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メタサーフェスの原理・特徴、作製方法と応用を解説
セミナー趣旨
自然界にない光学特性を示す人工物質であるメタマテリアルは、製作の困難さから光の波長における製作例は少ない。一方リソグラフィ技術の進展によって、平面的な金属構造を容易に製作することが可能となった。とくに金属ナノ構造で生じるプラズモン共鳴などの応答を自在に制御することで、極薄の光学素子を形成する研究が近年進展している。この分野はメタサーフェスと呼ばれ、メタマテリアルの中でも特に実用化に近い分野として期待されている。本セミナーでは、メタサーフェスの原理・特徴、作製方法と応用について述べる。
受講対象・レベル
プラズモニクスの研究者/メタマテリアルの研究開発者、MEMS技術の従事者、新規ナノ材料の研究開発者/新規光学現象の研究者、次代の技術シーズ調査担当者/新規研究テーマ探索担当者など
習得できる知識
メタサーフェスの原理・特徴、作製方法と応用
セミナープログラム
1 メタマテリアルの基礎
1.1 メタマテリアルとは
1.1.1 物質の電磁場応答
1.1.2 誘電率と透磁率
1.1.3 負の屈折率と左手系物質
1.1.4 なぜ自然界に負の屈折率はないのか
1.1.5 メタマテリアルの歴史
1.2 メタマテリアルの応用と作成方法
1.2.1 スーパーレンズ
1.2.2 光クローキング
1.2.3 マイクロ波メタマテリアルの作成方法
1.2.4 可視メタマテリアルの作成方法
2 メタマテリアルからメタサーフェスへ
2.1 メタサーフェスの基礎と特徴的な光応答
2.1.1 ナノホール配列と異常透過
2.1.2 ナノスリットアレイの光透過
2.1.3 ナノ粒子・ナノロッドの光応答
2.1.4 プラズモニックナノアンテナ
2.1.5 プラズモン共鳴とアンテナ共鳴はどう違うか
2.1.6 電磁誘起透明化
2.1.7 Mie共振器
2.2 メタサーフェスの設計・製作法
2.2.1 電磁場シミュレーショ(FDTD,RCWA,COMSOL)
2.2.2 リソグラフィとリフトオフ
2.2.3 トップダウン加工法
2.2.4 ボトムアップ加工法
3 メタサーフェスの応用
3.1 メタサーフェス光学素子
3.1.1 レンズ
3.1.2 プラズモン収束レンズ
3.1.3 偏光子と逆偏光透過
3.1.4 光アイソレータ
3.1.5 位相子・波長板
3.1.6 ベクトルビーム生成
3.1.7 ホログラフィ
3.1.8 カーペットクローキング
3.1.9 熱輻射制御
3.2 可変メタサーフェス
3.2.1 透過強度変調
3.2.2 カラーフィルタ
3.2.3 可変レンズ
3.2.4 位相変調器
3.2.5 キラリティ変調
4 まとめと今後の展望
セミナー講師
岩見 健太郎 氏
東京農工大学 大学院工学研究院先端機械システム部門 准教授
セミナー受講料
49,500円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者44,000円(税込)
*アカデミック価格26,400円(税込)
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
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■ お申し込み後の流れ
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- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
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