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リチウムイオン電池におけるバインダーの基礎から次世代二次電池のバインダーについて
全国41,8002024-06-13 -
リチウムイオン電池の高性能化、高安全性確保のための最新技術動向と業界動向・市場展望
33,550オンデマンド
リチウムイオン電池は小型携帯機器用の電源として広く用いられており、最近では電気自動車用や電力貯蔵用にも展開されつつある。しかし、リチウムイオン電池はエネルギー密度が高いことに加え、可燃性の電解液や大気中で不安定な活物質が使用されているがゆえに、安全性確保が極めて重要な課題となっている。 熱シミュレーションは、電池が事故や誤作動によって発熱した時に温度がどのように上昇するかを予測する技術であり、熱暴走を防ぐための放熱・冷却手法を検討するためにも重要である。
本講演では、市販および試作した小型のリチウムイオン電池を例に、熱シミュレーション手法について解説する。また、シミュレーションに必要なパラメータとして構成材料の熱物性値や反応エントロピー変化等の測定手法についても議論を行う。更に、リチウムイオン電池の発熱挙動を評価した結果を紹介し、リチウムイオン電池の特異的な発熱メカニズムについて考察する。また、誤使用の例として過充電を行った時の発熱挙動について評価した結果を紹介し、過充電時の熱暴走を防ぐ方策について検討する。
【講師】
齋藤喜康(さいとうよしやす)氏、国立研究開発法人産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 省エネルギー研究部門 エネルギー界面技術グループ (兼)電池技術研究部門付
【プログラム】
1 リチウムイオン電池の熱問題
2 リチウムイオン電池の熱力学と熱シミュレーション
3 リチウムイオン電池の構成部材の熱物性値評価
4 リチウムイオン電池の反応のエントロピー変化の評価
5 リチウムイオン電池の定電流充放電時の発熱特性評価
6 リチウムイオン電池の発熱の過渡特性
7 リチウムイオン電池の過充電時の発熱挙動
8 電池の劣化解析への熱測定の展開
まとめ
【受講料】
・お1人受講の場合 43,000円[税別]/1名
・1口でお申込の場合 56,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
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