関西電力(株)電力危機への対応、分断型電力システムの新展開へ

エネルギー危機時代の電力ビジネスと事業戦略
~制度改革、埋蔵供給力発掘、DR、蓄電池~

セミナー趣旨

2022年初から日本の電気事業は安定供給システム再構築を目指した制度改革、新しい事業規律確立の途上にあったが、3月16日の地震による発電所の被災、6月末日の想定外の高温・東日本の需給ひっ迫で大きく出鼻を挫かれた。
供給力の追加募集、節電ポイント、DRの埋蔵分発掘等今冬に向けて様々な取組みが進められている。
一方でエネルギーインフレはユーザーの自衛的な太陽光導入、エネルギーマネジメント、蓄電池の導入等新しいDERビジネスを後ろ押しする効果も持つ。事業戦略としては系統蓄電池、自社リソースの需給危機対応への活用等ビジネスチャンスも出てくることになる。
2022年冬以降に向けてそれらの関連と展望を解説し、制度改革・市場ルール、ビジネス環境、打つべき戦略について概観する。

セミナープログラム

1.夏の需給危機とその対応を振り返る
 (1)需給逼迫、市場高騰、供給力対策、節電
 (2)脚光を浴びる小売りDR
 (3)冬に向けて整備されるシステム、DRプラットフォーム
2.DR拡大研究会
 (1)埋蔵DRという論点、海外事例
 (2)プレーヤーにとってのビジネスチャンス、ユーザーの供給力貢献
3.中長期の市場環境をどう読み、備えるか
 (1)国際燃料情勢とサハリン2
 (2)小売りメニューとリスクヘッジの考え方
4.DER拡張の時代
 (1)国のインフラとしてのDER(ERAB3.0)
 (2)エネルギーインフレ下の蓄電池・EV・DR・VPPビジネス戦略
5.関連質疑応答
6.名刺交換会
 ■講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
 ■ライブ配信受講の方も、会場の名刺交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。

セミナー講師

関西電力株式会社
シニアリサーチャー
大阪大学大学院 招聘教授
西村 陽 氏

<略歴>
大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻招聘教授
1961年富山県生まれ。1984年一橋大学経済学部卒業、関西電力株式会社で調査、戦略、環境、マーケティング等を担当、現在営業本部担当部長。この間、学習院大学経済学部特別客員教授(専任)、関西学院大学経済学部非常勤講師、大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻招聘教授を歴任、2016年から現職。
主著に『電力改革の構図と戦略』『検証 エンロン破綻』、『電力のマーケティングとブランド戦略』『にっぽん電化史』『エナジー・エコノミクス』『にっぽん電化史』シリーズ、『まるわかり電力デジタル革命キーワード250』『まるわかり電力システム改革2020年決定版』『未来のための電力自由化』『カーボンニュートラル2050アウトルック』等。

セミナー受講料

1名:33,540円(税込)
2名以降:28,540円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)

受講について

会場またはライブ配信受講

  1. ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLと
    ID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
    ※会場またはライブ配信受講後、3営業日後から4週間何度でも、アーカイブもご視聴いただけます。
    ※メールの受信が確認できない場合、「迷惑メール」「ゴミ箱」等に振り分けられていることがございますのでご確認いただけますようお願い申し上げます。

アーカイブ配信受講

  1. セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
  2. 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
  3. 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
    ※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


9:30

受講料

33,540円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】JPIカンファレンススクエア

【地下鉄】広尾駅

主催者

キーワード

電気・電子技術   環境負荷抑制技術   事業戦略

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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