<効率的、確実に目的を達成できる> 実験の考え方と具体的すすめ方

★「実験で目的とする性能が出ない」「膨大な実験を繰り返しても原因がわからない」 「実験毎にバラつきが出る」「実験データは増えたが整理できていない」・・・etc

★ 実験現場でどうしていいかわからないとお困りの方に! ノウハウに頼る部分も多い実験実務の考え方・進め方を基本から解説、その継承・共有化の方策についても言及します。


講師


ジャパン・リサーチ・ラボ 代表
兼 大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師
大阪産業創造館 相談員 博士(工学) 奥村 治樹 先生

【講師紹介】
 大手化学メーカー勤務後大手電機メーカー、化学系ベンチャー企業を経て現職
 現在は、ベンチャーから上場企業まで様々な業種の顧問や技術コンサルタントとして、研究開発、製造における課題解決、戦略策定から人事研修などの人材育成などを行っている。また、学会等での招待講演や国プロにおけるキャリア形成プログラムの講師なども行っている。


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


*同業者の方(コンサルタント業等)からのお申込みの場合、受講をお断りする場合がございますので、予めご了承下さい。

 研究開発、商品開発などR&Dにおいて実験は必要不可欠なものである。そして、開発においてはスピードと効率性、確実性が要求されており、その実現を左右する最も重要なものの一つが実験であると言える。そのため、実験計画法などの研修や教育も行われているが、残念ながらそういった研修の多くは個別的な手法であり、実務に適用するにはある程度の専門知識や経験が必要となるケースも多い。
 開発現場で即、かつ最も必要とされる、実験ノウハウや、実験そのものの考え方、計画の立て方など、実験実務は現場任せ、本人任せとなっているのが実状である。そのため、それぞれが自己流で実験技術を蓄積していくため、レベルもバラバラで、部署として、会社としての蓄積も生まれない。その結果、人員間、部署間でのバラつきはもちろん、属人的となることで実験技術の継承が行われず、時間軸でのバラツキも生んでしまっている状況が見られる。
 本セミナーでは、従来のいわゆる統計的な手法としての「実験計画法」の進め方ではなく、実験そのものの考え方や計画の立て方、実験実務の進め方といった、根幹部分に重点を置いて、さらには、それらを如何にして教育、継承していくかという点についても詳細に解説する。

○受講対象:
 ・研究開発の実務担当者(若手、中堅)
 ・指導するリーダー、管理者
 ・新入社員、若手
など

○受講後、習得できること:
 ・実験の考え方
 ・実験計画の立て方
 ・実験実務のノウハウ
 ・実験記録の方法
 ・実験ノウハウの継承
など
 
【セミナー受講特典コンサルティング】
 セミナーに受講して名刺交換をさせて頂いた方への特典サービスとして、初回限定で限定特別料金にてコンサルティングをご利用いただけます。技術的な相談はもちろん、戦略相談、オンサイトセミナーなど、依頼条件を満たす限り原則として実施内容、方法に制限はありません。
 技術コンサルティングには興味があるが利用したことがないので、どのようなものか良くわからず正式依頼に踏み切れない、決裁を取るために一度ディスカッションしたいという方は、是非この機会に、JRLのコンサルティングを御体験ください。限定特典ではありますが、必ず満足のいただける内容でお応えします。
 
<依頼条件>
 ・初回1回のみ
 ・セミナー実施日より3カ月以内に依頼が成立
 ・コンサルティング実施時間:4時間程度まで
 ・費用:場所、内容によらず定額の限定特別料金(交通費は、別途ご負担下さい)
 
*詳細は、セミナー当日にご相談・または別途お問い合わせ下さい。 


セミナー内容


1.イントロダクション
 ・結果を成果へ
 ・魔の川・死の谷・ダーウィンの海

2.実験の基本と心得
 ・実験、研究の心得
 ・実験の種類
 ・実験の基本プロセス
 ・時間管理
 ・実験を始める前のポイント
 ・実験中の心構え
 ・実験終了後に確認すべきこと
 ・実験が上手くいかない時
 ・基本的な注意点
 ・実験の絶対的タブー

3.実験の考え方
 ・何が必要か
 ・実験ストーリーの考え方
 ・開発シナリオと実験ストーリー
 ・目的と目標
 ・こんなことはありませんか?

4.目的と目標
 ・目的の構成要素
 ・目標
 ・目標の条件
 ・判断基準

5.実験計画の考え方
 ・計画の考え方
 ・シナリオメイク(仮説構築)
 ・時間の重要性
 ・タイムマージン
 ・チャートで可視化
 ・実験条件の考え方
 ・実験計画法の意味
 ・リソースマネジメント

6.実験の考え方
 ・実験の本当の意味
 ・実験を考えるとは
 ・実験パラメータの選び方
 ・実験マトリクスの考え方
 ・実験方法の考え方
 ・条件範囲の設定
 ・対照データの選び方
 ・良くあるパターン

7.情報・結果の収集
 ・情報の考え方、扱い方
 ・多面性
 ・情報の意味と価値
 ・基本フロー
 ・文献の読み方と資料整理

8.実験データ解析のポイント
 ・視ること
 ・データ解釈における認知バイアス
 ・情報次元の拡張
 ・数字(データ)の取り扱い
 ・5大解析視点+1
 ・データの伝え方

9.実験誤差、精度の考え方・捉え方

 ・正確なデータを得るために
 ・AccuracyとPrecision
 ・信頼性管理
 ・限界の定義

10.開発実験のための思考法
 ・思考とは
 ・目的志向
 ・逆走型思考
 ・ロジックの条件
 ・逆説的思考
 ・実験のイメージ化
 ・失敗からのリカバリー
 ・認知バイアスの罠
 ・ヒラメキの種

11.実験計画のための思考の道具
 ・実験計画で用いる代表的フレームワーク
 ・フレームワークの使い方
 ・If then思考
 ・If then思考によるマネジメント
 ・思考の拡張
 ・情報整理
 ・構造化
 ・アイデア生産の5ステップ
 ・アイデアの評価

12.実験情報の継承・共有化
 ・コミュニケーションとは
 ・技術者の報連相
 ・実験情報とは何か
 ・暗黙知・実験ノウハウの情報化
 ・情報共有のシステム化
 ・二つのミーティング
 ・社員の教育法・教育体制

13.仮説思考による研究開発と問題解決
 ・仮説が必要な理由
 ・仮説の検証と実験
 ・仮説の考え方
 ・仮説の精度を決めるもの
 ・仮説→課題設定→計画
 ・2種類の事実

14.まとめ

 <質疑応答>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】太陽化学(株)東京本社内 おいしさ科学館

【JR・モノレール】浜松町駅 【地下鉄】大門駅

主催者

キーワード

人財教育・育成   アイデア発想法一般   技術マネジメント総合

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