改訂Annex1が要求する無菌製剤製造工程での汚染管理戦略と適切な施設設計(ハード)・運用管理(ソフト)の設定

~QA視点からみるPQS・QRMの実装と作業者教育~

■PIC/S(EU)-GMPガイドのAnnex1の目的
■医薬品品質システム(PQS)
■汚染管理戦略(CCS)の策定と実施
■バリア技術(アイソレータ、RABS)
■シングルユースシステム(SUS)
■アセプティック・プロセス・シミュレーション(APS)
 

【PIC/S(EU)GMPガイドの改訂Annex1がそれぞれ9月19日(8月25日)に公開された。本セミナーでは、改訂の概要と注目点を整理・解説する】

>>改訂Annex 1には、「医薬品品質システム」が取り込まれ、品質リスク管理や新技術の⼿順などに焦点を当てている。
>>ユーティリティについて、製薬用水システムの注射用水(WFI)の製造方法として、蒸留法以外(膜法)の採用が認められたことも目新しい。
>>改訂の重要要件の1つとして、無菌性保証の目的で全体の汚染管理戦略(CCS)の策定と実施を求めていることも注目される。


【Live配信受講】 2022年12月15日(木)  10:30~16:30
【アーカイブ配信受講】 2022年12月26日(月)  ごろ配信予定(視聴期間:配信後営業日10日間)

■特典:Live受講に加えて、アーカイブでも視聴できます■
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。

セミナー趣旨

EU-GMPガイドのAnnex1は、2度のパブリックコメントを踏まえ、2022年8月22日付けで最終化され、8月25日に公開され、PIC/Sは、2022年9月19日付(改訂日付は2022年9月9日)に発効にて発出された。
 
改訂Annex 1には、「医薬品品質システム」が取り込まれ、品質リスク管理や新技術の⼿順(アイソレータ技術やシングルユースシステムの使用)などに焦点を当てている。
 
ユーティリティについて、製薬用水システムの注射用水(WFI)の製造方法として、蒸留法以外(膜法)の採用が認められたことも目新しい。
 
改訂の重要要件の1つとして、無菌性保証の目的で全体の汚染管理戦略(CCS)の策定と実施を求めていることも注目される。
本セミナーでは、改訂の概要と注目点を整理する。

セミナープログラム

1.まずPIC/Sとは何かを整理しましょう
 1.1 PIC/Sとは
 1.2 PIC/Sの歴史
 1.3 PIC/Sの目的
 1.4 産業界にとっての間接的な利益
 1.5 PIC/Sのメンバー
 1.6 EUによるGMP相互認証
 1.7 PIC/S-GMPとEU-GMPの関係
 1.8 PIC/SとEUの責任者要件差

2.PIC/S-GMP ガイド
 2.1 PIC/S-GMPガイド
 2.2 PIC/S-GMPガイドの概要
 2.3 改正PIC/S‐GMP Annex1概要
 2.4 改正PIC/S‐GMP Annex1の構成
 2.5 PIC/S-GMP Annex 1 の発出後の措置

3.PIC/S‐GMP Annex1のポイント
 3.1 適用範囲(セクション1)
 3.2 原則(セクション2)
  3.2.1 汚染管理戦略コンタミネーションコントロール戦略(CCS)
  3.2.2  CCSで考慮すべき要素
  3.2.3 CCSの考え方
  3.2.4 無菌室搬入品管理
 3.3 医薬品品質システム/PQS(セクション3)
  3.3.1 無菌製剤製造のPQS要件
 3.4 施設(セクション4)
  3.4.1 バリア技術
  3.4.2 クリーンルームおよびクリーンエア機器の認定
  3.4.3 消毒
 3.5 設備(セクション5)
 3.6 ユーティリティ(セクション6)
  3.6.1 水系
  3.6.2 直接滅菌剤として使用されるスチーム
  3.6.3 ガス・真空システム
  3.6.4 冷暖房および油圧システム
 3.7 職員(セクション7)
 3.8 生産技術・固有技術(セクション8)
  3.8.1 終末滅菌品
  3.8.2 無菌調製・加工
  3.8.3 無菌製品の仕上げ
  3.8.4 滅菌
  3.8.5 加熱滅菌
  3.8.6 湿熱滅菌
  3.8.7 乾熱滅菌
  3.8.8 放射線による滅菌
  3.8.9 エチレンオキシドによる滅菌
  3.8.10 最終容器のままでは滅菌できない製品のフィルター滅菌
  3.8.11 フォームフィルシール(FFS)
  3.8.12 ブローフィルシール
  3.8.13 凍結乾燥
  3.8.14 クローズドシステム
  3.8.15 シングルユースシステム(SUS)
 3.9 環境・プロセスモニタリング(セクション9)
  3.9.1 一般
  3.9.2 環境・プロセスモニタリング
  3.9.3 環境モニタリング_総粒子
  3.9.4 環境・人体モニタリング_生存粒子
  3.9.5 アセプティック・プロセス・シミュレーション(APS)
 3.10 品質管理(QC)(セクション10)
 
<用語集>

□質疑応答□

セミナー講師

C&J  代表 新井 一彦 氏
 
【略歴】
大学院(薬学部)修了後、化学会社にてバイオテクノロジー利用による探索研究。その後、製造管理者として、無菌製剤工場の立ち上げ、製造管理、品質管理、品質保証を担当。平成17年の改正薬事法完全施行に合わせ、新たに製造販売業を取得するため某ジェネリックメーカーの設立に関与。取締役信頼性保証本部長として総括製造販売責任者の責務を担った。
現在、C&J代表として、講演、執筆、GMPコンサル業務活動を推進。
【主な研究・業務】
・GQP/GMPにおける品質保証業務全般
・国内・海外製造所のGMP監査、PMDAによるGMP適合性調査同行及び対応

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55,000円(税込)/人

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全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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