初心者向けセミナーです インクジェット各構成要素の総合知識と課題解決~アプリケーション、デバイス、装置、材料開発のために~【Live配信】

※本セミナーは、【Live配信】のみでの開催となりました。(7月13日 更新)

インクジェット技術の全貌を総合的に解説、
IJ技術の可能性も探ります


原理、種類、民生用と産業用の違い、要素技術・プロセスの把握と改善
インク、ヘッドの重要特性、パラメータ変動と特性変化
最適吐出量、最適速度、不吐出とばらつき、不均一への具体的対策


各構成要素の技術、プロセス毎に基礎、重要特性、課題を解説
インクへのIJ側の要求を把握したい、IJ技術を応用したい、デバイス等の開発のためIJを活用したい
インクジェット、およびその周辺(材料、装置、生産技術)に携わっている方、これから携わる方はぜひ

セミナー趣旨

最近は高機能なインクジェットプリンタが安価に市販されています。
そのため、インクジェット技術を新規に応用しようとする方は、容易にそれらを適用できると考えがちです。
しかし実際はそれほど簡単ではありません。
・インクジェット技術の応用をしたい方、
・デバイス等の開発のためにインクジェット技術を使おうとしている方、
・インクの開発をしていてインクジェット側からの要求を把握したい方に、

1.インクジェット各構成要素の特性把握のために原理的な説明をすると共に、
2.具体的な課題およびその解決方法について実務的に説明し、
3.現在及び将来の課題解決に役立ててもらいたいと考えています。

習得できる知識

・インクジェットの原理と種類
・民生用インクジェットと産業用インクジェットのちがい
・ヘッド、インクのパラメータ変動と特性変化
・ヘッド、システムから見たインクの重要特性
・最適吐出量、最適速度の決め方
・不吐出とばらつきの要因および具体的対策

セミナープログラム

1.本講習の目的
2.インクジェットはなぜ飛ぶか
 2.1 水鉄砲と同じ? それとも灯油ポンプ(醤油チュルチュル)と同じ?
 2.2 インクジェットはなぜ飛び続けるか?

3.インクジェットにはどんな種類があるか?
 3.1 大きく分けると2つ―オンデマンドタイプとコンティニュアスタイプ
 3.2 力の元:ピエゾとバブル/その強みと弱み

4.インクジェットの応用分野はどんなものがある?
 4.1 民生用インクジェット
 4.2 産業用インクジェット

5.インクジェットでまず起こる問題とは?
 5.1 インクはノズル内で乾いてはいけない。しかしメディア(紙面)上で
  乾かなければならない。さてどうするか?
 5.2 ちょっとしたことで必ず打たなくなる―ゴミや気泡

6.メディア上で乾かす方法は?
 6.1 こんなにある乾燥(定着)方法―いかに苦労してきたか
 6.2 専用紙
 6.3 油性インク/浸透インク
 6.4 超アルカリインク 
 6.5 超浸透インク
 6.6 ホットメルトインク
 6.7 UVインク 
 6.8 転写方式
 6.9 凝固剤吐出
 6.10 凝固剤塗布 
 6.11 赤外線、フラッシュ
 6.12 温風

7.インクジェットシステム開発の望ましい手順は?
8.民生用インクジェットと産業用インクジェットは何が違う?
 8.1 人間の目は,大きければ良く見える?
   コントラスト感度関数(CSF)

9.ドット不均一の例
10.不均一の原因概要
11.インクジェットヘッドのモデル化
 11.1 集中定数モデルは役に立つか
 11.2 「押し打ち」の式
 11.3 薄膜PZT

12.例題ヘッドの具体的なパラメータ変動と特性変化
 12.1 ノズル長さ、ノズル径、供給路長さ、供給路断面積のばらつきと特性変化
 12.2 圧力室幅、圧力室長さ、PZT厚さ、振動版厚さのばらつき
 12.3 インク粘度、インク密度、インク音速の変動
 12.4 30/50μmの気泡の存在
 12.5 圧電定数、駆動電圧のばらつき

13.速度変動に効く要因は何か(まとめ)
14.吐出量変動に効く要因は何か(まとめ)
15.モデル解析から判る事
16.同じヘッドでも特性が違う/押打ちと引き打ち
17.インクにはどんな種類がある?
18.ヘッド、システムから見たインクの重要特性(パラメータ)
 18.1 粘度
 18.2 表面張力
 18.3 密度
 18.4 ぬれ性
 18.5 粒径
 18.6 音速

19.ヘッド、システムから見たインクの重要特性(ヘッド内挙動)
 19.1 接液性
 19.2 界面凝集
 19.3 電界、電池形成
 19.4 分散破壊、凝集、沈殿
 19.5 コゲ(BJ)
 19.6 気泡発生

20.最適吐出量の決め方
 20.1 ドットピッチと最適吐出量
 20.2 細線印刷の工夫

21.最適速度の決め方
 21.1 着弾精度
 21.2 安定性
 21.3 サテライト

22.飛翔速度と着弾精度
23.インクジェットの測定法および評価法
 23.1 測定法
 23.2 評価法

24.ノズル毎のばらつきに対する対策
 24.1 アクチュエータ、流路のばらつき低減
 24.2 ノズルのばらつき低減

25.不吐と経時的なばらつきの要因および具体的対策
 25.1 気泡
 25.2 ノズル面汚れ
 25.3 インク蒸発、界面凝集
 25.4 昇温
 25.5 残留振動
 25.6 クロストーク

26.ヘッドインク以外の要因と具体的対策
 26.1 環境
 26.2 装置
 26.3 負圧
 26.4 水頭差

27.その他の不均一対策
 27.1 マルチパス
 27.2 高速マルチパス
 27.3 ノズル個別補正(DPN)
 27.4 ヘッドシェイディング補正

28.おわりに

  □質疑応答□

セミナー講師

インクジェット・ジェーピー 代表 小藤 治彦 氏
略歴
 セイコーエプソン(株)で1978年から圧電型インクジェットの開発および商品化を行う。
1995年キヤノン(株)入社、 ページワイドBJプリンタの開発を行う。
2001年からインクジェット技術コンサルタント事業を始め、 国内外各社のコンサルティン グを行っている。

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料46,970円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
2名様以降の受講者は、申込み前にS&T会員登録をお済ませください。
なお、S&T会員未登録だった場合は、弊社にて登録をいたします。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 ) 
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※備考欄に【テレワーク応援キャンペーン】とご記入のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。

受講について

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】

 ・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 ・お申込み受理のご連絡メールに接続テスト用のURL、ミーティングID​、パスワードが記されております。
  「Zoom」のインストールができるか、接続できるか等をご確認下さい。
 ・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
 ・セミナー資料は事前にお申し込み時のご住所へ開催前日着までを目安に発送させて頂きます。
 ・開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 ・開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
 ・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

メカトロ・ロボティクス   電気、電子製品   印刷技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

メカトロ・ロボティクス   電気、電子製品   印刷技術

関連記事

もっと見る