スプレードライヤの特長と基本原理、スケールアップ指針

【スプレードライヤ】 基礎を押さえて実務に活かす!

 粒子径・水分・嵩密度をどのように調整するのか? 付着を防ぐには?


講師


大川原化工機(株) 開発部 部長 根本 源太郎 様


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■ 講師より
 スプレードライヤの特色や基本原理に重点を置いて解説します。希望する製品を生産するためにはスプレードライヤについて理解を深めることが重要です。特に微粒化方式(各種ノズル、各種ディスク)についてはそれぞれ特色があり、対象物による最適な装置や方法について解説します。さらにスプレードライヤの基本原理を元に、スケールアップの考え方について実例を交えて解説します。

■ 受講対象者は?
・スプレードライヤをお使いの方
・スプレードライヤについての理解を深めたい方

■ 受講して得られる知見・情報・ノウハウは?
・スプレードライヤの基本的原理、仕組み
・スプレードライヤの構成機器に関する知識
・スケールアップの考え方、指針

▽ 過去の同講師セミナー受講者の声(アンケートより)
「希少で貴重なご講演、ありがとうございます」(熱関連研究開発)
「実務に有益な情報が多く非常に有益でした。ありがとうございました」(触媒の製造・探索)
「トラブル対策が特に勉強になりました」(品質と製造の管理)
「特にスケールアップに興味を惹かれました。有益でした。ありがとうございました」
 (研究開発)


セミナー内容


1.噴霧乾燥の基本原理
 1-1. スプレードライヤの概要
  ・スプレードライヤの適用分野
  ・乾燥と造粒
  ・スプレードライの工程
  ・スプレードライヤの特長
  ・スプレードライヤを用いた粉体製造のメリット
 1-2. スプレードライヤの製品
  ・各種製品例
  ・各種粉体の顕微鏡写真
 1-3. 微粒化の利点
 1-4. スプレードライヤの乾燥原理
 1-5. スプレードライ粒子の乾燥過程
  ・恒率乾燥と減率乾燥

2.スプレードライヤの微粒化機器
 2-1. 微粒化機器の特長と選定方法
  ・微粒化装置(アトマイザ)の各種方式とその比較
  ・各種微粒化装置の処理量VS粒子径
 2-2. 回転円盤
  ・各種噴霧微粒化ディスクの特長
  ・回転円板式アトマイザ
  ・回転ディスク式アトマイザ
 2-3. 圧力ノズル
 2-4. 二流体ノズル
  ・二流体ノズルの構造、特長・留意点
 2-5. その他の微粒化機器
  2-5-1. 加圧二流体ノズル
   ・加圧二流体ノズルのねらい
   ・加圧二流体ノズルの噴霧特性の例
  2-5-2. RJノズル、TJノズル
   ・ツインジェットノズルの特長
   ・ツインジェットノズルの構造、微粒化機構

3.スプレードライヤの計画
 3-1. スプレードライヤの熱収支及び物質収支計算
 3-2. 製品特性に合った乾燥室の形状
  ・乾燥室形状、大きさの決め方についての基本的な考え方
  ・製品作り“粒子づくり”の観点から(プロセス面、粒子づくり面)
  ・並流式
  ・ノズル式 向流型
  ・ノズル式 並向流(混合流)型
  ・各種製品物性と熱風接触・噴霧方式の関係
 3-3. 乾燥テストとその評価
  ・乾燥テストとその評価方法の基本的な考え方
  ・パイロットプラントでのテスト
  ・各種条件の選定、選択ポイント、留意点

4.スプレードライヤの運転操作
 ・乾燥条件と製品に与える影響 ―出入り口温度と風の流れ―
 ・噴霧乾燥による液滴の形状変化
 4-1. 製品粒子径のコントロール
  4-1-1. 回転円盤の場合
   ・製品粒子径のコントロール指針と留意点
  4-1-2. 加圧ノズルの場合
   ・製品粒子径のコントロール指針と留意点
  4-1-3. 二流体ノズルの場合
   ・製品粒子径のコントロール指針と留意点
 4-2. 製品水分のコントロール
  ・製品水分のコントロール指針と留意点
 4-3. 製品の嵩密度のコントロール
  ・製品嵩密度のコントロール指針と留意点
  ・原液処理量のコントロール指針と留意点
 4-4. スプレードライヤの造粒について(セラミック含む)
 4-5. トラブル対策

5.スプレードライヤのスケールアップ
 5-1. スプレードライヤにおけるスケールアップの考え方
 5-2. 回転円盤方式におけるスケールアップ、留意点
  ・乾燥室のサイジング
 5-3. 噴霧ノズル方式におけるスケールアップ、留意点

6.スプレードライヤにおける最近の話題
 6-1. 流動造粒スプレードライヤ
 6-2. 過熱水蒸気乾燥装置
 6-3. マイクロカプセル
 6-4. 排ガス冷却設備
 
 <質疑応答・名刺交換>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催場所

東京都

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【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   生産工学

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