コア技術価値の再定義による真の新規事業テーマ立ち上げと育て方

セミナー趣旨

新型コロナウイルスによるパンデミックは、４．８兆円といわれる日本のインバウンド需要を一瞬にして消失させるほどに、現代のビジネスがいかにハイリスクな環境にあるかを顕在化させました。このパンデミックから学ぶべきは、特定の事業、特定の市場に依存することへの“リスクの高さ”です。企業は、新しい事業を次々と創出していく進化できる組織に転換していかなくてはいけません。

一方で事業開発リーダーは、「新規事業テーマを企画しても経営陣の承認を得られない」や「新規事業テーマをどうやって立ち上げ育てるべきかが分からない」という悩みを抱いておられるでしょう。

もはや小手先だけで新規事業テーマを考える“イノベーションごっこ”の時代は終わりました。これから必要なことは、本当にその会社が行うべき新規事業テーマの見極めであり、それを現実を見据えて育てることにあります。そのためには、自社が有するコア技術の価値を再定義することから始める必要があります。

本セミナーでは、経営陣から承認が得られる“真の新規事業テーマ”の見極めを行うために、自社のコア技術価値をどのように再定義すべきか、そして、それによりどのような新規事業構想を描くべきかを、理論だけでなく豊富な事例を交えながら学んで頂く場とします。

受講対象・レベル

研究開発部門や新規事業開発部門の方

セミナープログラム

１．今起きている変化について
　　　　・パンデミックがもたらした変化の本質は何か
　　　　・これからのモノづくり企業が進むべき方向性とは

２．コア技術の価値を再定義
　２．１　なぜ自社のコア技術を起点とするのか
　　　　・ニーズ起点での新規事業開発が限界にきている
　２．２　強みを活かす技術転用のメカニズム
　　　　・ユーザーが求めている技術の本質とは何か
　　　　・強みに対する目線を変える
　２．３　変化を捉えた市場機会の創出
　　　　・変化があるところに新たなニーズが生まれる
　　　　・現在の課題ではなく将来の課題に対応する

３．自社が行うべき真の新規事業構想
　３．１　経営者は見ている景色が違う
　　　　・なぜ経営者は新規事業テーマを否決するのか
　　　　・経営者が新規事業テーマを承認するケースとは
　３．２　新規事業構想の組み立て方
　　　　・事業ドメイン
　　　　・競合分析
　　　　・ＳＴＰ分析
　３．３　まだ見ぬ新市場をいかに想定するか
　　　　・新市場の創出とは
　　　　・新市場の定義と市場規模の推定方法

４．新規事業の育て方
　４．１　ビジネスモデルチェンジ
　　　　・新規事業開発を成功させるためには組織が進化しなくてはならない
　４．２　自社技術を活かすオープン・イノベーション
　　　　・外部の力を活かして新しい市場を開拓する
　４．３　現実を見据えた戦略的な新市場開拓
　　　　・事業をいかにして育てるか

５．おわりに

※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。

セミナー講師

知財務株式会社　古庄 宏臣　氏

セミナー受講料

会員　41,800円（本体　38,000円）

一般　46,200円（本体　42,000円）

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
（所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。）
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

Zoomセミナーをご希望の方はお申込の前に以下2点ご確認ください。

①【回線速度環境　確認のお願い】
下記URL内の「GO」を押していただき、下記以上の数字が表示されていれば視聴可能な環境です。
DOWNLOAD Mbpsが「50～80」以上
UPLOAD Mbpsが「30～50」以上
https://beta.speedtest.net/

②【動作確認　確認のお願い】
下記URL内「参加する」を押していただき、動作確認をしてください。
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