プラスチックの次世代自動車への展開、現状と将来展望

〜国内外のプラスチック製自動車部品の市場トレンド(電動化、安全性向上、自動運転性能)と成形加工技術〜


【プラスチック】製自動車部品を横断的・体系的に把握!
「今後のニーズは?」「これから何を目指すべきか?」


講師


ポリマー技術・ビジネス開発研究所 主宰 岩野 昌夫 先生


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


▽過去の同講師セミナー受講者の声(アンケートより)
「プラスチック部品の全容を理解することができました」(新規事業開発者、(特に自動車))
「内容が豊富で有益です」(研究開発者、材料)
「自動車分野のプラスチックの展望を効率的に把握するのに適した講座だと思います」(基礎研究者)

■講師より
下記に記すような国内外の主要なプラスチック展示会を見学して自動車部品・素材の動向調査を行い、将来を展望するように心がけている。

・IPF Japan 2017(日本)
・China Plas 2017
・人とくるまのテクノロジー展 2017(自動車技術会,日本)
・Kunststoffe 2016(ドイツ)
・JEC WORLD 2016(国際コンポジット展,パリ)
・NPE 2015(アメリカ)

なお、次世代自動車に期待される主要ニーズの観点から最近特に開発が強力に進められている以下の部品・システムと材料について詳細な展望をする。
・電気駆動の次世代自動車(HEV, PHEV, EV)における部品・システム(二次電池,インバータ, モータ, 高圧ケーブル)
・衝突安全性向上のための部品・システム
・炭素繊維強化コンポジット(CFRP,CFRTP)およびガラス繊維強化コンポジット(GFRP,GFRTP)の構造部品への応用
・植物由来プラスチックの内外装部品・機能部品への応用


セミナー内容


1.成長を続ける自動車用プラスチック

 1.1 種類別の採用重量の考察



2.プラスチック製自動車部品
*プラスチック製自動車部品の採用動向を100件の部品・技術のケーススタディにより解析し、近未来を展望する。特に次世代自動車(ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車)における部品・システムへのプラスチックの適用について展望する。

 2.1 従来から、積極的に開発・採用が進められてきたボディ関連部品
  ・バンパー
    衝撃吸収式バンパーシステムの開発
    プラスチック製バンパーシステムのケーススタディ
    プラスチック製バンパーの近未来への展望
  ・外装部品
    外装部品に要求される特性
    主要外装部品のプラスチック化の状況
    プラスチック製外装部品の近未来への展望
  ・内装部品
    内装部品に対する要求性能
    プラスチック製内装部品の近未来への展望

  2.2 近年、積極的に開発・採用が進められている機能部品
  ・エンジンルーム内部品
    エンジンルーム内の環境と部品に対する要求性能
    エンジンルーム内部品のプラスチック化の状況
    プラスチック製エンジンルーム内部品の近未来への展望
  ・燃料系部品
    燃料系部品に対する要求性能
    燃料系部品のプラスチック化の状況
    プラスチック製燃料系部品の近未来への展望
  ・機能部品
    ドア周辺の機能部品のプラスチック化の状況
    空調システム、回転体用耐摩耗性部品、鋼板補強体のプラスチック化状況
    プラスチック製機能部品の近未来における展望

  2.3 プラスチック化により大きな軽量化が期待される部品
  ・ボディ外板
    炭素繊維強化コンポジット(CFRP,CFRTP)および
    ガラス繊維強化コンポジット(GFRP,GFRTP)のボディ外板への応用
    国内外内における状況と近未来における展望
  ・機構部品
    機構部品に対する要求性能
    プラスチック製機構部品の近未来における展望
  ・構造部品
    軽量材料(高張力鋼、アルミニウム、CFRP、CFRTP、PP-LGF、PA-LGF)の特性対
    比と構造部品への応用開発の状況
    炭素繊維強化コンポジット(CFRP,CFRTP)の構造部品への応用
    プラスチック・コンポジット製構造部品の近未来における展望
  ・グレージング(窓ガラス)
    グレージングに関する国内の法規制と規格
    グレージングのプラスチック化の状況、各社の開発状況
    プラスチック・グレージングの近未来における展望

  2.4 電気駆動車両(HEV、EV)の台頭と電子制御の導入拡大のトレンドにより、
    開発・採用が増大している部品
  ・電気・電子部品
    プラスチックの大電流・高電圧用部品への応用の状況
    高熱伝導性材料の開発状況
    電池用部材へのプラスチックの応用状況
    パワーコントロールモジュールへのプラスチックの応用状況
    プラスチック製電気・電子部品の近未来における展望
  ・光学系部品
    光学系部品のプラスチック化の状況
    プラスチック製光学系部品の近未来における展望

  2.5 安全性と快適性の社会的要請から開発・採用が進んでいる部品
  ・衝突安全部品
    国内における自動車事故の状況と対策
    プラスチックの衝突安全部品への応用の状況
    プラスチック製衝突安全部品の近未来における展望
  ・振動・騒音対策部品
    振動・騒音対策部品の採用状況
    プラスチック製振動・騒音対策部品の近未来における展望



3. 自動車用プラスチックと環境配慮

  3.1 有害化学物質

    自動車部品用プラスチックに含有されている化学物質
    有害化学物質に対する法規制・制度
    有害化学物質に対する対策の近未来における展望
  3.2 植物由来プラスチック
    植物由来プラスチックの内外装部品・機能部品への応用
    植物由来プラスチック・繊維開発・採用状況と近未来における展望
  3.3 自動車プラスチック部品のリサイクル
   「自動車リサイクル法」成立経緯と目的、ELVのリサイクル目標
    高分子系有機材料のリサイクル技術開発と適用状況
    リサイクル技術の開発と応用についての近未来における展望

 <質疑応答・名刺交換・個別相談>

※受講者の要望に応じて、各項目の解説時間を調整致します。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

自動車技術   高分子・樹脂技術

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