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質感動向&ニーズの変化、内装開発への感性工学の適用
CMFデザインと車両開発、
触感の定量評価法と自動車内装材料への応用
上質さ・心地よさ・快適さ・安心感など、人の感性に響く自動車内装の実現に向けて!
自動車内装質感の動向とニーズの変化/内装開発における感性工学の適用/CMFデザインの基礎と車両開発への適用/素材の触感・心地よさ・風合い等の計測・評価法と材料設計への応用/について、4名の講師がそれぞれ解説します。
セミナープログラム
第1部【11:00~12:10】
「自動車内外装加飾CMF&HMI動向」
欧州モーターショーや家電見本市を中心とした現地取材(プレス取材)による、樹脂や素材のディテールやサプライヤーの新たなHMI技術情報などを、ディテール画像や動画によって現状の動向情報を提供します。
社会背景(デジタルトランスフォーメーションやサーキュラーエコノミー等)の動向、高級嗜好品から安心・安全・快適への求められるニーズの変化を紹介します。
<得られる知識>
デザインだけでなく社会背景や現状の動向、サプライヤー動向も含めた幅広い視点での情報を得られる。
<主な受講対象者>
CMFデザイナー、材料技術担当、商品企画 など。
- 社会動向
- サステイナブル社会
- ウェルビーイング社会
- 内外装質感動向
- 内装空間動向
- 本物加飾(木質、金属、皮革、繊維)動向
- 人工加飾(表皮、フィルム加飾動向)
- 成形加飾(シボや3Dテクスチャー、2色成形表現等)動向
- 光透過加飾動向
- HMI加飾動向
- 今後の質感動向
- 次世代アンビエントインテリアと照明動向
□質疑応答□
第2部【13:00~14:10】
「自動車内装における感性工学の適用・質感価値向上への取り組み」
自動車業界はCASE対応など大きく変化する中、マツダは、人間中心でお客様に走る歓びを提供するクルマ造りを目指している。内装の質感についても、人の感覚や感性を研究し、定量化することでお客様に上質さを伝えるモノ造りを行ってきた。これまで量産開発で実施した取り組み事例を基に具体的な手法やその考え方について紹介する。
<得られる知識>
人の感覚や感性の領域を定量化しモノ造りにつなげる手法。
<主な受講対象者>
製造業で付加価値としての質感や上質さの付与をご検討されている方
自動車関連のメーカー様 など
- 自動車内装質感向上の取り組み事例
- 内装材の表面質感
- 加飾の質感と機能
- 触感の質感研究事例
- 量産車への織り込み事例紹介
□質疑応答□
第3部【14:20~15:30】
「CMFデザインの基礎と感性に訴える自動車のCMFデザイン開発」
昨今注目が高まっているCMFデザイン領域ですが、興味はあるものの学ぶ機会がない人もまだまだ多いと感じています。
この講演では、CMFデザインの基礎から、CMFデザインが人に与える効果を解説するとともに、車両開発の中でどのようにCMFデザインを構築していくのか、開発プロセスを紹介します。また、CMFデザイナーに求められるスキルなどについても紹介します。
<得られる知識>
・CMFの基礎知識
・CMFデザイン構築のプロセス
・CMFデザインスキルの上げ方
<主な受講対象者>
・CMFの基礎知識を身に着けたい方
・CMFデザインを学びたいが、機会がない方
・車両開発の中でCMFデザイナーがどのような仕事をするのか知りたい方
・好き嫌いで語られやすい色や素材をどのように提案するのか知りたい方
- CMFデザインとは
- CMFデザインが人に伝えるもの
- 車両開発の中でのCMFデザイン構築プロセス
- リサーチ~コンセプト作成までの流れ
- マテリアルサンプリング
- 具現化に向けた共創
- CMFデザイナーに求められるスキル
- CMFトレンド 今後の展望
□質疑応答□
第4部【15:40~16:50】
「素材の触感・心地よさ・風合い等の計測・評価法と材料開発への応用」
テキスタイル(繊維製品)素材の触感評価に関する研究は1960年代から行われています。テキスタイルはその柔らかさから、人の感覚になじむものとして用いられていますが、テキスタイルの特性を把握し、その触感を客観的に評価するには、柔らかいがゆえの難しさがあり、適切な条件設定による測定が必要になります。
このテキスタイルに関する手触り、心地、風合い等の計測・評価の手法は、人が触れて用いるもの全ての触感の評価にかかわっており、自動車内装材料のような硬い材料の触感への応用、設計につなげることができます。生活の中で触れて用いる素材の触感評価の基礎として、まずテキスタイル素材の触感・心地よさ・風合い計測および評価法について解説し、具体的な事例を取り上げて、材料開発への応用について紹介します。
<得られる知識>
・テキスタイルの構造と特性に関する基礎
・テキスタイルの触感・風合いの主観評価および客観評価の方法
・人が触れて用いる素材の触感の良さに対する材料設計
<主な受講対象者>
商品開発に携わる技術者、商品企画担当者、その他にも官能評価を実施する担当者
- 人の感覚
- 心地よさとは
- 着心地、寝心地、座り心地など
- 心地よさの要素 衣服内気候・衣服圧・肌触り
- 皮膚の感覚
- 感覚計測と評価
- 評価の種類
- 心地よさとは
- テキスタイルの触感(風合い)
- テキスタイルの触感・風合いの定義
- 風合い研究の歴史
- 標準化された風合い
- 触感の主観評価の方法
- テキスタイルの特性とその測定
- 力学的特性
- 表面特性
- 熱・水分・空気の移動特性
- テキスタイルの触感の定量評価と評価式
- 主観評価と客観評価との関係
- 客観評価式とその意味
- テキスタイルの触感・風合いの定義
- 触感の定量評価方法の応用
- 皮膚特性とテキスタイル
- テキスタイル、樹脂材料
- 応用例
- 自動車シート用布地の風合い評価
- 皮革製品
- 自動車シート用皮革の風合い評価
- 樹脂、複合材料を用いたインパネ、ハンドルの触感評価
- その他
□質疑応答□
セミナー講師
第1部【11:00~12:10】「自動車内外装加飾CMF&HMI動向」
株式会社ピクセルエー 代表取締役社長 山本 義政 氏
第2部【13:00~14:10】「自動車内装における感性工学の適用・質感価値向上への取り組み」
マツダ株式会社 車両実研部 福井 信行 氏
第3部【14:20~15:30】「CMFデザインの基礎と感性に訴える自動車のCMFデザイン開発」
株式会社本田技術研究所 デザインセンター オートモービルデザイン開発室 プロダクトデザインスタジオ アシスタントチーフエンジニア 唐見 麻由香 氏
第4部【15:40~16:50】「素材の触感・心地よさ・風合い等の計測・評価法と材料開発への応用」
神戸大学 大学院人間発達環境学研究科 教授 博士(学術) 井上 真理 氏
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーをお申込みの場合、上記キャンペーン価格が自動適用になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
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配布資料
- 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
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