ホログラム・電子ホログラフィ及び3Dディスプレイの基礎、研究開発動向と今後の展開

AR、VRが広まる中、実用化の動向に注目の集まる"ホログラフィ"を原理からビジネス応用の可能性まで解説!
究極の3Dディスプレイ実現に向けた現在の立ち位置、そして今後の課題とは?

セミナー趣旨

  ホログラフィは、三次元物体を忠実に記録・再生できる技術です。D.Gaborは、ホログラフィの発明によりノーベル物理学賞を受賞しています。再生される三次元像は様々な角度から眺めることができ、実物を眺めているのと同じ現象を再現します。電子化したホログラフィ(電子ホログラフィ)は「究極の3Dディスプレイ」になると考えられてますが、未だ実用化されてません。VR、ARが広まる中、ホログラフィの実用化が多いに期待されます。
  本セミナーでは、ホログラフィの原理を基礎からわかりやすく解説します。電子ホログラフィの実用化の課題、期待される技術の実用化とビジネス的な応用展開について述べます。

受講対象・レベル

・ホログラフィに関する知見を深めたい方
・ホログラフィによる三次元映像技術に関心をお持ちの方
・GPUを用いたリアルタイム処理に関心をお持ちの方
・ホログラフィの応用・実用化・ビジネス展開に関心をお持ちの方

必要な予備知識

・特に予備知識を必要とせず、基礎から説明します。

習得できる知識

・3Dディスプレイ・ホログラフィの基礎知識
・電子ホログラフィを用いた三次元映像技術と課題
・複数のGPUを用いたリアルタイム処理の知識

セミナープログラム

1.三次元映像の基礎
 1-1. 単眼立体視
 1-2. 両眼立体視
 1-3. 実用化されている三次元映像技術
 1-4. これまでの三次元映像の課題
2.ホログラフィとは?
 2-1. ホログラムと呼ばれているが、本来のホログラフィではない映像技術の紹介
 2-2. ホログラフィによって再生される三次元像とは?
 2-3. ホログラムとホログラフィとは?
 2-4. ホログラムに記録されているものとは?
 2-5. ホログラフィの原理(ホログラムへの記録とホログラムからの再生)
 2-6. ホログラフィを電子化した究極の3Dディスプレイへの期待
3.電子ホログラフィによる3Dディスプレイ
 3-1. ホログラフィを電子化するには?
 3-2. 再生する三次元像の点群モデル
 3-3. 計算機合成ホログラム(CGH)とは?
 3-4. CGHの表示装置について
 3-5. 電子ホログラフィ装置の構成
 3-6. 実用化を妨げる膨大なCGH計算とCGHの表示装置が持つ課題
4.電子ホログラフィを用いた三次元動画再生の研究紹介
 4-1. あらかじめ計算しておいたCGHの高速再生
 4-2. GPUを用いた高速CGH計算
 4-3. 残像効果を用いたCGH計算高速化
 4-4. 複数のGPUを搭載した1台のパソコンによるCGH計算
 4-5. GPUの枚数に比例した高速化を実現するパイプラインCGH計算アルゴリズム
 4-6. 複数のGPUを搭載したパソコンを複数台用いたリアルタイム三次元動画再生
 4-7. 膨大な物体点で構成された三次元映像の高精細化
 4-8. カラー三次元映像のリアルタイム再生
5.期待される技術の実用化とビジネス的な応用展開
 5-1. 三次元映像を投影するホログラフィックプロジェクタ
 5-2. 遠隔から三次元空間に自由に絵を描く装置
 5-3. 三次元像を空中に浮かばせることが可能な空中ディスプレイ装置
 5-4. 電子ホログラフィを用いたXRに関する最新研究動向
<終了後、質疑応答>


■講演中のキーワード
ホログラム、ホログラフィ、3Dディスプレイ、三次元映像技術、GPU、リアルタイム再生

セミナー講師

 髙田 直樹 先生   高知大学 教育研究部 自然科学系 理工学部門 教授 博士(工学)

■経歴
1996年~2001年 国立小山工業高等専門学校電子制御工学科 助手
2001年~2005年 理化学研究所ゲノム科学総合研究センター(GSC) 研究員
2005年~2010年 湘北短期大学 情報メディア学科 専任講師
2010年~2012年 湘北短期大学 情報メディア学科 准教授
2012年~2017年 高知大学教育研究部自然科学系理学部門 准教授
2017年~      高知大学教育研究部自然科学系理学部門 教授 現在に至る
■専門および得意な分野・研究
電子ホログラフィを用いた3Dディスプレイ、リアルタイム計算、GPUコンピューティング
■本テーマ関連学協会での活動
電子情報通信学会
米国光学会
ホログラフィック・ディスプレイ研究会

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

光学技術   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)   UI/UX/ヒューマンインターフェース

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

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全国

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光学技術   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)   UI/UX/ヒューマンインターフェース

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