以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
発現細胞構築はプロジェクトの初期段階作業となるが、実際には最終の実生産段階を視野に入れて臨む必要があり、これらの点に留意しつつ細胞株構築とセルバンク化における重要ポイントついて解説!
バイオ医薬品生産用の発現細胞株の構築上の注意事項 各セルバンクの製造、試験及び保存方法についての知識 バイオ医薬品の安全性確保の為の原材料の管理方法についての知識 バイオ医薬品原薬製造における重要品質特性と重要工程の設定とCTD記載要領
日時
【Live配信受講】 2023年1月26日(木) 13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2023年2月6日(月) まで受付(配信期間:2/6~2/17)
■特典:Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
セミナー趣旨
新型コロナウイルスの様な感染症の急襲に対して、即時即応的に短期間でのワクチンや抗体医薬の供給体制の実現が叫ばれている。しかしながら、一般的なバイオ医薬の生産の為には、組換え体細胞構築とセルバンク化は必須作業となり、その安定性及び安全性への対応に一定の期間を要し、法規制への配慮も重要となる。通常、発現細胞構築はプロジェクトの初期段階作業となるが、実際には最終の実生産段階を視野に入れて臨む必要があり、これらの点に留意しつつ細胞株構築とセルバンク化における重要ポイントついて解説する。
<主催者より>
バイオ医薬品の製造は,常に同じ性質の細胞が用いられることが求められ,そのために,目的遺伝子を導入して樹立した後は,適格性を確認した細胞株として「セルバンク」に保管することが対策として実施されています。実務として組換え体細胞クローンをどの様に選ぶかに始まり,継代培養の具体的方法と発現安定性の検証方法などの保存管理・更新・試験を経て申請対応まで,各ステップで重要な事項があります。本セミナーでは,マスターセルバンクとワーキングセルバンクの具体的作製方法と継代数上限管理,セルバンクに対する各種試験(無菌試験およびマイコプラズマ否定試験,安全性試験や純度試験を含む)はもちろん,ドラッグマスターファイル(DMF)登録,(CTD)作成,モジュール記載内容についても丁寧な解説が行われます。外部委託することも可能でその方法についても学べます。本セミナーで「バイオ医薬品生産用の遺伝子組換え体細胞の構築とセルバンク化」のノウハウを学んでいただき,セミナー参加者の実践に活用していただきたいものです。
セミナープログラム
バイオ医薬品安定生産の為の課題点の整理 ~セルバンク製造工程を中心に~
2.組換え体細胞の構築
2-1. 遺伝子発現構成体と構成因子の起源の調査
2-1-1. 遺伝子発現構成体に関する情報の重要性
2-1-2. バイオ医薬製造におけるCHO細胞の特徴
2-1-3. 実生産用CHO細胞2大発現系
2-1-4. CHO細胞以外の発現系(動物細胞及びバクテリア)
2-2. クローン化作業とクローナリティーの検証
2-2-1. 1次クローン株と2次クローン株の特性と保存管理法
2-2-2. クローニングの古典的手法と自動化法の比較
2-2-3. 目的物質ハイスループットアッセイ法確立の重要性
2-2-4. クローニング作業の省力化の動向
2-3. クローン株の継代培養による目的物質産生能の持続性確認
2-3-1. 発現細胞クローンの選択基準
2-3-2. 継代培養クローン株へのAbridged fed-batch試験
2-3-3. Ambrバイオリアクターシステムによるクローン株選択
2-4. 動物由来成分の否定と各種証明書の入手
2-4-1. 「生物由来原料基準」への対応
2-4-2. ウイルス安全性評価(CHO細胞での事例)
3.セルバンクの作製と管理
3-1. マスターセルバンク(MCB)とワーキングセルバンク(WCB)の作製
3-1-1. 保存管理と更新について
3-1-2. 高濃度WCBと工程時間短縮化の動向
3-1-3. 外部試験機関(CRO)の利用計画
3-2. 製造時の継代数上限管理と製造後細胞
3-2-1. 継代培養後の細胞安定性確認と製造後細胞(EPC)の利用
3-2-2. 未精製バルク(Unprocessed Bulk Harvest)の利用
3-2-3. 精製工程のウイルスクリアランス試験との関連性について
4.セルバンクに対する各種試験と申請対応
4-1. セルバンクの安全性試験及び純度試験
4-1-1. 無菌試験及びマイコプラズマ否定試験
4-1-2. 安全性試験(外来性、内在性及び種特異的ウイルス試験)
4-1-3. 純度試験(細胞株同定及び一般特性試験)
4-2. 細胞培養及び保存用培地と培地添加物に対する対応
4-2-1. ドラッグマスターファイル(DMF)登録
4-2-2. 原材料調達及びトレーサビリティ管理の重要性
4-2-3. High-Temperature Short-Term(HTST)法
4-3. 承認申請対応(セルバンク関連データ)
4-3-1. コモン・テクニカル・ドキュメント(CTD)作成の為の一般的知識
4-3-2. モジュール1、モジュール2及びモジュール3記載内容の概要
5.今後の展望
5-1. 構築期間の短縮化: コロナウイルス感染症等のパンデミックへの対応策の紹介
5-2. 新規医療分野におけるセルバンク製造について
□質疑応答□
セミナー講師
:医学博士、旧所属(エーザイ株式会社及び持田製薬株式会社)にて主任研究員としてバイオ医薬品の研究開発及びCMCを歴任
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
- S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
- 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ) - 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
≫ 視聴環境 ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】
配布資料
- PDFテキスト(印刷可)
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 バイオ技術 医薬品・医療機器等規制
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 バイオ技術 医薬品・医療機器等規制関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
-
【ものづくりの現場から】革新的医療器具"AIBOU"に学ぶ、医工連携の取り組みとは(豊國)
ものづくりドットコムの連載「ものづくりの現場から」では、現場の課題や解決策に注目し、ものづくりの発展に寄与する情報を提供しています。今回は、医療機器分...