メソポーラス材料の合成・表面制御方法と各分野への応用展開

【メソポーラス材料】
:新規合成方法は?構造や表面、孔径の制御方法は?


講師


産業技術総合研究所 無機機能材料研究部門
物質変換材料グループ
研究グループ長 博士(工学) 木村 辰雄 先生

【講師紹介】
平成12年10月 ~ 通商産業省工業技術院名古屋工業技術研究所 入所
(現在の国立研究開発法人産業技術総合研究所中部センター)
※経済産業省への出向等を経て、平成28年10月から現職(研究グループ長)として環境触媒材料等に関連する技術開発を担当。
※入所当初より、一貫して、両親媒性有機分子を利用した規則性多孔体(メソ孔領域からマクロ孔領域)の精密合成技術の開発並びに最適機能設計に従事。


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■講師より
 両親媒性有機分子(界面活性剤)が自己集合する性質を利用したメソポーラス材料の合成法を中心に、関連技術開発を推進する上で必要な基盤技術を解説するとともに、応用研究の幾つかの事例も紹介します。

■受講対象者は?
・メソポーラス材料・ナノ材料の研究開発者
・触媒、フィルター、人工光合成向けの材料を研究開発している方 等

■受講することで得られる知識/ノウハウは?
・メソポーラス材料の基礎、特徴
・メソポーラス材料の合成方法(新規合成方法も合わせて)
・メソポーラス材料の表面制御方法
・メソポーラス材料の各種応用事例、今後の応用可能性、課題・展望 など


セミナー内容


1 はじめに
 1.1 メソポーラス材料とは
  1.1.1 規則性多孔体のあれこれ
  1.1.2 鋳型として使用する有機分子の特徴は
  1.1.3 鋳型として使用した有機分子を取り除くには
  1.1.4 規則性多孔体の構造を理解するには
 1.2 有機分子集合体を利用する多孔化技術とは
  1.2.1 両親媒性有機分子(界面活性剤)の自己集合
  1.2.2 ブロック共重合体の相分離
  1.2.3 高分子化合物の凝集
  1.2.4 その他の有機化合物の集合

2 メソポーラス材料の基礎、特徴
 2.1 メソポーラス材料の合成
  2.1.1 ソフトテンプレーティング法(液晶鋳型法、協奏的組織化)
  2.1.2 ハードテンプレーティング法(レプリカ法、ナノキャスティング)
  2.1.3 階層構造化技術
 2.2 メソポーラス材料の構造制御
  2.2.1 孔径の制御
  2.2.2 周期構造の制御
  2.2.3 骨格構造の制御
 2.3 メソポーラス材料の形態制御
  2.3.1 溶媒揮発法による薄膜化、球状粒子化
  2.3.2 パターニング技術(リソグラフィー、ホットスタンプ、インクジェット)
  2.3.3 反応制御によるナノ粒子化等

3 メソポーラス材料の表面制御
 3.1 ゾルゲル反応と組成制御
  3.1.1 組成の多様化
  3.1.2 異種ユニットの固定化
  3.1.3 表面コーティングや孔内の完全な充填
 3.2 シランカップリング剤の利用と表面修飾
  3.2.1 シリル化反応による設計
  3.2.2 共重合法による設計
  3.2.3 表面有機基の利用技術
 3.3 架橋型原料の利用と骨格構造の設計
  3.3.1 有機架橋シランによる設計
  3.3.2 骨格内有機基の利用技術
  3.3.3 ホスホン酸化合物を利用した非シリカ系材料への展開

4 メソポーラス材料の各種応用事例、今後の応用可能性、課題・展望
 4.1 当該研究分野のトレンド

<質疑応答・名刺交換・個別相談>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】江東区産業会館

【地下鉄】東陽町駅

主催者

キーワード

化学技術

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