【中止】深紫外線によるウイルスの不活化と発光出力・安全性の両立

人体無害、高効率、使いやすさなど…
深紫外線発光の材料設計から開発事例まで詳解します!

セミナープログラム

【10:30-12:10】

1.(深)紫外線による微生物(特に、新型コロナウイルス)の不活化

岩崎電気(株) 特任主席研究員 <(株)アイ・エレクトロンビーム 代表取締役社長> 木下 忍 氏

【習得できる知識】
光(UV)、光化学反応、光源、微生物の分類と特徴、新型コロナウイルスと感染、UV照射による不活化メカニズム、UVによる新型コロナウイルスの不活化、UV不活化装置、UVの人への影響、安全な利用など

【講座の趣旨】
現在、コロナ禍であり感染予防対策が非常に重要である。新型コロナウイルスの不活化の有効な手段として深紫外線照射が挙げられる。そこで、紫外線による微生物(新型コロナウイルスも含む)の不活化技術について基礎から応用事例を紹介する。

1.はじめに
 1-1 不活化技術の必要性(背景)
 1-2 UV殺菌技術の歴史
2.光の基礎
 2-1 光の波長とエネルギー
 2-2 光化学反応(法則、分子の励起)
 2-3 光源
3.UVによる不活化
 3-1 微生物の分類と特徴
 3-2 不活化メカニズム(有効光<波長>)
4.UV不活化技術の特徴
5.UVエネルギー計測
6.微生物へのUV不活化効果確認事例
7.新型コロナウイルスの不活化
 7-1 新型コロナウイルスと感染メカニズム
 7-2 UVによる不活化メカニズム
 7-3 不活化に必要なUVエネルギー
8.UV不活化装置(空気、表面、水)
9.UVの人に対する影響(安全に利用するには)
10.おわりに
【質疑応答】


【13:00-14:40】

2.200nm以下の深紫外線発光へ向けた半導体材料の開発

工学院大学 先進工学部 応用物理学科 教授 尾沼 猛儀 氏

【習得できる知識】
200nm以下の深紫外線域の発光を得る半導体材料を開発するうえで必要な基礎知識の習得を目指します。その中には、半導体材料の結晶成長と物性評価、光学特性を評価するための装置仕様などが含まれます。

【講座の趣旨】
200nm以下の光源は、水銀やエキシマなどの放電型ランプが主流であり、水銀の撤廃、省エネ、コロナ対策の観点から代替光源の開発が強く望まれている。開発の必要性とその加速化を共通認識としてもって頂きたいと考えています。

1.深紫外・真空紫外線の分類
2.深紫外・真空紫外線光源の種類
3.超ワイドギャップ酸化物半導体材料
 3-1 結晶構造
 3-2 特徴,バンド構造
4.結晶成長と評価
 4-1 ミスト化学気相堆積法
 4-2 深紫外・真空紫外線分光システム
5.結晶の品質評価
 5-1 原子間力顕微鏡像
 5-2 X線回折
 5-3 エネルギー分散型X線分析
6.光学的特性
 6-1 透過測定と解析結果
 6-2 分光エリプソメトリ測定と解析結果
 6-3 カソードルミネッセンス測定と解析結果
7.光源開発の指針
【質疑応答】


【14:50-16:30】

3.ポストコロナ社会を支える深紫外LEDの開発

理化学研究所 開拓研究本部 平山量子光素子研究室 主任研究員 平山 秀樹 氏

【習得できる知識】
・深紫外LEDの応用分野、ウィルス不活化・殺菌効果、波長選択の重要性
・半導体素子の構造、深紫外高効率発光の機構、そのほか特性を決める効率など
・深紫外LED高効率化の方法、社会実装に向けた高出力素子の開発方法

【講座の趣旨】
すでに社会実装が始まっている、「深紫外LED」の応用分野、特にウィルス不活化・殺菌効果について紹介し、ポストコロナ社会における重要性を理解する。深紫外LEDの高効率発光の実現方法について概説し、より応用に適した高出力・低消費電力LEDの開発について議論し、深紫外LEDの今後の社会普及を促す。

1.深紫外LEDの応用分野の広がり
 1-1 UVA〜UVCの波長の分類
 1-2 波長によ応用分野の分類(殺菌、医療、樹脂硬化)
 1-3 殺菌用、ウィルス不活化用280nm波長
 1-4 人体無害230nm波長とコロナ対応
2.深紫外LED開発の骨子
 2-1 深紫外LEDの効率
 2-2 窒化アルミニウム(AlN)結晶の転位の低減法
 2-3 発光内部量子効率の高効率化
 2-4 誘導放出の実現
3.高効率深紫外LED
 3-1 幅広い波長(220-350nm)の実現
 3-2 注入効率の向上
 3-3 光取り出し効率の向上
 3-4 世界最高効率の実現
4.ポストコロナ社会への期待
 4-1 サブワット高出力素子を目指して
 4-2 反射PhCによる高出力化
 4-3 高出力素子実装
 4-4 人体無害230nmLEDの開発
 4-5 深紫外LDへの展開
【質疑応答】

セミナー講師

1.岩崎電気(株) 特任主席研究員 <(株)アイ・エレクトロンビーム 代表取締役社長> 木下 忍 氏
2.工学院大学 先進工学部 応用物理学科 教授 尾沼 猛儀 氏
3. 理化学研究所 開拓研究本部 平山量子光素子研究室 主任研究員 平山 秀樹 氏

セミナー受講料

1名につき60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

受講について

  • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
  • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
     → https://zoom.us/test
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  • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
  • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

電子デバイス・部品   半導体技術   バイオ技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

60,500円(税込)/人

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主催者

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