プラスチック包装材料の技術動向と環境対応への課題と現状

プラスチック包装材料の環境対応に向けた考え方

プラスチック包装材料のリサイクルの現状と課題
軟包装材料の国内外の最新動向

SDGsなど世の中の流れにより循環型パッケージが求められている“包装材料”
その中でもプラスチックを使用する軟包装やプラスチック容器は早急な対応が必要です。
本セミナーでは環境対応への考え方から循環型パッケージやリサイクルの現状と課題、国内外における事例・最新動向について解説!!

セミナー趣旨

 世界は循環型パッケージ向けて進んでいる。特にプラスチックを多く利用する軟包装、プラススチック容器は早急なる対応が迫られている。海外樹脂メーカー、包装のコンバーターは循環型ポリマー、recyclableに向けてつき進んでいる。循環型ポリマーの安全性についてはFDA、EFSAも関心が高く、それぞれコメントを出している。国内はまだこれからの感じが強いがEUの規制も来年頃には出る予定であり、待ったなしの状態である。国内外の現状、事例を参考にこれからのプラスチック包装の進むべき方向を説明する。

受講対象・レベル

包装設計者以外に包装に携わる営業も含めて全員が理解しなければいけない内容であり、紙に変えるとか、bio-based polymers使用で終わる問題ではない。

習得できる知識

・プラスチックの再生技術(メカニカルリサイクル、ケミカルリシクルの種類と現状)
・循環型ポリマーの海外での採用事例
・recyclableとは何かの応手定義  
・軟包装材料の回収・再生処理の課題
・プラスチック材料の進むべき方向

セミナープログラム

1.包装の大きなトレンド
  現在及び今後の包装はどのような動きをしているかを理解

2.SDGsの理解
  Circular Economyに関連してSDGs対応とは何か、具体的なテーマ事例を理解

3.循環型パッケージへの対応(回収し再生再利用のパッケージ)
 3.1 なぜ循環型パッケージが必要か
 3.2 循環型プラスチックの必要性
 3.3 循環型プラスチックの現状
 3.4 回収プラスチック包材の再生再利用技術
 3.5 回収・選別システム事例:sorting技術事例、英国Recycleye社

4.プラスチック再生技術・循環型プラスチックの課題
 4.1 メカニカルリサイクルの課題と再生法の新技術
 4.2 ケミカルリサイクルの各技術と課題
  (1) 熱分解タイプ
  (2) ガス化タイプ
  (3) 超臨界タイプ
  (4) PETボトルの再生処理技術
     ・メカニカルリサイクル
     ・ケミカルリサイクル
     ・酵素分解リサイクル
 4.3 溶剤利用剥離技術

5.プラスチック包装材料のリサイクルの現状と課題
 5.1 廃プラの収集、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
 5.2 FDA、EFSAの対応
 5.3 紙を含む包装仕様の対応

6.プラスチック製の包装のRecyclableとは 
 6.1 Recyclable認定基準
 6.2 認定されたRecyclable Packagesの事例
 6.3 認定機関がない国内の対応事例 

7.循環型プラッスチックの採用事例
 7.1 rPET
 7.2 rPP容器

8.軟包装材料の国内外の最新動向
 8.1 OPPのAl2O3蒸着フィルム
 8.2 新しいOPPフィルム
 8.3 Bio-based Polymersの利用
 8.4 食品包材の回収・再生再利用技術のEU事例(NEXTLOOPP他)
 8.5 Certified Resins採用事例

9.コンポスタブル及び生分解性樹脂の課題

10.プラスチック包材と小ロット対策
  ・無駄なプラスチック包材の廃棄量削減と包材製造工程の進歩
  ・包材製造時のCO2排出量削減を求める動き

11.英国の30%再生樹脂の使用とは

まとめ

□ 質疑応答 □

セミナー講師

住本技術士事務所  所長 住本 充弘 氏
技術士(経営工学部門)

セミナー受講料

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開催日時


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受講料

44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   食品包装   環境負荷抑制技術

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