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ハイドロゲルの様々な性質を理解することで、
医療・化粧品・食品・化学系など幅広い製品へ応用する!
ハイドロゲル作製のポイントと、形状制御のノウハウとは?
セミナー趣旨
ハイドロゲルは、水を含んだ架橋高分子材料です。多糖類やタンパク質などの天然物やPEGなどの合成高分子を用いた、様々な機能性ハイドロゲルが開発されています。含水率が高いという性質から、一般的に生体適合性が非常に高い材料が多いのが特徴です。ハイドロゲル中の膨潤・分解、界面での接着性、バルクの硬さや柔らかさ・伸び、反応や温度変化・溶解等による液体や固体からのゲルの形成、ゲル中の移動物性、生体適合性など、様々な性質を踏まえて、適材適所で材料を設計することで、医療、化粧品、食品、ヘルスケア産業など、生体が関わる分野でますます重要性を増しています。本講座ではハイドロゲルの基礎から応用までをコンパクトにご紹介します。
習得できる知識
・ハイドロゲルの基礎
・バイオマテリアルの基礎
・医療機器や再生医療への応用
・DDSへの応用
・化粧品・食品での応用
セミナープログラム
1.ハイドロゲルの基礎
1-1 ハイドロゲルとは
1-2 骨格ポリマー -各種ポリマーの性質、特徴-
1-2-1 合成高分子:PEG、アクリル酸 など
1-2-2 多糖類:ヒアルロン酸、アルギン酸、セルロース誘導体、キサンタンガム、
ジェランガム、カラギーナン、プルラン、ペクチン、グアーガムなど
1-2-3 タンパク質・ペプチド・DNA:ゼラチン、コラーゲン、アルブミンなど
1-2-4 無機ナノ粒子:Laponite、Bentoniteなど
1-3 架橋反応 -化学ゲルと物理ゲルの違い、それぞれの反応原理-
1-3-1 化学ゲル:有機合成反応 (in situ架橋、光反応)
1-3-2 化学ゲル:酵素反応
1-3-3 物理ゲル:イオン架橋
1-3-4 物理ゲル:温度変化
1-3-5 物理ゲル:その他
2.ハイドロゲルの性質
2-1 粘度と流動曲線、降伏流体、チキソトロピー:溶液の性質
2-2 ヤング率、剛性率、破断ひずみ:固体の性質
2-3 粘弾性
2-4 膨潤・分解、温度相転移
2-5 乾燥時の濡れ性:接触角
2-6 接着性
2-7 拡散性:薬物の移動など
2-8 生体適合性
3.ハイドロゲルの作製と形状制御
3-1 2液混合とスタティックミキサー
3-2 微粒化:アトマイザーとエレクトロスプレー
3-3 微粒化:膜乳化
3-4 乾燥多孔化:凍結乾燥
3-5 微粒化:スプレードライ
3-6 表面処理:グラフト重合とコーティング
3-7 微細加工:バイオプリンティング
4.医療への応用
4-1 止血剤
4-2 癒着防止材、創傷被覆材
4-3 組織接着剤
4-4 放射線治療、IVRへの応用
4-5 再生医療の足場材料、細胞封入カプセル
4-6 細胞・組織運搬材料
4-7 DDS担体、貼付薬
4-8 コンタクトレンズ
4-9 塞栓ビーズ
4-10 コーティング:人工血管、脳コイル
5.食品や化粧品への応用
5-1 Shear-thinningとShear-thickening
5-2 化粧品:クリーム
5-3 塗り込み材料の医療への展開の試み
5-4 食品:嚥下
5-5 内視鏡下での投与材料:医療への応用
5-6 マイクロニードル
■講演中のキーワード
・ハイドロゲル
・DDS
・再生医療
・医療機器
・化粧品
セミナー講師
伊藤 大知 先生 東京大学 大学院医学系研究科 教授
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
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配布資料・講師への質問等について
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それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
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(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
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