以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
菌・ウイルスの不活性化に向けた材料の開発、
付着防止表面設計と関連規制の解説!!
セミナープログラム
<10:30〜12:00>
1.抗ウイルス・抗菌フイルム『リケガード®』の製品開発と今後の展望
リケンテクノス(株) 安藤 幹規 氏
【講演概要】
本講義では、UVコーティングを利用した抗ウイルス・抗菌製品『リケガード®』について、その設計方針や性能などを紹介させて頂くと共に、市場のニーズに応え、 反射防止機能、遮熱機能等の様々な機能と抗ウイルス性を複合化した製品を開発進めております。そのような各種応用製品の展開に関しても紹介致したく考えております。
1.リケガード®の基本開発設計
1.1 抗ウイルス・抗菌剤の選定
1.2 塗料の処方設計
1.3 リケガード®の抗ウイルス剤・抗菌性能
1.4 リケガード®の展開
1.4.1 REPTYシリーズ、
1.4.2 RIVEXシリーズ
1.4.3 FSシリーズ
2.各種リケガード®の展開
2.1 フイルムに求められる性能
2.2 防眩(AG)グレード
2.3 反射防止(AR)グレード
2.4 施工性重視グレード(BL)
2.5 柔軟性を持つグレード(STR)
2.6 高耐候性(HW)グレード
2.7 遮熱グレード
【質疑応答】
<13:00〜14:30>
2.抗菌、抗ウイルス、抗バイオフィルムの基本方策と表面処理による対策事例
日本工業大学 伴 雅人 氏
1.感染防止における「モノ」の表面の重要性
2.細菌・ウイルスの材料表面での様態
2.1 細菌とウイルスの構造
2.2 細菌とウイルスによる感染
2.3 細菌の表面での生存法(バイオフィルム)
2.4 ウイルスの材料表面での「生存」
3.抗菌・抗ウイルスのための材料表面設計
3.1 どのように増殖を抑えるのか
3.2 抗菌・抗ウイルスの一般的な処理方法
3.3 材料表面を設計するための指針
3.4「殺菌・不活化」のしくみ
3.5「付着防止」のしくみ
4.さまざまな表面処理技術・研究
4.1 細菌の増殖抑制のための表面処理
4.2 ウイルス不活化のための表面処理
4.3 最近の研究の方向性から
5.まとめと今後の課題
【質疑応答】
<14:40〜16:40>
3.抗菌・抗ウイルス加工製品の認証制度と関連規制について
(一社)抗菌製品技術協議会 藤本 嘉明 氏
【講演ポイント】
抗菌加工製品は日本の古い文化を背景に日本で生まれた製品であるが、国内市場はさらに拡大しているが、アジア、欧米等にも次第に普及しつつある。また国際的な新型コロナウイルスの感染拡大にともなって、抗ウイルス加工製品に対する関心も急速に高まっており、その成長が期待されている。 本講座では抗菌・抗ウイルス加工製品の意味や効果について確認すると共に製品加工に利用される薬剤の種類、特徴、安全性等について紹介し、製品加工のプロセスやその品質管理方法について説明する。
現在、抗菌・抗ウイルス加工製品については信頼でき安心できる製品を普及させるためいくつかの関連業界団体により認証登録が行われている。本稿では広い分野を対象にこの活動を進めている抗菌製品技術協議会(SIAA)の認証制度について説明するとともに、その製品登録状況から市場の実態を明らかにする。
抗菌・抗ウイルス加工製品の国際的な普及にともなって問題となる表示等に関する国内外の規制について解説する。
最後に、SIAAでは抗菌・抗ウイルス加工製品の国際的普及を目指しており、そのための活動状況についても触れる。
以上より本講座は、抗菌剤、抗ウイルス加工剤、抗菌・抗ウイルス加工製品の技術開発、市場開発に携わっている企業の研究、製造、企画、営業部門の皆様にご参考になるものと考えております。
1.抗菌・抗ウイルスとは何か?(定義)
2.抗菌・抗ウイルスの意味と効果
3.日本における抗菌・抗ウイルス加工製品の歴史
4.抗菌剤・抗ウイルス加工剤について —種類、特徴、作用メカニズムなど—
5.抗菌剤の抗菌性能試験方法
6.抗菌剤、抗ウイルス加工剤の安全性基準
7.抗菌剤の選び方
8.抗菌・抗ウイルス加工製品の製造プロセスと品質管理
9.業界別の抗菌・抗ウイルス加工製品の認証制度
10.SIAAの抗菌・抗ウイルス加工製品の認証制度
(1)SIAAとその活動について
(2)抗菌加工製品の認証基準と登録状況
(3)抗ウイルス加工製品の認証基準と登録状況
11.抗菌・抗ウイルス加工製品の表示と規制
(1)国内の抗菌関連化学物質規制
(2)米国の関連法規
(3)欧州の関連法規
12.抗菌・抗ウイルス加工製品の国際的普及
【質疑応答】
セミナー講師
1. リケンテクノス(株) 研究開発センター フイルム開発室 第4グループ 安藤 幹規 氏
2. 日本工業大学 基幹工学部 応用化学科 教授 博士(工学) 伴 雅人 氏
3. (一社)抗菌製品技術協議会 事務局 顧問 藤本 嘉明 氏
セミナー受講料
1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,500円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。 - パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
シリカと医薬品、医薬品添加剤に使用される合成シリカとは
【目次】 1. 合成シリカ 合成シリカの多くは、衣食住をはじめさまざまな産業で使用されていて直接お目にかかることはあまりありません... -
シリカと地熱発電、シリカスケールの発生を予防できる技術とは
【記事要約】 シリカと地熱発電、地熱発電は自然の環境に依存する要因が大きく、常に熱水の温度、圧力、シリカ濃度が変化している。これがシ... -
シリカとプラスチック、アンチブロッキング剤とシリカ
【記事要約】 今回、プラスチックと合成シリカの関係について、フィルムのアンチブロッキング剤への使用を例にについて解説します。合成シリ... -
シリカの構造、次世代のシリカ材料、希少価値の高いシリカとは
【記事要約】 SiO2の結晶構造には、低温型石英、高温型石英、 低温型トリディマイト、高温型トリディマイト、低温型クリストバライト、...