研究開発・技術部門が行う情報収集とそのセオリー、ノウハウ

研究活動に活かすための市場・ビジネス情報の収集手法
注目技術・ビジネスの最新情報収集手法とビジネスとしての捉え方
見ておくべき情報源(文献、報告書、Webサイト)とポイント


新事業創出のヒント、ネタを闇雲に集めて挫折してませんか
自社の技術を起点にどう市場と向き合えばいいのか、
そもそも何から調べたらよいのか… 正直戸惑ってませんか?

成功している企業は情報収集活動に確固たるセオリーがあった
そのセオリーがますます企業の優勝劣敗を左右する

【価値づくり】 セミナー対象

セミナー趣旨

 日本の製造業においては、研究開発部門が主体となって取り組む新事業・新商品開発、新用途探索への期待値が急激に上昇しています。新たなビジネスのトリガーが研究成果や研究活動に潜んでいることの現れでしょう。2019年を振り返っても、私が所属している機関には、実に多くの企業の研究開発部隊(BtoB、BtoC限らず)の皆様から新事業等に関する調査、相談案件が寄せられています。特に成長産業領域(AI、5G、自動運転、ヘルスケア、環境・エネルギー、ロボット、農業等)には熱い視線が注がれ、自社の技術を起点にどう市場と向き合っていけるか、各社が凌ぎを削っています。
 一方、研究開発部門主導の展開において、特に新市場を見る場合にどういう視点の置き方をすべきなのか、そもそも何から調べたらよいのか…、正直戸惑いが見受けられるのも事実です。技術情報は得意だが、市場情報を集めるのはどうも…という言葉は相変わらずよく耳にします。事業展開に優れた企業には、例外なく、市場を広く見る視点が備わっており、情報収集活動一つとっても、確固たるセオリーを有しています。そしてそのセオリーがますます企業の優勝劣敗を左右する、そんな時代に既に突入しています。
 本セミナーにおいては、研究開発に従事される方が把握しておきたい「なかなか学ぶ機会がない情報収集活動のセオリー」はもとより、成長産業の調査手法、見る上での視点、多くの企業が陥る落とし穴、研究開発、技術開発担当者がこれからのために知っておきたい考え方等をご紹介しながら、自社で展開する上でのポイントについて具体的にお伝えする予定です。
 研究開発部門のご責任者、マネジャーの方はもとより、新たな事業展開をお考えの皆様におかれましては、是非ともお聞きいただきたい内容です。

セミナープログラム

1.今最も注目されているビジネステーマとは
 ・多くのビジネスパーソンが注目しているテーマとは
 ・研究開発部門における注目テーマの傾向
 ・2019年における意外な傾向と懸念とは
 ・5年後10年後を見据えて見ておきたいテーマとは

2.意外に知られていない情報収集手法
 ・情報は集められるのだけど…という誤解
 ・情報収集には実は確固たるセオリーがある
 ・多くの企業が陥る落とし穴と勘違い~見落としがちなポイント解説
 ・まず最初に確認すべき情報源とは
 ・個別解説
  -官公庁、自治体
  -業界団体
  -シンクタンク・研究機関
  -民間調査機関
  -業界専門誌紙
  -アナリストレポート
 ・展示会、見本市の活用法とは
 ・技術ロードマップと情報収集
 ・研究開発担当者が優位なポイントと磨くべきポイント

3.注目ビジネスを自社の将来・事業に結びつけていくための考え方
 ・今後特に注目しておきたいビジネスとそのキーワード
 ・競合企業をどう見るか
 ・注目ビジネスの沿革を把握する
 ・最新情報の捉え方
 ・新たなビジネスのタネを見つける人はこんなことをしている
 ・自社の強み、他社の強み・・・
 ・競争が激しい分野にも「隙間」は存在する
 ・成長産業において見ておくべきは実は…
 ・自動車分野を見る上での考え方とは

4.情報収集ケーススタディ
 【注目ビジネス分野】
 ・自動運転、次世代自動車分野
 ・環境分野
 ・エネルギー分野
 ・ヘルスケア、健康長寿分野
 ・IoT関連分野
 ・AI、ロボット
 ・シェアリングビジネス
 ・5Gビジネス
 【注目技術分野】
 ・化学素材
 ・インダストリー4.0
 ・スマート農業
 ・期待されるBtoC領域
 ・その他注目すべき新用途分野

5.10年先を見据える視点の育て方
 ・未来構想力という重要スキル
 ・未来予測関連情報を広く把握しておく
 ・競合企業は必ず変化する
 ・新産業の誕生を前提としたビジネス構築のススメ
 ・成功確率の高い企業がしていることを整理する
 ・研究開発担当者が持っておきたい視点とは
 ・この5ヶ条は覚えておきたい
 ・土俵を変えるという発想
 ・ビジネス誌から得る示唆と気づき
 ・20●●年がビジネスシーンで注目される理由
 ・自分の業界を安泰だと思わない
 ・研究部門で取り組んでいただきたいいくつかの「方法論」

6.研究開発担当者必見!ビジネスに直結する必須情報源リストのご紹介
 ・注目の調査資料、ビジネス書
 ・知って得する必見Webサイト
   -注目ポータルサイト
 ・注目しておきたい業界誌紙
 ・お勧め研究機関、シンクタンクレポート
 ・視野を拡げるために見ておきたいグローバル情報
 ・注目商用データベース
 ・お勧めニュースアプリ
 ・最新・王道お勧めビジネス書の紹介

  □質疑応答□

【価値づくり】 セミナー特典
1.本セミナーは「価値づくりセミナー専用クーポン」をご利用頂けます。
2.本セミナーにお申込み頂いた方には「価値づくりセミナー専用クーポン」をプレゼントいたします。 

「価値づくりセミナー専用クーポン」について
 ※セミナーへのお申込み後、受講券・請求書と一緒に発送いたします。
 ※「価値づくりセミナー」にのみご利用いただけます。
 ※有効期限は発効3カ月後の月末までとなります。
 ※1度のお申込みにつき、クーポンは1枚(5,000円分)までの利用となります。
 ※アカデミー割引との併用はできません。

【価値づくり特集】セミナー一覧

12月20日「自社保有技術・コア技術をベースとした筋の良い・革新的なテーマの創出方法~技術機能展開法を利用して~」
講師:ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役 浪江 一公 氏
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/4089

12月18日「新事業、新商品開発を創出する戦略策定と具体的方法」
講師:ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 氏
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/6080

2020年3月12日「ボトムアップによる新規事業アイデアの創出と評価の考え方・方法」
講師:ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 氏
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3050

2020年1月29日「イノベーティブな新規事業の創出法と実施までの仕掛けづくり」
講師:Office EAGLE NEST  代表 工学博士 鷲巣 信太郎 氏
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/6783

2020年2月13日「イノベーションを創出するR&D現場をつくる『リーダーシップ』と『チームマネジメント』」
講師:株式会社ケミストリーキューブ 代表取締役 イノベーションコンサルタント 平木 肇 氏
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/7237

2020年1月22日「研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動【基本理論編&実践編】2日間連続セミナー」
講師:ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役 浪江 一公 氏
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/4924

2020年2月19日「【名古屋開催】<激変する事業環境で勝ち続けるための>研究開発・技術部門が行うべき競合他社の見つけ方・分析と競争戦略の策定と具体的な進め方」
講師:東京大学協創プラットフォーム開発(株)パートナー
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/7215

2020年3月12日「【京都開催】これからはじめる競合他社・異業種ベンチマーキングの基本、考え方とすすめ方」
講師:ぷろえんじにあ 代表 技術士(総合技術監理&機械部門)粕谷 茂 氏https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3131

2020年3月12日「ボトムアップによる新規事業アイデアの創出と評価の考え方・方法」
講師:ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 氏
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3050

2020年3月27日「実習付き 技術ポートフォリオ作成のコツ」
講師:浅井技術経営オフィス 代表 浅井 政美 氏
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/9383

2020年4月24日「実習付き 研究開発活動の費用対効果算出方法」
講師:浅井技術経営オフィス 代表 浅井 政美 氏
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/1498

※有効期限は発効3カ月後の月末までとなります。
※1度のお申込みにつき、クーポンは1枚(5,000円分)までの利用となります。



セミナー講師

(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業部 コンサルティングサービス部 部長 菊池 健司 氏
略歴
1990年日本能率協会総合研究所(社団法人日本能率協会のグループ法人)入社、マーケティング・データ・バンク(MDB)配属。
外資系金融機関での勤務を経て、現在に至る。
MDBは、2017年12月現在、約2,000社の会員企業を有する日本最大級のビジネス情報提供機関。民間企業、官公庁、独立行政法人、大学、自治体等からの要請に応じ、
公開情報を中心とした情報提供に携わっている(年間調査依頼件数:約12万件)。
現在は、コンサルティングサービス部部長として、情報収集・活用手法、事業構想法等に関する個別企業・業界団体・自治体での研修やセミナーを日々実施している。
また2017年度からは、「未来予測勉強会」と題して、定期的に個別企業へ訪問してのワークショップも実施している。
専門
新規事業、新商品開発、技術開発、用途開発等におけるビジネス、マーケティング情報収集
講師歴
【MDB会員向けセミナー】
「未来を見据えるための情報収集手法と発想法」「新規事業・新商品開発における情報収集手法」
「成長産業をたぐり寄せる情報収集手法」「利益を生む出すための情報収集手法」「技術ロードマップ策定のための情報収集手法」他
【業界団体】
機能性フィルム研究会、日本製薬情報協議会、九州経済調査協会、日本私立大学連盟、
ビジネス支援図書館協議会、専門図書館協議会、情報科学技術協会、日本能率協会他
【その他】
個別企業・官公庁・地方自治体・図書館向け研修、セミナー
日経BP社セミナー、日本経済新聞社セミナー、東洋経済新報社セミナー、同志社大学「検索の匠」セミナー、山形大学「知的財産活用セミナー」、
徳島県「LED技術交流セミナー」、静岡市産学交流センター他
主な著書・論文
「未来予測による研究開発テーマの決め方」(技術情報協会)
「人材教育」(日本能率協会マネジメントセンター)※「書籍に学ぶビジネストレンド」連載中
「なるほど!マーケティングデータブック OL編」(スタープレス)
「ニュービジネスで勝つ」「商工ジャーナル」(日本商工経済研究所)
「情報の科学と技術」(INFOSTA)
「情報管理」(科学技術振興機構)他多数寄稿

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

事業戦略   マーケティング   技術マネジメント総合

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

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