以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
フィルム表面のトラブル発生機構とその対策を詳解!
セミナー趣旨
①フィルムの滑り性付与に不可欠なフィラー(微粒子)の種類・形状・大きさ等の特性及びスラリーやポリマーへの高分散充填法、
②フィラー特性とフィルムの滑り性、透明性との関係より、易滑高透明フィルムに必要なフィラー処方の提言、
③フィルム表面特性、例えばボイドや削れ性の改善策につき、フィラーの観点から解説する。
習得できる知識
①フィルム用滑り剤の基礎(フィラー、潤滑剤など)
②フィルムの滑り性評価
③分散剤または表面処理によるフィラー分散法
④フィラーのフィルム滑り性及び透明性に与える影響
⑤フィラーによるフィルムのボイド削減及びスクラッチ性改善策
セミナープログラム
1.フィルムの滑り性に関する基礎事項
1-1 滑り性付与剤(滑剤)の基礎
1-1-1 無機・有機性微粒子(フィラー)
1-1-2 有機化合物(潤滑油など)
1-2 滑り性評価の基礎
1-3 フィルム表面特性評価
1-3-1 表面粗度
1-3-2 表面溶出(ブリードアウト)
2.滑り剤として有機オイル概説
2-1 有機オイル滑剤の種類と特性
2-2 ブリードアウトとそのコントロール策
3.滑り剤としての無機・有機フィラー
3-1 フィラー種とフィルム表面特性
3-2 分散・凝集のフィルム表面特性に与える影響
3-3 スラリー及びポリマー中でのフィラー分散の基礎
3-4 フィラーに適した分散剤の種類とその実際
3-5 フィラー種に応じた表面処理とその実際
4.無機・有機フィラーのフィルムの滑り性に与える影響
4-1 ポリオレフィン(PE,PP)用フィラー
4-2 ポリエチレンテレフタレート(PET)用フィラー
4-3 フィラーによる滑り性発現機構
4-4 フィラー種・形・大きさ・量と滑り性との関係
4-5 フィラーのフィルム透明性に与える影響
4-6 易滑高透明化のためのフィラー処方
5.滑り性以外のフィルム表面特性とその改善策
5-1 ボイド(空隙)発生とその低減対策
5-2 高硬度ナノフィラーによる耐スクラッチ性改善
6.まとめと質疑応答
セミナー講師
(公財)名古屋産業科学研究所 研究部 上席研究員(名古屋大学名誉教授) 小長谷 重次 氏
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。 - パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
-
ポリカーボネートとは?強度や加工性・難燃性は?アクリルとの違いも解説
ポリカーボネートは透明性が高く丈夫なプラスチック材料で、日用品をはじめ各種工業製品に幅広く使われており、私たちの生活に... -
-