設備総点検の進め方セミナー（２日コース）

「真に設備に強いオペレーターを育成する」それがＴＰＭの自主保全活動の要ともいえる第4ステップ（設備総点検）の目指す姿です。設備の機能・構造をよく理解したうえで、知識・理屈に裏付けられた日常点検を行えるようにするために必須項目について解説し、成果に直結する手順・方法を習得していただます。

【研修の狙い】５Ｓ・自主保全

　ＴＰＭは、あらゆるロスをゼロにするために全員参加によっ て行う活動であり、現場第一線のオペレーターによる自主保全 活動が特色のひとつにあげられます。 　自主保全活動は、ステップ方式で展開され、基礎段階ともい える第1～第3ステップでは、オペレーターの「五感と経験」 を頼りに、劣化を防ぐ活動が中心となります。さらに、第4ス テップは、自分たちの設備の構造・機能をよく理解し、理屈に 裏付けられた日常点検を行い、管理のサイクルを回しながら、 「真に設備に強いオペレーターの育成」を目指す自主保全の要 ともいえるステップなのです。 　本セミナーでは、第4ステップ「総点検」の展開手順に沿い ながらそのポイントを理解していただきます。また、とくにサ ークルリーダーが習得すべき重要項目（①サークルメンバーへ の伝達教育の準備　②サークルメンバーへの伝達教育の実施　 ③総点検の実施　④サークルミーティング、不具合リストの作 成・対策立案　⑤不具合項目の改善実施　⑥日常点検仮基準の 作成　⑦点検スキルチェック　⑧自主診断と受診申請）につい て学び、講師による講議、総点検部位毎のチェックシートの作 成演習、総点検教育の実習をとおして、大きな成果に直結する 手順・方法を身につけていただくことをねらいとしております。 　この機会に、ぜひ本セミナーへのご参加をいただきますよう お勧めいたします。

【受講対象者】製造部門の管理・監督者、自主保全分科会・教育分科会メンバー、ＴＰＭ推進担当者

【講師】福士修成 （日本能率協会ｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ TPMｺﾝｻﾙﾀﾝﾄ）

【プログラム】