教授
【学 歴】
平成13年3月 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 博士後期課程修了(博士(工学))
【職 歴】
平成10-13年 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
平成13-15年 住商バイオサイエンス㈱ 研究員
平成15-19年 山形大学 工学部 機能高分子工学科 助手
平成19-20年 山形大学大学院 理工学研究科 助教
平成20-25年 山形大学大学院 理工学研究科 准教授
平成25年から 山形大学大学院 理工学研究科 教授
【研究歴・論文等】
http://ochiai.yz.yamagata-u.ac.jp/staff/publistochiai.html
【所属学会】
日本化学会、高分子学会、アメリカ化学会
【受賞歴】
H16.5.23 高分子学会 高分子研究奨励賞
H18.10.13 合成樹脂工業協会 学術奨励賞
H24.4.9 文部科学大臣表彰 若手科学者賞
セミナー受講料
44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者39,600円(税込)
*アカデミック価格26,400円(税込)
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
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