以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
〜対象材料および原理・測定のポイントから活用まで〜
★ 原理・活用・測定・装置などに関わる基礎知識を分かり易く整理!
★ 代表的な適用例及び活用例を通じて、何ができるかご紹介していきます!
★ 熱的な分析全体の理解を深めたいご担当者様にオススメです!
講師
米森技術士事務所 代表 技術士(化学) 博士(工学) 米森 重明 先生
■経歴
1978年 岡山大学修士、旭硝子(株)入社
中央研究所で材料の分析・キャラクタリゼーションなどに従事
1995年 名古屋大学よりフッ素材料の分析により博士(工学)
2000年 同中央研究所材料解析グループ グループリーダー
2002年 同中央研究所リレーションシップマネージャー(副所長)
2004年 (公財)旭硝子財団 研究助成部長
2006年 AGCセイミケミカル(株)品質保証部長
後に取締役開発部長(品質保証、安全環境、エンジニアリング管掌)
2012年 (公社)新化学技術推進協会 部長研究員、後にグループリーダー
2015年 旭硝子(株)退社、米森技術士事務所開設
現在 米森技術士事務所 代表、産業技術総合研究所客員研究員、
早稲田大学招聘研究員、東京農業大学・東京工芸大学非常勤講師
■専門および得意な分野・研究
1. 製品異常(異物・劣化・不具合)の原因解析と対策
2. 化学分析・解析等を通じた製品・品質の安定化、製品トラブルの解決
および化学系の技術開発の相談・推進(材料・部材の見える化を通じた改良および高機能化など)
3. 分析科学技術トランスレート、産学連携推進 など
■本テーマ関連学協会での活動
日本技術士会、技術士協同組合、日本化学会、日本分析化学会、
日本分析化学会高分子分析研究懇談会、新化学技術推進協会技術部会
リン資源リサイクル推進協議会
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■講座のポイント
熱的な分析装置を測定ツールとして用いる立場から、高分子技術開発をこれから行われる方や分析技術を高分子に適用される方を対象にして、熱分析装置の簡単な原理や使用上の注意などを含めて解説します。さらに高分子への代表的な適応例を通じて何ができるかを認識しながら、具体的な活用例にて、今後、実際に技術開発などに活用できるよう理解を深めていただきます。また熱分析の最近の進歩や他の熱的な分析法も合わせて説明いたします。これから熱分析を始める方、熱分析を高分子へ適用しようとされている方、並びに熱的な分析全体の理解を深めたい方などを対象とします。
■受講後、習得できること
・熱分析法の原理等の知識
・熱分析法の活用の仕方
・熱分析法の測定のポイント把握
・他の熱的な分析法の習得
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・熱分析関連のJISの全体把握
■講演中のキーワード
・高分子
・フィルム
・TG
・DTA
・DSC
・TMA
セミナー内容
1. 熱分析の概要
1-1 熱分析とは(分析装置の中での位置づけ)
1-2 高分子の熱的性質の何が分かるか
1-3 どんな装置があるか
2. 質量・温度差を測る熱分析
2-1 熱重量測定(TG)の原理と装置
2-2 示差熱分析(DTA)の原理と装置
2-3 測定上の注意点(サンプリング・雰囲気ガスなど)
2-4 適応例(ゴムの成分量測定、反応速度解析など)
3. 熱量(エンタルピー) を測る熱分析
3-1 示差走査熱量計(DSC)の原理と装置
3-2 感度の校正など(熱標準物質)
3-3 適応例(ガラス転移、ポリエチレンの融解など)
4. 力学特性を測る熱分析
4-1 熱機械分析(TMA)の原理と装置
4-2 適応例(フィルムの軟化、エポキシ基板の熱膨張など)
5. 新しい熱分析法
5-1 熱分析装置と他の分析装置の複合化(局所の熱分析など)
5-2 他材料をプローブとする熱分析法
6. その他の熱的な分析
6-1 熱分解物の分析(熱分解−GC−MS)
6-2 加熱発生ガスの分析
6-3 燃焼ガスの分析
7. 実際の技術開発への応用例
7-1 屋外暴露した高分子の劣化解析
7-2 撥水撥油材料の探索研究への活用
8. まとめ
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,040円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【大田区】大田区産業プラザ(PiO)
【京急】京急蒲田駅
主催者
キーワード
高分子・樹脂技術
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41,040円(税込)/人
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