LoRa, SigFoxとLTE版NB-IoTのすべて~広域センサネットワークLPWAの最新動向

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)によるSigFox、ソフトバンクによるLoRaが、本年2月より相次いでサービス展開が開始された。SigFoxもLoRaも今後もさらなる展開の拡大が見込まれているが、これらの独自仕様のLPWAに対抗するため、2018年からは通信事業者3社によるLTE版LPWA(LTE-M Cat.1、NB-IoT Cat.M2)のサービス展開も計画され、多くの実証実験が進められている。今後、これらの広域センサネットワークは、大市場を創出するIoTの中核としてさらなる競争、拡大を繰り広げる。2020年にサービスが開始されるIMT-2020(5G携帯電話網)においても多数同時接続サービスとして規格化が進められている。  本講義では、1990年代末以降のセンサネットワークの歴史(ZigBee、Wi-SUNなど)を概括した後、SigFox、LoRa等独自仕様のLPWAの技術仕様とその海外・国内における展開状況・サービス、国際標準仕様のLTE版LPWAの技術仕様とその海外における展開状況・サービス、5G(IMT-2020)における検討状況、これらの間の比較について説明した後、今後のIoT、広域センサネットワークの展望を述べる。

【講師】


 阪田史郎(さかたしろう)氏 :千葉大学大学院 融合科学研究科 情報科学専攻 知能情報コース 教授(工学博士)


【プログラム】


 1 センサネットワーク研究の変遷

 2 これまでの狭域センサネットワーク概要  2.1 ZigBeePRO
  2.2 ZigBeeIP
  2.3 Wi-SUN

 3 広域センサネットワークLPWAの概要  3.1 LPWAの位置づけと狙い
  3.2 LPWAの市場予測
  3.3 LPWAで提供されるサービス

 4 独自仕様のLPWA詳細  4.1 LoRa
   4.1.1 LoRaの仕様、特徴
   4.1.2 LoRaの想定サービス
   4.1.3 LoRaの海外での展開状況
   4.1.4 LoRaの国内での展開状況
  4.2 SigFox
   4.2.1 SigFoxの仕様、特徴
   4.2.2 SigFoxの想定サービス
   4.2.3 SigFoxの海外での展開状況
   4.2.4 SigFoxの国内での展開状況
  4.3 LoRaとSigFoxの詳細比較
  4.4 RPMA
  4.5 FlexNet
  4.6 各方式の比較と今後の動向
 5 標準仕様のLPWA詳細  5.1 LTE版LPWA
   5.1.1 4G LTEにおける端末性能分類(Cat.1〜Cat.M2)
   5.1.2 LTE版LPWAの想定サービス
   5.1.3 LTE-M概要
   5.1.4 NB-IoT概要
   5.1.5 LTE-MとNB-IoTの省電力方式(PSM, eDRX)
   5.1.6 海外での展開状況
   5.1.7 国内での取組み状況
  5.2 IMT-2020(5G)におけるIoT/LPWA検討状況
  5.3 IEEE 802.11ah(Wi-Fi HaLoW)
  5.4 各方式の比較と今後の動向
 6 独自仕様、標準仕様の全体を見た今後のIoT/センサネットワーク動向


【受講料】


・お1人受講の場合 46,000円[税別]/1名
・1口でお申込の場合 56,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)


 受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。 


        


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,680円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

主催者

キーワード

情報技術   電気・電子技術

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