CMOSイメージセンサの性能進化と機能進化の最新技術動向

車載、ComputerVision、AIVision等応用技術


★ CMOSイメージセンサの基礎から高性能化、新しいイメージセンサの開発動向まで詳解!
★ 3Dビジョン、センサフュージョン、ディープラーニング、エンベデッドビジョン等の現状と今後!


講師


名雲技術士事務所 所長 名雲 文男 先生
技術士 (電気電子部門)

【ご略歴】
・ソニー(株) 中央研究所、同システムカメラ事業部長
・東京メトロポリタンテレビジョン (MXTV) (株) 常務取締役
・(株) シーアイエス 常務取締役


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


 撮像技術は今、時代の大きな技転換点にある。元祖CCDの時代は終焉。追い落としたCMOSセンサの撮像性能も早や成熟期に到達した。そこに車載など新しいニーズが沸き起こり、イメージセンサはその開発軸をViewing=Human Visionの性能進化からSensing=Machine Visionの為の機能進化へと切り替えた。一方で、これに同期して撮像システムもImagingとComputingとの融合によるThinking(Cognition)機能創出へと転換し始めている。
 本講ではこうした技術の動きを解説する。前半はイメージセンサの技術動向である。まず、CMOSセンサの性能進化の過程と、理論限界に迫る性能成熟の現状、そして同センサに残された課題を理解する。次いで突き進む機能進化の現状を多次元撮像という視点で鳥瞰し、その技術進化を“画素内機能集積”と“3D機能積層”という2つの切り口で解説する。最後に成熟するCMOSセンサの追い落としを狙う有機光電膜センサや、新用途を開拓する赤外線センサなど新しいイメージセンサの開発動向を紹介する。
 次に、“ImagingとComputingの融合”をベースにして機能進化を始めたCMOS撮像システム技術について解説する。デジカメやスマホカメラ等のHuman Visionで画像性能を向上させたDigital Imagingは、新しい撮像機能を創出するComputational Imagingへと進化しつつある。一方で次の主役の自動車やロボットのためのMachine Visionでは画像から情報を抽出するComputer Vision技術がこれを機器に組み込むEmbedded Visionとして実用レベルに到達した。加えてAI Vision(画像のDeep Learning)の実用への進出も著しい。本講後半ではこうした機能進化の主役技術である3D Vision、Sensor Fusion、そしてAI VisionとEmbedded Vision技術の進化を解説する。

≪この講座を受講して得られる情報・知見≫
・CMOSイメージセンサの機能進化
・技術の概要、撮像性能進化の過程
・撮像性能成熟の現状と課題
・機能進化=画素に機能集積という技術
・機能進化=3Dで機能積層という技術
・新しいイメージセンサの開発動向
・光電膜積層型イメージセンサ
・赤外線イメージセンサ
・新概念のイメージセンサ
・CMOS撮像システムの機能進化
・Computational Imagingの概要
・3D Imagingの技術動向
・Sensor Fusionの技術動向
・AI Vision(画像のDeep Learning)その概要
・Computer Visionから Embedded Visionへの進化


セミナー内容


1 CMOSイメージセンサ:撮像の“性能進化”
 〜 イメージセンサ要素技術の解説、撮像性能の現状と課題、そして新しい挑戦 〜 

1.1 イメージセンサの概要 と動向

1.2 CCDイメージセンサの性能進化

1.3 CMOSイメージセンサの性能進化と機能進化
 1.3.1 CMOSイメージセンサの性能進化
 1.3.2 CMOSセンサの性能成熟と課題
 1.3.3 CMOSセンサの機能進化

1.4 新しいイメージセンサ、開発と実用化動向
 1.4.2 新光電変換技術と積層型イメージセンサ
 1.4.3 新概念のイメージセンサ

1.5 カメラの部品化、カメラモジュールの動向

2 CMOSセンサの応用技術:撮像の“機能進化”
 〜 3D撮像などの新しい撮像機能、自動車やロボットのための撮像技術 〜 
2.1 CMOS撮像システムの最新技術動向

2.2 デジタルイメージングとコンピュテーショナルイメージング
 2.2.1 コンピューテーショナルイメージング=新しい撮像機能を創出する技術
 2.2.3 最新の3Dイメージング技術
 2.2.4 センサフュージョン

2.3 コンピュータビジョン、そしてエンベデッドビジョン
 2.3.1 エンベッデドビジョン:機械の眼の進化軸
 2.3.2 エンベッデドインタラクティブ:スマホの眼の進化軸
 2.3.3 画像のディープラーニング

3 まとめ:撮像技術の進化軸

<質疑応答>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【新宿区】新宿文化センター

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主催者

キーワード

電子デバイス・部品   情報技術

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