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日程マネジメントや業務プロセスの改善方法について解説し、
見える化手段としての小日程計画の活用方法を学びます
セミナー趣旨
一般的な開発計画(中日程計画)は終了の日程だけは明確ですが、中途のイベントや日程が粗すぎるため、気づいたときには手遅れで挽回不能となりがちです。すなわち、大きなPDCAサイクルから、小さなPDCAサイクルへ改善する必要があります。しかし、開発・設計の最大の課題である“日々の設計者の業務の見える化”ができない限り、小さなPDCAを回すマネジメントはできません。見えないものはマネジメントできないからです。
本講座では、日程マネジメントや業務プロセスの改善方法について解説し、見える化手段としての小日程計画の活用方法や、また、設計リードタイムを長くしている手戻りの撲滅方法についても事例を交えて解説します。
開発現場の多くではこのような課題・問題を抱えています。
本講座ではその解説策を解説します。
*日程遅れの理由をいつも「忙しい」、「人員不足」、「短日程」にしている。
*日々の飛込み業務が多いため、予定していた業務が遅れる。
*飛込み業務は設計担当者に他部署から直接依頼が行くため、上司は担当者の業務内容が見えない。
*設計の負荷と能力が見積もられておらず、「やるしかない日程」になっている。
*設計手戻りが多いため、計画通りに進まない。
*計画は立てるが、気づいた時には挽回不可能。
セミナープログラム
1 「日程マネジメント改善」では、負荷と能力の調整を図った妥当性のある「中日程計画」を作成し、日々の計画業務・飛込み業務を見える化した「小日程計画」で日程統制を図ります。
①リーダーが新製品開発の主要イベント(DR、構想設計完了、詳細設計完了、部品表出図、図面出図、等)の日程を明確にした中日程計画(いわゆる開発計画)を作成する。
②担当者は、リーダーが作成した中日程計画を基に、さらに業務を分解して小イベント(例えば構想設計の中の電源部構想設計完了、制御構想設計完了、駆動機構構想設計完了、等)を設定する。
③計画していた業務以外の飛び込み業務(例えば製造からの修理依頼、営業からの不良対応依頼等)ができた場合も、小日程計画に書き込み、見える化を図る。
④担当者は毎週末、小イベント日程を遵守するための次週1週間の計画(小日程計画)を作成・見える化し、予実管理を行う。
⑤予実差異が生じる可能性がある時、および生じてしまった時は、対応策をリーダーと担当者で検討し、次週の小日程計画に盛り込む。
2 「業務プロセス改善」では、あるべき姿に向けた業務プロセスの設計と現状のムダを顕在化し、徹底的に排除する仕掛けを構築します。
①担当者の日常業務で発生した問題(設計ミス、日程遅延、等)は、原因分析を行い、再発防止策を立案し、対応策を組織で共有する。…N改善(担当者中心に行うボトムアップの改善)
②現状では問題は発生していないが「あるべき姿(あるべき設計プロセス、あるべき設計支援ツール、等)」に向けて行う改善案を立案し、実行する。…A改善(役職者中心に行うトップダウン改善)
③部門間で利害が相反する問題を「部門間検討会」を定期的に開催し、全体最適の見地から解決を図る。
④N改善、A改善、部門間検討会を3本柱としてムダの徹底排除を図る。
セミナー講師
島崎 浩一(しまざき こういち)氏 株式会社浜テクアート 代表取締役(中小企業診断士)
<略歴>
1979年3月 慶應義塾大学工学部機械工学科卒業
1979年4月 三洋電機株式会社 入社、主に生産管理・製造技術を担当(1985年5月退社)
1985年5月 日本ビクター株式会社 入社、主にAV機器の設計を担当(2005年12月退社)
2006年2月 テクノ経営総合研究所にて大手ものづくり企業のコンサルティングを実施
2011年11月以降 株式会社浜テクアートで大手・中小ものづくり企業に対するコンサルティングを実施し現在に至る
<専門>
設計部門・製造部門の改善・改革、財務改善、QCD改善、新製品開発、事業再生支援、経営戦略立案、等。
セミナー受講料
お1人様受講の場合 47,000円[税別] / 1名
1口でお申込の場合 57,000円[税別] / 1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
51,700円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
主催者
キーワード
人的資源マネジメント総合 タイムマネジメント 技術マネジメント総合
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