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より一層の高効率,性能向上の要求に対応する!!
熱力学・伝達工学からシミュレーション計算,熱機関の実際,熱交換器設計まで
講師
星技術士事務所 所長 星 満 氏
技術士(機械部門) 工学博士(東京大学)
【講師紹介】
1961年 山形大学工学部機械工学科卒。工学博士(東京大学)。
1961~1989 富士重工(株)スバル技術本部にて,水平対向エンジンなどの開発に従事。
1989~ 星技術士事務所にて,技術コンサルタント実施中。
著書に
「自動車の潤滑入門」(山海堂),「自動車をはかる」(日本規格協会),
「商品開発100のアドバイス」(日刊工業新聞社),
「高付加価値設計マニアル」(新技術開発センター)など15冊,
論文・特許など多数。
受講料
42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
受講のおすすめ
現代社会におけるエネルギー課題は,人類の存亡にかかわる重要なテーマになっています。即ち,今後の機器・システム開発において,より一層の高効率,性能向上が要求されることは明白です。これらの要求にあたり,“熱と冷却”は常に古くて新しい技術です。
本講座では,伝熱と熱流体,発熱と放熱の考え方など,熱技術の基本から,水冷・空冷システムの放熱特性,具体的な設計技術まで,熱発生機構(エンジンの場合),加熱,過冷,エアコン,信頼性などを含め,熱と冷却に関わる技術の大綱がマスター出来るよう,実務的に解説致します。
さらに,講師が開発したFEMのように手数がかかることなく,簡単で理論的なシミュレーション計算手法(事例ソフト配布)を加え,設計に最適な手法を即実践的に解説致します。
対象として,エンジン(事例:自動車用)及びその構成部品,熱交換器,冷却ファン,通風システムなどの冷却システム,またエアコンなどの関連システム,さらに潤滑など熱に関わるシステムに関しても,解説致します。
是非ご受講下さい。講師派遣セミナーもOKです。
セミナープログラム
- 1.熱伝達技術とは
- 1)熱伝達の促進
- 2)伝導熱伝達の考え方
- 3)対流熱伝達の考え方
- 4)放射熱伝達の考え方
- 5)沸騰&凝縮熱伝達の考え方
2.熱交換器に関して- 1)熱交換器の種類と用途
- 2)熱交換器の基礎
- 3)シェル&チューブ熱交換器
- 4)コンパクト熱交換器
- 5)フィン,ルーバの交換効果
- 6)熱交換器の設計事例
3.熱交換器特性- 1)熱交換器性能の解析手法
- 2)熱交換器の通水性と水ポンプ
- 3)熱交換器の通風性と冷却ファン
- 4)熱交換器システム液側内圧とキャビテーション
4.熱伝達の計算方法- 1)熱伝達の計算法
- 2)熱交換器性能の計算法
- 3)エンジン放熱量の検討と実際
- 4)摩擦熱の考え方と実際
- 5)空冷式及び水冷式エンジン各部の温度
- 6)空冷式の通風性及び放熱特性に関して
◎ 質疑応答
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