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絞り加工の原理を理解し、高精度で高品位、効率的な実践成形手法を習得!
最先端技術の無潤滑絞り加工『ドライプレス加工』についても解説します。
講師
元・湘南工科大学 教授 工学博士 片岡 征二 氏
一般社団法人 日本金属プレス工業協会 理事・技術教育委員会 委員長
一般社団法人 日本塑性加工学会 フェロー・金型分科会 顧問
【ご専門】 プレス加工、トライボロジー、金属材料
受講料
■ R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
受講対象・レベル
前半の「絞り加工の基礎」は、実務経験3~5年程度の技術者が対象となりますが、
後半の「絞り加工の実際」及び「最新潤滑技術」については、ベテランの方にも
十分参考となる内容です。
必要な予備知識
特に必要ありません。絞り加工と潤滑技術について、初歩の初歩から易しく講義します
習得できる知識
・絞り加工の基本を理論的に理解できるようになる。
・理論的に理解することによって、不良発生の原因究明とその対策法も
考えられるようになる。
・潤滑油の選び方・使い方の基本的知識が習得できる。
・無潤滑絞り加工(ドライプレス加工)の最先端技術の習得ができる。
趣旨
経験やノウハウが大いに物を言う絞り加工ですが、高品位な絞り製品を生産するためには、その加工の原理を理論的に理解することが求められます。絞り加工を理論的に勉強することによって、無駄のない効率的な成形手法が実践できるようになり、結果的にコストダウンも図れるようになります。また、トラブルが発生した時にも十分対応ができるようにもなります。
さらに高精度で高品位な製品の生産を目指すためには、潤滑油の選び方・使い方の基礎知識の習得が何よりも重要となります。潤滑法を間違えれば、製品表面傷の発生や焼付き・かじりの発生の原因になります。ただし、潤滑油には環境問題が付きまといます。できるだけ使用しない、あるいは全く使用しない加工法が待望されています。その最先端技術の無潤滑絞り加工、すなわち、ドライプレス加工についても解説します。
プログラム
1.絞り加工の基礎
1-1 絞り加工とは?(絞り加工の定義)
1-2 絞り加工の基本的な金型構成とは?
1-3 絞り加工用材料を金属学的に見てみよう!
1-4 絞り加工と張り出し加工の違いとは?
2.絞り加工の実際
2-1 ブランク形状・寸法の決め方
(1)円筒容器
(2)角灯容器
(3)異形状容器
2-2 絞り工程数の決定
(1)絞り加工中のブランクの変形過程
(2)絞り加工力と破断力
(3)円筒1回絞り加工における絞り限界の判定
(4)角筒絞り加工における絞り限界の判定
2-3 金型設計
(1)肩半径とクリアランスの決め方
(2)再絞り金型の設計
(3)しごき加工の目的と金型の設計
2-4 プレス機械の選定
(1)円筒絞り力の計算
(2)角筒絞り力の計算
(3)しわ抑え力の計算
3.潤滑油の選び方と使い方
3-1 潤滑の基礎知識
(1)摩擦とは
(2)潤滑油の摩擦低減メカニズム
(3)潤滑油の構成成分
3-2 絞り加工における潤滑の実際
(1)動粘性効果による油膜形成メカニズム
(2)被加工材表面粗さによる油膜形成
(3)各種添加剤による油膜形成
4.ドライプレス加工の最前線
4-1 DLCコーテッド工具によるドライプレス加工
4-2 セラミックス工具によるドライプレス加工
4-3 CVDダイヤモンドコーテッド工具によるドライプレス加工
4-4 焼結ダイヤモンドによるドライプレス加工
【質疑応答・名刺交換】
キーワード 機械,絞り加工,プレス,ドライプレス,潤滑,金型,セミナー,研修,講習
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