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流体力学は難しくない! 流れの勘所を理解しましょう!
講師
神戸大学大学院 システム情報学研究科 計算科学専攻
教授 博士(工学) 坪倉 誠 氏
【専門】 流体工学、流体シミュレーション、車両空力
【略歴】
日本機械学会, 日本流体力学会(フェロー), 自動車技術会(フェローエンジニア)
米国物理学会(American Physical Society), 米自動車学会(SAE International)
受講料
■ R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
受講対象・レベル
・日常業務で空気や水の流れといった流体運動を取り扱う方。
シミュレーションや実験による計測を行った結果に対して、得られた結果の妥当性を
・流体力学的な見地から評価したい人。
・高校卒業程度の物理学の知識があれば十分です。
習得できる知識
流体力学の基本法則である質量保存則、運動量保存則、エネルギー保存則を駆使することで、流れ場における流速と圧力の関係や、流体中におかれた物体に作用する流体力を概算で見積もれるようになります。これにより、流体シミュレーションや実験をする前に対象とする流れ場の定性的な評価や、シミュレーションで得られた結果の妥当性を検討できるようになります。
趣旨
流体力学は、機械・土木・建築・航空・船舶・化学工学などの幅広い産業分野を支える重要な力学の一分野です。また最近では、流体力学の知識を人体内の空気や血液の流れなどに適用する、生体流体力学も盛んになってきています。
本講座では流体力学の基礎として、物理学の根幹となる質量、運動量、エネルギー保存則に着目して解説を行い、流れ現象を理解するための勘所を理解してもらいます。上記のような流体力学が関わる分野で、これまでに流体力学を学んでこなかった、もしくは再度学びなおしたい、といった全ての方を対象に、流体力学の基礎から応用の初歩に至るまでを効果的に学習したいという方の参加をお待ちしています。
プログラム
1.流体の静力学
2.質量保存則と流量
3.エネルギー保存則とベルヌーイの定理
4.運動量保存則と流れに置かれた物体に作用する力
5.粘性流体の力学と管内・すきま流れ
6.層流と乱流
7.流体工学の最前線
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