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食品用器具・容器包装の法規制~日本における器具及び容器包装に関するポジティブリスト制度の概要~~海外における食品包装材料に関する法規制動向~<会場開催セミナー>
東京都47,3002024-05-29
バイオマスプラ・生分解性フィルム、モノマテリアル包材の材料設計、バリア性評価、用途例! 機能性と環境配慮の両立を実現した事例を各社が解説します!
セミナープログラム
【10:00-11:30】
1.多糖類(デンプン、セルロース)を用いた有機-無機ハイブリッドガスバリア膜
神戸大学 大学院海事科学研究科 教授 博士(工学) 蔵岡 孝治 氏
【ご専門】 材料科学、膜工学
【習得できる知識】
ゾル-ゲル法の基礎
有機-無機ハイブリッド材料の基礎
ガスバリア膜の基礎
デンプンを用いた有機-無機ハイブリッドガスバリア膜
セルロースを用いた有機-無機ハイブリッドガスバリア膜
【講座趣旨】
本講座は、ゾル-ゲル法の基礎、有機-無機ハイブリッド材料の基礎、ガスバリア膜の基礎を学び、多糖類(デンプン、セルロース)を用いた有機-無機ハイブリッドガスバリア膜の作製とその特性について理解することを趣旨としている。世界中で、様々な環境に配慮したガスバリア膜が研究・開発されているが、ここでは、ゾル-ゲル法による多糖類(デンプン、セルロース)を用いた有機-無機ハイブリッドガスバリア膜にしぼり、解説することを主題としている。
1.ゾル-ゲル法の基礎
1.1 ゾル-ゲル法とは
1.2 ゾル-ゲル法の反応
1.3 触媒の影響
1.4 ゾル-ゲル法の特徴
2.有機-無機ハイブリッド材料の基礎
2.1 有機-無機ハイブリッド材料とは
2.2 有機-無機ハイブリッド材料の種類
2.3 有機-無機ハイブリッド材料の特徴
3.ガスバリア膜の基礎
3.1 ガスバリア膜とは
3.2 主なガスバリア膜
3.3 ガスバリア性評価方法
4.デンプンを用いた有機-無機ハイブリッドガスバリア膜
4.1 研究概要
4.2 目的
4.3 実験方法
4.4 結果と考察
4.5 まとめ
5.セルロースを用いた有機-無機ハイブリッドガスバリア膜
5.1 研究概要
5.2 目的
5.3 実験方法
5.4 結果と考察
5.5 まとめ
【質疑応答】
【12:10-13:40】
2.ポリグリコール酸系樹脂の生分解性バリア材としての応用
(株)クレハ 樹脂加工研究所 所長 博士(工学) 鈴木 義紀 氏
【ご専門】 機能性高分子
【習得できる知識】
ポリグリコール酸の合成と性質
ポリグリコール酸の特性発現メカニズム
ポリグリコール酸の特性を活かした用途
【講座の趣旨】
ポリグリコール酸(PGA)は、最も単純な分子構造を有する脂肪族ポリエステルであり、生分解性樹脂として広く使用されている。その存在は古くから知られていたが、量産化技術に数多くの課題があり、従来は医療用途での小規模生産に留まっていた。(株)クレハでは、PGAが高いガスバリア性や高強度を有することを見出したとともに、世界で初めて工業的な製造方法を確立し、これまでにはない高機能型の生分解性樹脂としてPGA樹脂Kureduxを開発した。本講演では、Kureduxの特性とガスバリア材としての応用について、用途例を交えつつ紹介する。
1.はじめに
2.ポリグリコール酸の原料と製法
3.ポリグリコール酸の特性
3.1 基本特性
3.2 生分解性
3.3 ガスバリア性
3.4 機械特性
3.5 成形加工性
4.ポリグリコール酸の用途例
4.1 共押出多層ボトル
4.2 共押出多層フィルム
4.3 その他
5.ポリグリコール酸の環境適性
6.おわりに
【質疑応答】
【13:50-15:20】
3.バイオマスプラスチックフィルム・環境配慮型包装用フィルムの開発とバリア特性
東洋紡(株) パッケージング開発部 マネージャー 博士(工学) 清水 敏之 氏
【ご専門 】高分子合成・加工
【習得できる知識】
・成型加工用に使用されるバイオマスプラスチックの最近の動向
・バリア性バイオマスプラの最近の動向
【講座趣旨】
フィルムなどで使用されるバイオマスプラスチックの動向について紹介する。また、食品包装用ではバリア性は食品の消費期限延長の面からも重要だが、バリア性を有するバイオマスプラスチックとそのフィルム特性についても紹介する。
0.はじめに
1.バイオマスプラスチックの動向
1.1 従来からのバイオマスプラスチックの動向
1.2 最近のバイオマスプラスチックの動向
1.3 今後のバイオマスプラスチックの動向
2.バイオマスプラスチックフィルムの動向
2.1 現状、課題
2.2 最近のバイオマスプラスチックフィルムの動向
2.3 各社の動向
3.まとめ
【質疑応答】
【15:30-17:00】
4.環境配慮 DNP 植物由来包材バイオマテックの特性
大日本印刷(株) Lifeデザイン事業部 イノベーティブ・パッケージングセンター ビジネスデザイン本部 環境ビジネス推進部 第2グループ 原田 範夫 氏
【習得できる知識】
・直近の環境動向
・バイオマスプラスチックフィルムについて
・バイオマスプラスチックフィルムによるCO2排出量削減について
【講座趣旨】
・国、企業、生活者それぞれの視点からの環境動向を把握する
・DNPにおける環境への取組みについて紹介する
1.弊社の紹介
2.現在の環境同行について
3.DNPの環境方針
4.環境配慮包材 GREEN PACKAGINGの紹介
5.DNP植物由来包材 バイオマテックの紹介
6.バイオマテックのラインナップ
7.バイオマテックによるCO2排出量削減効果
8.DNPのCO2排出量削減効果実績
9.DNPのLCAの取組み
【質疑応答】
セミナー講師
1.神戸大学 大学院海事科学研究科 教授 博士(工学) 蔵岡 孝治 氏
2.(株)クレハ 樹脂加工研究所 所長 博士(工学) 鈴木 義紀 氏
3.東洋紡(株) パッケージング開発部 マネージャー 博士(工学) 清水 敏之 氏
4.大日本印刷(株) Lifeデザイン事業部 イノベーティブ・パッケージングセンター ビジネスデザイン本部 環境ビジネス推進部 第2グループ 原田 範夫 氏
セミナー受講料
1名につき 66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
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万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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