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njectableゲル材料、スプレー材料、シート材料など
様々な癒着防止材材料の評価・開発ポイントを解説!
セミナー趣旨
腹膜癒着を抑制する材料として、Seprafilm(米Genzyme社)、Interseed(米Jhonson&Jhonson社)に加えて最近はアドスプレーが上市された。しかし依然として癒着防止性能や臨床医の使用感を完全に満たすような癒着防止材は存在していない。我々はinjectableゲル材料、スプレー材料、シート材料などの様々な検討を行うとともに、肝臓切除後の癒着に着目して研究を行っている。本講演では、基礎的な事項の解説から始まり、最新の研究も紹介しつつ、癒着防止材開発の評価ポイントを考えていく。
習得できる知識
・腹膜癒着防止材料開発するのに必要な最小限の工学的、および医学的な知識
・腹膜癒着防止材料の動物モデルの事例
・腹膜癒着防止材料の開発事例
・癒着防止におけるDDSや再生医療のアプローチの利用
セミナープログラム
1.腹腔、腹膜、腹膜癒着
1-1.腹腔の解剖生理
(1)腹膜の構造、断面形状
(2)腹膜表面積の実測
(3)腹腔臓器の位置と漿膜の関係
1-2.腹膜構成細胞の性質
(1)腹腔構成細胞―中皮細胞・腹腔Mφ・繊維芽細胞
(2)腹膜中皮細胞の性質
2.腹膜癒着
2-1.腹膜癒着の病理
(1)正常治癒と腹膜癒着
(2)癒着の過程と細胞数の変動
(3)フィブリンブリッジの形成
(4)腹腔Mφの性質
(5)腹腔液の循環と癒着
(6)腹腔鏡と癒着
(7)最近のトピックス1:MSCの応用
(8)最近のトピックス2:MMT(中皮間葉転換)と癒着
2-2.動物モデルの選択
(1)盲腸擦過/腹壁切除モデル
(2)子宮角擦過モデル
(3)ボタン形成モデル
(4)肝臓切除モデル
(5)その他のモデル
3.腹膜癒着防止材料
3-1.認可されている癒着防止材料
Seprafilm、Interceed、Intergel、Precrude、Repel-CV、アドスプレー
3-2.In situ架橋ハイドロゲルを用いた新しい癒着防止材料
(1)コンセプト
(2)材料の選択
(3)ハイドロゲルの物性
(4)細胞毒性
(5)ウサギ癒着モデルによる癒着防止効果と材料設計の関係
3-3.スプレー材料の新たな開発
3-4.シート状マテリアルの新たな開発
3-5.材料設計に与える因子の議論
4.ドラッグデリバリー機能の利用
4-1.tPAの利用
4-2.ステロイド剤の利用(その他抗炎症薬も)
4-3.PLGA粒子とのハイブリッド化
4-4.最近のトピックス1:抗TGF-β阻害ペプチド
4-5.最近のトピックス2:HIF-α阻害 他
癒着防止剤、医用材料、材料評価、ハイドロゲル、セミナー、講習会
セミナー講師
東京大学 医学部 疾患生命工学センター 教授 博士(工学) 伊藤 大知 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
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開催日時
10:30 ~
受講料
55,000円(税込)/人
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開催場所
全国
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 高分子・樹脂材料 医薬品技術
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