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反射特性、透過特性を計算するエクセルのプログラムを配布します!
ミリ波帯での吸収体・透過材設計例を中心に詳解!
※日程が変更になりました7/11⇒9/29
セミナー趣旨
本講演では、電磁波の吸収体、遮へい材、透過材の設計技術について、電波工学が専門ではないエンジニアの方々を対象とし、基礎的な事柄を重視して解説を行います。自動車レーダ用のミリ波帯電波吸収体や透過材、ハイブリッドや電気自動車のような低周波から高周波に渡る電磁遮へい材などの設計の基礎知識とすることを念頭にして、電波伝搬基礎、等価回路の作り方、設計の考え方、設計例を解説します。簡単な数学を用いますが、セミナーで説明しますので、事前の準備等は不要です。
まず、電波伝搬の基礎事項である周波数と波長、波動インピーダンス、伝搬定数と誘電率や透磁率などの関係について解説し、次に、反射、透過、整合など吸収体、遮へい材、透過材に特有な電波伝搬現象を説明します。本セミナーでは層構造への電磁波の入射・反射・透過などの現象を等価回路で表し、等価回路を用いた設計法を解説します。
電波吸収体については、近年需用の多いミリ波帯を対象とした吸収体設計について、考え方と設計例を紹介します。透過材については、全透過条件と構成例、斜め入射における全透過手法の説明とミリ波帯を中心とする設計例を紹介します。電磁遮へいについては、近傍界・遠方界の説明、導電材の遮へい特性、金属筐体の遮へい特性などについて解説します。
本セミナーでは理解を深めるために、誘電率、透磁率、厚み、入射角などを設定し、反射特性、透過特性を計算するエクセルのプログラム例を紹介します(このプログラムはセミナー終了後配布します)。
習得できる知識
・電波吸収体、電磁遮へい材、透過材設計に必要な電波伝搬基礎
・層構造の等価回路の作り方、設計への応用法
・反射、吸収、透過、整合などの現象の理解
・電波吸収体、電磁遮へい材、透過材設計の考え方と設計例
・ミリ波帯電波吸収体の設計例
・全透過条件と構成法、斜め入射における全透過の手法
・導電材板の遮へい特性、遠方界・近傍界遮へいの考え方
セミナープログラム
1.電波吸収体、電磁遮へい材、透過材概略
2.電波伝搬の基礎と反射、透過、吸収、および等価回路
2-1.電波伝搬の基礎
2-2.電波伝搬と伝送線路、2端子網電気回路
2-3.電磁波の反射、透過、吸収
3.吸収体、遮へい材、透過材の構成材料
3-1.誘電体、導電材、磁性材
3-2.人工誘電体
4.吸収体設計の考え方
4-1.各種電波吸収体
4-2.整合法と吸収体構成法
4-3.ミリ波電波吸収体の設計例
4-4.電波吸収特性のシミュレーション
5.透過材設計の考え方
5-1.全透過条件とこれを満たす構成法
5-2.単層構造の透過材構成例
5-3.多層構造の透過材構成例
5-4.斜め入射の取り扱い、斜め入射と全透過
5-5.斜め入射特性のシミュレーション(単層構造)
6.電磁遮へい材設計の考え方
6-1.遠方界と近傍界
6-2.導電材板の遠方界遮へい特性、近傍界遮へい特性
6-3.金属筐体による低周波磁界の遮へい
ミリ波,吸収体,電磁,遮へい材,透過材,誘電体,導電材,磁性材,シミュレーション,セミナー
セミナー講師
EMCプラザ 代表 畠山 賢一 氏
兵庫県立大学名誉教授・特任教授/工学博士
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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