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ステークホルダーの信頼を裏切るような不祥事を根絶する!
セミナー趣旨
JSOXと呼ばれる内部統制報告制度が施行されてから本年3月期で13年を経過しました。しかしながら,ステークホルダーの信頼を裏切るような企業の不祥事が絶えません。そのため,コーポレートガバナンス,コンプライアンスの一層の充実が企業に求められ,その基盤となる内部統制の的確な整備と運用が不可欠となっています。こうした背景から,従来からある内部監査業務に加え,内部統制の有効性評価の役割をも担う内部監査人の重要性が益々高まってまいりました。
本セミナーでは,米国系グローバル企業に永年勤務し内部統制の構築に携わり,米国JSOX法に基づく外部監査に対応し,更に内部統制のコンサルティング活動にも豊富な経験を持つ公認内部統制管理士の講師が,コーポレートガバナンスの基盤としての内部統制,内部監査の実施手順・監査技法,内部統制の有効性評価で求められる内部監査の視点と,内部統制報告書の作成で求められる開示すべき重要な不備の判定方法を事例を使って分かりやすく講義致します。内部監査部門に従事されておられる方々にとって有益なセミナーとなります。是非ご受講下さい。
セミナープログラム
- 1.コーポレートガバナンスの基盤としての内部統制
- (1)経済のグローバル化に伴う内部監査の役割の変遷
- (2)ステークホルダーとの関係に係る新たな視点
- (3)統合報告書
- (4)三様監査体制
- 2.内部監査の実施技法と内部監査報告書の作成
- (1)査閲①・総論
- (2)査閲②・業務監査における査閲例
- (3)査閲③・経営分析的技法による査閲例
- (4)査閲④・CAATの利用による査閲例
- (5)検証①・総論
- (6)検証②・業務監査における検証例
- (7)検証③・会計監査における検証例
- (8)サンプリングの種類と方法とは?
- (9)統計的サンプリングの3要素
- (10)統計的サンプル数
- (11)内部監査報告書の記載要件とは?
- 3.JSOX内部統制の有効性評価で求められる内部監査の着眼点
- (1)内部統制報告制度に関する金商法と会社法との関係
- (2)JSOXでの内部統制の目的とは?
- (3)内部統制監査の対象範囲① −全社的内部統制
- (4)内部統制監査の対象範囲② −業務プロセス統制(1)
- (5)内部統制監査の対象範囲③ −業務プロセス統制(2)
- (6)全社的内部統制監査の実施 −査閲と検証
- (7)業務プロセス統制監査の実施 −査閲と検証
- 4.開示すべき重要な不備の判定
- (1)内部統制報告書で開示すべき重要な不備を表明した企業数
- (2)内部統制が有効でないと表明した企業の実例・2021年3月期
- (3)開示すべき重要な不備の判定の留意点
- (4)内部統制における不備とは?
- (5)開示すべき重要な不備の判定プロセス(1)−金額的・質的重要性
- (6)開示すべき重要な不備の判定プロセス(2)−発生可能性
- (7)開示すべき重要な不備の判定マトリックス
- (8)開示すべき重要な不備の判定例
- (9)上限逸脱率
- (10)内部監査報告書提出後,内部監査人のすべき事柄
- 5.まとめ
- (1)正直な記載
- (2)開示すべき重要な不備があった場合の監査意見の種類
- (3)継続的改善
- ◎ 質疑応答
セミナー講師
公認内部統制管理士(CICM) 経営士 小林経営士事務所代表 小林 祥三 氏
セミナー受講料
39,000円(消費税込)
※テキスト代を含みます。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:00 ~
受講料
39,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
コンプライアンス
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