カーボンナノチューブ(CNT)の分散と評価および利用技術

CNTの分散や分配の基本的な考え方や、材料設計の手法について紹介!
CNTの応用が期待される用途や、CNTの最新の研究などについても紹介!

★CNTの実用化を阻む要因を明らかにし、それに基づいてCNTの適切な使用方法について提案!
★CNTを一度使って見たけど全く機能が出なかった、使えない、と思われている方もぜひご参加くださいませ。

セミナー趣旨

【講演趣旨】
カーボンナノチューブ(CNT)の機能を引き出すためには、CNTの分散やマトリクス中への分配が重要になります。本講演ではCNTの分散や分配の基本的な考え方や、材料設計の手法について紹介します。また、CNTの応用が期待される用途や、CNTの最新の研究などについても紹介を行います。CNTを一度使って見たけど全く機能が出なかった、使えない、と思われている方にもぜひご参加をいただければと思います。CNTのユニークな特徴を生かして、自社のものづくりに生かしていただければと思います。

【講演のポイント】
CNTは優れた特性を持つ素材ですが、複合材料においては当初期待されたほどの用途展開は実現できていません。本講演では、CNTの実用化を阻む要因を明らかにし、それに基づいてCNTの適切な使用方法について提案します。

【講演キーワード】
カーボンナノチューブ、複合材料、最新技術動向、CNT分散、分散評価、材料選定

習得できる知識

・カーボンナノチューブの用途展開
・用途に適したカーボンナノチューブの分散
・ゴム、樹脂へのカーボンナノチューブの複合化
・カーボンナノチューブ複合材料の用途例
・最新のカーボンナノチューブの用途開発(国内外)

セミナープログラム

  1. カーボンナノチューブCNTとはなにか?
    1. CNTのもつ特徴
    2. CNTの世界生産量
    3. CNTの合成方法および比較
  2. CNTを使いこなす:分散と分配
    1. 分散手法による影響
    2. 溶解度パラメーターによる設計指針
    3. マトリクス粘度の影響
    4. 水への分散は可能か?
    5. 混ざらないときにはどうするか?
    6. CNTのラジカル補足性と材料設計
  3. CNTの用途例
    1. 導電性と熱伝導性の改善
    2. CNTによる耐熱性向上
    3. 電磁波遮蔽材料としてのCNT
    4. その他最新のアプリケーション開発事例
  4. まとめ

【質疑応答】

セミナー講師

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 材料・化学領域 化学プロセス研究部門 スマートフロープロセスグループ/主任研究員 阿多 誠介 氏

【経歴】
2010〜 産業技術総合研究所(ナノチューブ実用化研究センター)
2019〜2020 フランフォーファーIPA研究所
2020〜2021 産総研材料・化学領域研究戦略部
2018〜2020 立教大学客員教授

【受賞】
プラスチック成形加工学会若手奨励賞など

セミナー受講料

【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

炭素系素材   複合材料・界面技術   電子デバイス・部品

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