スモールデータ解析において心がけること【Web配信】

製薬プロセスや臨床データ解析の実例を通じ、
スモールデータ解析の考え方と展望を述べる


※本セミナーは、Zoomを使用して行います。

セミナー趣旨

 生産現場の操業データや医療データにおいては、データ収集の面において様々な困難に直面することがある。たとえば、測定されている変数の数と比較して統計モデリングに使用可能なデータ量が限られることが多い。また、通常のモデリングでは正例・負例双方のサンプルが必要となるが、装置故障など稀な事象のデータはなかなか集められない。医療データにおいては、倫理的な問題から多くの患者から臨床データを収集するのは困難である。このように実世界ではしばしば必要なデータが十分に収集できず、スモールなデータからいかに知識を抽出するのかが重要となる。
 本講演では、製薬プロセスおよびてんかん患者の臨床データ解析の実例を通じて、スモールデータ解析の考え方と展望を述べる。

  

セミナープログラム

1 スモールデータとは
2 次元削減と回帰分析
 2.1 主成分分析
 2.2 部分的最小二乗法(PLS)
3 入力変数選択
 3.1 スパースモデリング
 3.2 変数クラスタリングによる入力変数選択
 3.3 製薬プロセスへの応用例
4 異常検出
 4.1 多変量統計的プロセス管理(MSPC)
 4.2 自己符号化器(オートエンコーダー)
 4.3 医療データ解析への応用例
5 スモールデータ解析への心構え 

セミナー講師

藤原 幸一(ふじわら こういち)氏     
名古屋大学大学院 工学研究科 物質プロセス工学専攻 准教授(博士(工学))  
<ご略歴>
 2004年 京都大学 工学部 工業化学科卒業
 2009年 京都大学 博士(工学)取得
 2009年 豪Curtin 大学 客員研究員
 2010年 NTT持ち株会社 コミュニケーション科学基礎研究所 研究所
 2012年 京都大学大学院 情報学研究科 システム科学専攻 助教
 2018年 JSTさきがけ研究員
 2018年 名古屋大学大学院 工学研究科 物質プロセス工学専攻 准教授 
 <所属学会>
 人工知能学会、日本てんかん学会、日本睡眠学会、計測自動制御学会、化学工学会、IEEE
 <受賞>
 2018年11月 計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2018優秀発表賞
 2018年11月 計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2018優秀論文賞
 2018年7月 人工知能学会 全国大会優秀賞
 2017年11月 計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2017最優秀論文賞
 2017年9月 計測自動制御学会 論文賞
 2017年4月 新技術財団市村学術賞 功績賞
 2016年9月 計測自動制御学会 技術賞
 2015年11月 計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2015優秀論文賞
 2015年3月 計測自動制御学会 第一回制御部門マルチシンポジウム 部門大会賞
 2014年11月 計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2014優秀論文賞
 2014年11月 計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2014奨励賞
 2012年10月 計測自動制御学会 関西支部 奨励賞

セミナー受講料

お1人様受講の場合 47,000円[税別]/1名
1口でお申込の場合 59,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

受講について

  • 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
  • インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
  • 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


11:00

受講料

51,700円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

回帰分析   主成分分析   医薬品技術

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