【中止】ベクター・プラスミドDNAのCMC規制/GMP対応と最新の分析技術

自動化された分析法のGLP・GMP対応や標準化の実際、
品質試験への応用法を解説!

セミナープログラム

【10:00~12:00】

【第1部】 プラスミドDNAのCMCに関わる規制要件と対応

自治医科大学 臨床研究支援センター 教授 久米 晃啓 氏

【講座主旨】
 プラスミドは、遺伝子治療ツールとして最も歴史が長いものであるが、最近の相次ぐ再生医療等製品上市の流れの中で、そして何と言ってもCOVID-19パンデミックの中で新たなワクチンプラットフォームとして、俄かに注目を浴びている。本講座では、プラスミドについての科学的基本事項の復習から始め、医療製品としての位置付けと適応、製品開発における規制要件と対応、上市された製品の審査過程にみるCMCに関する論点などを解説する。プラスミドについての包括的理解を形成し、製造の実際について論じられる第2部・第3部への導入としたい。

【講座内容】
1.プラスミドとは

 1.1 基本構成とトポロジー
 1.2 精製原理
 1.3 治療モダリティとしてのプラスミド
 1.4 薬機法における位置付け
2.規制要件
 2.1 指針、ガイダンス
 2.2 生物由来原料基準
 2.3 無菌試験、マイコプラズマ否定試験、エンドトキシン試験
 2.4 工程由来不純物
3.既承認品目における承認審査の論点
 3.1 最終製品として
 3.2 ウイルスベクターの原材料として
 3.3 細胞加工製品の出発原材料として
4.情報リソース
 4.1 参考文献
 4.2 URL
【質疑応答】


【13:00~15:00】

【第2部】 ベクター製造でのGMP・規制対応

(株)遺伝子治療研究所 執行役員 製造部長 吉沢 創太 氏

【講座主旨】
 ここ数年でウイルスベクター製造の需要が飛躍的に高まっている。再生医療等製品、特には遺伝子治療用ウイルスベクターの開発に始まり、2020年からのコロナウイルスワクチン開発でも一部メーカーではウイルスベクターを利用したワクチンが誕生した。今後、これまで以上にベクターの開発・製造が活性化することが想定される一方、国内でベクター製造を担える企業はまだまだ足りていない。今回は、ベクター、特にウイルスベクターに注目して製造プロセス及び設備、関連する法規制対応について取り上げる。

【講座内容】
1.ベクターとは
 1.1 ベクターの種類
 1.2 ベクターの利活用
2.ウイルスベクター
 2.1 製造のプロセス概要
 2.2 製造の設備
3.規制とその対応
 3.1 製造関連法令
 3.2 製造関連法令詳細
 3.3 カルタヘナ法
 3.4 カルタヘナ法に基づく封じ込め対応
4.まとめ・その他
【質疑応答】


【15:15~16:45】

【第3部】 キャピラリー電気泳動法による核酸・蛋白質医薬品解析の自動化・標準化
        ~プラスミド・アデノ随伴ウィルス・RNAワクチンへの応用~

(株)エービー・サイエックス アプリケーションサポート部 
シニアアプリケーションスペシャリスト 新井 悦郎 氏

【講座主旨】
 キャピラリー電気泳動(CE)法はシリカ製毛細管(キャピラリー)を分離空間とする電気泳動法で、この分離空間途上に検出部を設け直接分離プロファイルをモニターでき、自動化可能な分離分析システムとして成立しています。 元来電気泳動法はゲル版を用いる形で蛋白質・核酸などの生体高分子解析手法として重要ですが、これら高分子が医薬品主成分などとして応用されるに至り、自動化・標準化が可能なより信頼できる試験法が要求され、CE法が抜擢されました。今日では生物製剤の研究開発、最終製品出荷試験を含める品質管理に広く応用されています。 最初の普及は抗体医薬品を中心とする蛋白質製剤応用でした。それに続いて遺伝子治療医薬品において、核酸応用を加える形で普及が始まっています。本日はこの分野で注目されているプラスミド・アデノ随伴ウィルス・RNAワクチンへの応用を、CE法の原理やGLP/GMP対応と合わせて説明申し上げます。

【講座内容】
・CE法の概要、 機構と分離原理
・CE法とLC法の違い、それに基づく注意点
・CE法の薬局方における位置付け
・CE法分離におけるパラメータ設定
・エービー・サイエックスCEシステムにおけるGLP/GMP対応
・CE法の生物製剤における糖蛋白質解析概要
・CE法の核酸解析応用 (2本鎖核酸及びmRNA含む1本鎖核酸)
・CE法のプラスミド高次構造(トポロジー)解析応用
【質疑応答】

セミナー講師

【第1部】自治医科大学 臨床研究支援センター 教授 久米 晃啓 氏
【第2部】(株)遺伝子治療研究所 執行役員 製造部長 吉沢 創太 氏
【第3部】(株)エービー・サイエックス アプリケーションサポート部 
     シニアアプリケーションスペシャリスト 新井 悦郎 氏

セミナー受講料

聴講料 1名につき60,500円(消費税込/資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

受講について

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  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   再生医療等製品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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